【感想・ネタバレ】GLASS HEART グラスハートのレビュー

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憧れの世界

2022年09月30日

憧れの人を偶然町中で見かけて。それとは全く関係ない事情でその人とも一緒にバンドを組むようになった朱音ちゃん。

メンバーのなかで一番家族関係の葛藤がなく生きてこられた人なのか、バランスを取るのが上手いのか。どうにかこうにか馴染んで?いってるのが頼もしいです。

#笑える #アツい #切ない

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Posted by ブクログ 2015年03月24日

バンド小説。彼らが音楽を奏でるシーンはどれも鳥肌がたつくらいかっこいいです。レコーディング中の神経すりへらす大喧嘩とか、熱狂的ファンの驚異的行動とか、音楽業界のドロドロしたところとか、いろんなものが詰め込まれています。最終巻のラストシーンが最高に好きです。

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Posted by ブクログ 2011年10月15日

私が、学生時代に読んで衝撃を受けたシリーズの新装版。
この本と藤田貴美さんの「EXIT」の影響で大のバンド好きになりました。
ライブに行って生音を聴かないと!と思ったのもこの頃からだったな~。
今、読んでも面白いです。

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Posted by ブクログ 2011年06月21日

あぁ。なんか、まだ、みんな。若いな。と。ムダにキャーキャーしているというか。熱とか。そういう。なくしたモノがここにあって。ちょっち。さみしくなる。

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Posted by ブクログ 2011年04月18日

cobalt連載時に飛び飛びで読んでいた。当時は西条のキャラクターが苦手で、感覚的な文体が苦手で、藤谷先生が意味不明だし、バンド物はEXITがあるから正直小説はどうなんだろう、と本を買うまではしていなかったので、いろいろ読み逃していたんだなあ、と今痛感する。確かに最初は文章がとにかく読みづらいんだけ...続きを読むれど、こんなに透明で繊細で痛々しい、身を削るような話だったんだ、と引き込まれた。すごいなあ、十代ってこんな感じだったかもしれない。もう一度読めて良かった。
書き下ろしもあるので、買うのを迷っている人も買って良し。

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Posted by ブクログ 2010年08月12日

懐かしい!!
読み返すと、本気で音楽に没頭していた事を思い出す。
ただひたすら楽しかった頃、この本を読んでいた。

でも、なんでかな。
昔を思い出すのと同時に今の社会人としての自分を省みたくなる部分も多々あった。
きっと、自分が甲斐さんに、セリカに似てきているからだと思う。

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Posted by ブクログ 2010年03月26日

じっくり読みたい。けど、時間が足りない・・・。
というわけで、書き下ろしの『あたらしい朝』だけ先読み。

高岡くんが若い〜。
藤谷君との友情は、ホント、昔から細切れに繋がって現在に至るのね。
そんなカンジ。

やっぱり、GLASSHEARTの世界は好きです。
早く最初から全部読みたい。

続巻も、絶...続きを読む対出版して下さい!待ってます。

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Posted by ブクログ 2010年03月18日

コバルト文庫で読んでいたのですが、いつの間にか手放していたシリーズ。最終巻が発売された事がきっかけで再びグラスハートに戻ってきました。
スキ。
なにを置いても、この一言に尽きる。

早く続きが読みたいーー。

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Posted by ブクログ 2010年03月08日

文庫版はもちろん持っているのだけど、そんな、書き下ろしが入るなんてなったら、そんな、買うに決まってんじゃんよーー!!
しかも尚のお話・・・!!涙。
また彼らの話が読めて幸せです。当然★5つ。

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Posted by ブクログ 2010年03月07日

青春そのものと言っても過言ではない、私にとって大切な小説。
当然当時発行の文庫は持っているけれど購入。

イラストは羽海野チカさんのものが一番好きだったので
そのあたりは多少残念ではあるものの
2冊分がひとまとめになっている点、最終巻と同じサイズになる点は嬉しい。

再収録分について多くを語るつもり...続きを読むはないが
パワフルでキュートな朱音を主人公において
ライトノベルらしい軽くスピード感のあるテンポと
重く痛々しい心情のバランスが程良く
随分前の、それこそテレホンカードが普通に出てくる時代の物語なのに
違和感を然程感じない。
初めて読んだときに感じた『熱』を、今も変わらず感じることが出来る。


書き下ろしは『あたらしい朝』。
個人的に、尚と藤谷さんの若い頃の話は好きなので嬉しい。
必死にやりたいことに食らいついて、好きだからやっているはずなのにわからなくなってきて
辛い気持ちですら麻痺して、そんな自分に嫌気がさして
壊れかかっていて、いっそ壊れないことが苦しい。

尚の痛々しい日々がぐさぐさと突き刺さってくる。
この頃の彼にとって、どれだけ藤谷さんが眩しく、羨ましく、憎い存在だったことか。
そしてこの頃の彼にとって到底信じられないことだろうけれど
藤谷さんにとって尚がどれだけ眩しく、羨ましく、憎い存在だったかと思い、二重に痛く息苦しくなる。

先生としか呼ばれない日々。
誇りでもあり重荷でもある。
みんなが敬意を払い、先生にへりくだって仕事を頼んできてはネームバリューを利用しようとする。
そんな中で藤谷個人を見て、「一緒にやろう」と言ってきた尚の存在がどれだけ貴重だったのか。

「うるさい」と叱ってくれる尚という音があって
羨ましく疎ましく
それでも、目が覚める。

朱音ちゃんじゃないけれど、男同士であることが羨ましくなる、人と人かつ音と音の素晴らしい関係。


次巻以降も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2012年04月15日

女だからとバンドをクビになった西条朱音は天才ミュージシャン・藤谷直季から突然バンドの誘いを受ける。

奥付けみたら、10年近く前の本なのに、まったく古さを感じませんでした。興奮した!
軽めの文体だけに、情景描写に物足りなさを感じますが、さらっと読めます。
早くもテン・ブランクのファンになっている気が...続きを読むします。

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Posted by ブクログ 2012年11月19日

十五年くらい前に集英社のコバルト文庫から出ていたグラスハートシリーズの新装版第一巻。完結編が新装版での出版となり、書き下ろしの掌編につられて新しく揃えなおした。神童と呼ばれていた天才音楽家と彼が見つけだしたり拾ったり拾われたりして作ったバンドが音楽シーンを席巻し互いにぎすぎすしたり衝突したり道を見失...続きを読むったりうろうろしながらも最高の音楽を生み出すためにひた走り音楽に向き合っていく物語。天才に弱いのでかなりはまった。完結しようやくスタートラインに立ったようにも思え続編を今も熱望している。新装版全五巻。

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Posted by ブクログ 2011年09月21日

若木未生さんは、私は、彼女の代表作の「ハイスクールオーラバスターシリーズ」が苦手で、作品の人気がピークだった頃もどうしても馴染めなくって、「この作家さんとは、私、相性が悪いのかな」と思っていたのです。
その後、この「グラスハートシリーズ」がコバルトに連載され、たまたま読んでみたら、これなら私にも、お...続きを読むもしろさがわかる! となりまして、作品が中断するまで、文庫も全部も買って、お話の続きが書かれることを心のどこかでずっと待っていたのでした。
テンブランク、本当に十年の空白(テンブランク)だったよ。というくらい待たされた気がします。
テンブランクとは、作中での主人公たちのバンドの名前です。
天才音楽家と面倒みのいい美形ギタリスト、繊細な音楽オタク少年、熱血ドラム少女の四人がメンバーで、彼らは音楽と情熱を武器に、世間や業界にたちむかっていきます。

音楽家が多いせいか、登場人物たちが誰も彼もやたら繊細で、結果としていろいろしちメンドくさくて、読んでて多少しんどくなりますが、そこがこの作品のおもしろさですよね。

誰もが持っていたはずなのに、いつしかなくしてしまったガラス細工の繊細な心、グラスハートをなくさずにどこまでも純粋に音楽する主人公たち。

私のような、ちょっとトシをとってしまった人たちに、若い頃の気持ちを思い出させるお話として、オススメします。

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Posted by ブクログ 2010年11月05日

文庫版も持っているんだけど思わず購入。
…書下ろしがあるから買わずにいられなかったw

文庫版『グラスハート』+『薔薇とダイナマイト』+書き下ろしという構成。
書き下ろしは高岡尚が藤谷直季とまだテン・ブランクを組む前のあちこちのサポートをしている頃の話。

久しぶりにこの話を読んで、ものすごく良いっ...続きを読むてわけじゃないけど懐かしいし、こういう雰囲気好きだなって思った。

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Posted by ブクログ 2010年03月22日

コバルトで書かれていた頃、リアルタイムに読んでました。やっぱり面白い。昔は、音楽に対する純粋さにあこがれて読んでいたけれど、大人になった今は"その場で響く音"だけではどうにもならない人間の複雑な感情の方にいっそうの面白みを感じます。

あの頃の自分には、繊細すぎて複雑すぎて読み取...続きを読むれなかったことが、今の自分が読み返してみたら少しは読み取れるようになってました。この本の表現は、言葉はまっすぐなのにどこか回りくどくて、センシティブな印象。でも、本当の人の感情ってそういう曖昧なものなのかも。

昔から思ってはいましたが、この人の書く文章ってコバルトで出すには繊細で複雑すぎるなぁ…と今になってもやっぱり思いました(笑

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