若木未生のレビュー一覧

  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続きが読めると思ってなかったので先日古本屋さんにコバルトの一式を譲り渡したばかりだった。久しぶりに読んで、どんな状況だったかを薄ぼんやり思い出しながら、こんなヘビーなところで中断されていたのかと呆れた(笑)が、続きが読めて良かった。しかし、また、さらにヘビーなところで中断している…。これじゃあ、希沙良も十九郎もイタすぎだろう。目の前にひどいケガ人がいるのに手当てせずに放置してるっぽい感覚。
    読み始めた頃に比べて自分が随分年をとったせいなのか、それとも若木さんの方がそうなのか、両方なのか知らないけど、そんなに1ページにたくさん文字が詰まっているわけじゃないのに、ページを捲るのに時間がかかった作品だった。一言一言がヘビーなのね。
    自分の中で深く意味を噛み締めるために反芻したり。
    登場人物間の会話が、みじかい時間のほんの短い会話なのに、ザラッと抉るように痛かったり、何かを突いたり、信頼関係ってこんなにキツイものだったけ、大変だなと思わされたり。
    そりゃ、書くのにも時間がかかったんだろうな、と思った。
    搾り出して書いてるっぽい。
    続編、ちゃんと、出ると良いな。

    0
    2011年06月10日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

    Posted by ブクログ

    待ちに待った続編。いつの間にか読み始めた年齢の倍以上の年齢になってしまいました。
    以前、幸せになろうねって言った亮介の言葉を思い出した。十九郎は幸せなならなきゃだめだよ。絶対に。

    挿し絵にがっかりなのと、トクマノベルスを置いている書店が少なく、購入までに時間がかかってしまったのでその分マイナス。

    1
    2011年06月09日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久し振りのオーラバの新刊で、非常に嬉しい。
    とても待ち望んでいた。
    オーラバは私が初めて出会った若木先生の作品で、とても大事にしているもののひとつだ。

    子供だった私には、敵役に魅力があることが新鮮だった。
    ただの善悪ではなくて、どちらも悪くなくて
    一生懸命生きているだけで、それなのにうまくいかない。
    そういったことがあるのだ、ということを知ったのもこの頃だ。

    四劫という言葉は初めて知った。
    月みたいだな、とふと思った。この世の理は、やはり根はひとつなのかもしれない。
    無は終わりでなく始まり。
    そう悟れるまでには、時間やいろいろなものが必要なのだろうけれど。

    今までのシリーズの中で、私的十九郎の名台詞の中のひとつが
    「大丈夫だよ」
    である。
    大丈夫だと言わない十九郎に違和感。
    知らず知らずの内にその言葉を望み、そう言わせることを読者の自分までも押しつけてきたのか、と思った。

    力なんてなくなってせいせいする、と言うには忍様に近過ぎるし
    道の者として生きるには本家からは異端児過ぎる。
    そんな彼に比して、
    「忍の判断ミスだ」
    と言える希沙良は、やはり特異で貴重なのだと思う。
    「なぜ?」と問い、「神ではない、押しつけちゃいけない」
    と思う亮介ともまた違う優しさだ。
    ”外”にいるからこそ出来ることや、わかることがある。
    十九郎や諒に出来ないことが、希沙良や亮介には出来る。

    「すぐに自己責任って言葉を使うのは危ない」と亮介の言葉ははっとした。
    「幻滅しても見直させろ。どうせ一生のつきあいなんだから一度きりの合否判定じゃない」
    というのも、さらりと言っているがすごい台詞だ。強いし、信じている。
    それに対して、一生を信じられるようになった諒に心温まった。
    どんどんそうやって、変わって行ければ良いのだと思う。

    一番強いのは、やはり亜衣ちゃんだと思う。
    共に戦う力が無く、事情は知っているのに出だし出来ず、待つことしか出来ない。
    とても自分には耐えられそうにない。

    久し振りの新刊は嬉しいけれど、この一冊で皓との決着がつくわけもなく
    早く終わらせて欲しい様な、終わらせて欲しくないような、複雑な気持ち。
    十九郎には、最後には心から笑って欲しいと思う。
    希沙良のためにも、十九郎自身の為にも。

    0
    2011年05月20日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかく、続きが出てよかった。
    ちゃんと前回までのあらすじもついているので、思い出せました。

    ...しかし....ちがう、と私が言いたかったよ。これが読みはじめた10代前半だったら読むのをやめていたかもしれない。でももう大人だからちゃんと最後まで見届けることにした。何年かかるか分からないけど。新しい距離をちゃんとつかめたらいいね。それで幸せになれたらいいね。

    0
    2011年05月19日
  • GLASS HEART イデアマスター

    Posted by ブクログ

    グラスハート完結編。藤田貴美さんのイラストに惹かれ、手に取ったらグラスハートの完結編だった。いまさら?っていうか完結してなかったのかというのが、正直なところだが、もうなんていうか、夢みたいな一冊だ。

    0
    2011年04月18日
  • ハイスクール・オーラバスター 炎獄のディアーナ(前編)

    Posted by ブクログ

    シリーズ5作目を再読。
    話の流れ方がよどみなくていい。
    大人になった今読んでも、
    主人公二人の心の癖と葛藤の部分が魅力的だと思う。

    0
    2011年01月19日
  • いくつかの太陽

    Posted by ブクログ

    盛りだくさんな1冊。「目を覚ませ」が好き。
    ★4つにした理由は・・・書き下ろしかな。
    桐哉も好きなんだけど、今は断然、尚の気分だったから(笑)
    でも、好きです。やっぱり。

    0
    2010年11月08日
  • ハイスクール・オーラバスター ヘヴンズ・クライン

    Posted by ブクログ

    この間、久方ぶりにオーラバを読み返して、中学の時めちゃめちゃハマったことを思い出して過去にひきずられそうになった。この本も発売日に購入したはずが行方不明になったので再度、購入。早く新刊、出ろ~! いや、出てください。

    新刊の挿絵はどなたになるのでしょうかね。希沙良がカワイイといいな~(笑)

    0
    2010年11月03日
  • ハイスクール・オーラバスター 迷える羊に愛の手を

    Posted by ブクログ

    この前忍の話を読んだら何となくオーラバスターが読みたくなった。
    今読んでも十分楽しい。
    途中で寝ようかなーと思ったけど、しおりがなくてそのまま最後まで読んでしまった。

    番外編だけ残して処分してしまったのをちょっとだけ後悔。

    0
    2010年10月16日
  • 嵐が丘

    Posted by ブクログ

    新装版2冊目。
    今回は文庫版『ムーン・シャイン』+『嵐が丘』+書き下ろしの構成。
    書き下ろしの内容は前の新装版『グラスハート』の書き下ろしの続きみたいな話。

    0
    2010年11月05日
  • GLASS HEART グラスハート

    Posted by ブクログ

    文庫版も持っているんだけど思わず購入。
    …書下ろしがあるから買わずにいられなかったw

    文庫版『グラスハート』+『薔薇とダイナマイト』+書き下ろしという構成。
    書き下ろしは高岡尚が藤谷直季とまだテン・ブランクを組む前のあちこちのサポートをしている頃の話。

    久しぶりにこの話を読んで、ものすごく良いってわけじゃないけど懐かしいし、こういう雰囲気好きだなって思った。

    0
    2010年11月05日
  • GLASS HEART グラスハート

    Posted by ブクログ

    コバルトで書かれていた頃、リアルタイムに読んでました。やっぱり面白い。昔は、音楽に対する純粋さにあこがれて読んでいたけれど、大人になった今は"その場で響く音"だけではどうにもならない人間の複雑な感情の方にいっそうの面白みを感じます。

    あの頃の自分には、繊細すぎて複雑すぎて読み取れなかったことが、今の自分が読み返してみたら少しは読み取れるようになってました。この本の表現は、言葉はまっすぐなのにどこか回りくどくて、センシティブな印象。でも、本当の人の感情ってそういう曖昧なものなのかも。

    昔から思ってはいましたが、この人の書く文章ってコバルトで出すには繊細で複雑すぎるなぁ…と今になってもやっぱり思いました(笑

    0
    2010年03月22日
  • ハイスクール・オーラバスター 炎獄のディアーナ(前編)

    Posted by ブクログ

     女性の髪を切って傀儡を作る妖者が現れる。そして、その影には…という話の前編。この巻から、妖者との戦いとか、術者同士の関係とか、一気にストーリーが加速してゆく「始まりの巻」だと思う。冴子の正体とか、忍との関係とかについて、本格的に追及が始まったりだとか。

     諒と亮介が、亮介の部屋で、並んで腰掛けて話すシーンは、個人的にはシリーズ名場面ベスト5に入ると思う。「お前は卑怯者なんかじゃない」と、自分のせいで家族を喪った諒に言う亮介の優しさにジーンとしました。

     そしてとてつもなく極道な所で終わってるという…。続きが出た今だから、平静を保って読めるような、非道なシーンで「続き」になっています。今だったら、十九郎はきっと携帯電話を持っているから、こんな展開にはならなかっただろうなと、ちょっと思ってみたり(笑)。

    0
    2010年02月16日
  • ハイスクール・オーラバスター 迷える羊に愛の手を

    Posted by ブクログ

     シリーズ初の番外編。地方に出張している時の諒と冴子の話、都内で妖者に狙われている女の子に出会った希沙良と十九郎の話などなど計4編を収録。女の子目線というか、女子高校生、中学生目線の話が多いですね。同じ作者のグラスハートとはまた全然違う文体ですが。

     このシリーズは本当に、巻数を追うごとに、段々と人間の醜さだとか痛みだとか真に迫ってゆく作品だと思うので。それが魅力なんだけれど、まだ、妖者との戦いが本格化する前の、ある程度は平和なこの本の空気感が、今読むと本当に、懐かしい。希沙良と十九郎のまだ破綻ギリギリを渡っていない、じゃれ合えるような距離感とか。正体を明かさない冴子と、そこに切れ込めない諒の、喧嘩してるんだか助け合ってるんだか分からないやりとりとか。

     オーラバスター、若木作品の独特の文体が好きな方はゼヒ。

    0
    2010年02月06日
  • ハイスクール・オーラバスター セイレーンの聖母

    Posted by ブクログ

    十九郎と希沙良の深すぎる絆が初めて明かされた巻。ただのサイキック・アクションに終わらない、ナイーヴな人間関係が既にこの頃から見え始めていて、それも魅力。


    後の十九郎の宿敵、皓が現れるといっても、まだまだシリーズ序盤。諒や亮介、冴子の掛け合いも楽しい。


    オーラバは、何度読んでも「面白い」と思うから不思議だ。初めてこの物語に出会った時、私は中学生で、途方もなく影響を(良い意味で)受けた小説なんだろうな。自分が「面白い」と思う価値基準をむしろ、この小説に教わった気がする。

    どれほど時間が掛かっても良い。私はこの物語の結末が、どうしても読みたいと、今も思う。そんなシリーズの第2巻。

    0
    2010年01月08日
  • GLASS HEART イデアマスター

    Posted by ブクログ

    でてたんですね、知らなかった…。
    ずっと読んでた大好きなシリーズで無事完結してくれて嬉しいです。寂しい気持ちもあるけど、やっとか…って気持ちも強いです(というか忘れかけてたし)。
    昔ほど純粋にのめりこめないのが悲しいですが、おもしろかったです。

    というか、オーラバのほうも早く完結させて欲しい…いや、完結じゃなくてもいいから続き!
    と思ってたら、今、準備中らしいのでそう遠くないうちに読めるのかな。

    0
    2009年11月12日
  • GLASS HEART イデアマスター

    Posted by ブクログ

    グラスハートシリーズの完結編が出ていたことを知り、いさんで購入。
    思ってたより、ゴタゴタしてなくて、ほっとしたような物足りないような……^^;
    ユキノに対しては、本人も言っていたけど、完膚なきまでにたたきのめしてほしかった。
    坂本くんVS藤谷先生は、納得。
    きちんと終わってくれてよかった。終わっても、たぶんずっとグラスハート大好きです。

    0
    2009年10月04日
  • ハイスクール・オーラバスター 星を堕すもの 後編

    Posted by ブクログ

    オーラバ大好きだった!
    マンガ版の「十戒」をジャケ買い(?)したのが始まり。
    杜さんのイラスト大好き。どんどんキレイになっていって。
    その中でも一番好きな表紙がこれ。
    (希沙良が好きってのもあるけど。)
    だからイラストが杜さんから変更になった時にどうしても馴染めずに買うのを止めてしまった;

    0
    2009年10月04日
  • GLASS HEART イデアマスター

    Posted by ブクログ

    ずうっと待っていた!!ついに完結「グラスハート」シリーズ。思い入れで★4だ!朱音の選んだものすべてが、今までの積み重ねを何一つ裏切っていなかったのが本当に嬉しい。

    0
    2009年10月04日
  • GLASS HEART イデアマスター

    Posted by ブクログ

    高校生ぐらいの時に読んでいた本の完結作。
    出版社も本の大きさも変わってました。
    我ながら良く見つけたなぁ。

    昔のワクワク、ドキドキした気持ちを思い出しました。

    0
    2009年10月04日