若木未生のレビュー一覧

  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

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    ネタバレ

    まず、中学の頃から読んでたオーラバシリーズ。
    再開してくれて本当に嬉しい。

    ・総評としては、オーラバ最終章のスタート前編としてはじまってくれたのが嬉しいやら、寂しいやら。
    能力を失った十九朗がどう成長を遂げるのか、希沙良とちゃんと幸せになれるのか。相変わらず読んでて胸が痛くなるけども、きちんと終わりに向かってくれたのは嬉しい。

    細かいところでは・・・
    ・十九朗が意固地になってる様でイライラします。あげくの果ての210ページ。お前、いい加減にしろよ、と。(笑)(愛をこめて)
    ・神さま、人間臭い面がすこしずつ描写されてきたのは、インテグラルのいい影響かな?と。
    ・諒と亮介の「どうせ、一生」。こ

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    2011年07月06日
  • いくつかの太陽

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    イラストが変わるとイメージが変わる。のは、いたしかたないとして。桐哉がちょっと弱っている最終話が。桐哉も人間なんだな。カリスマ様じゃないんだな。と、ちょっと嬉しかった。

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    2011年06月21日
  • 嵐が丘

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    坂本君のナイーブさが全面に露呈する「ムーンシャイン」。実際、隣にいたら会話にも困るし、そもそも取扱に困る坂本君だけど。彼のセンシティブな一面があるからこそのテンブランクだし。みんな、藤谷センセーが大好きで、大切で、ガラスハートの持ち主で。そんな純粋な気持ちでいたら、生きていくのに苦労するよ。と、思うんだけど。イバラの道もガラスハートで進もうとする彼らの生き方がちょっちまぶしい。

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    2011年06月21日
  • GLASS HEART グラスハート

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    あぁ。なんか、まだ、みんな。若いな。と。ムダにキャーキャーしているというか。熱とか。そういう。なくしたモノがここにあって。ちょっち。さみしくなる。

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    2011年06月21日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    中学のときに大好きだったシリーズ。いろいろあって最終巻を読むのがずいぶん遅れてしまった。最後まで読めて良かった。大人になって結婚して子供生んでから読んでも、やっぱり坂本君が好きでした。

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    2011年06月09日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

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    心底待ってました!!!
    続きが読めるだけで幸せです。
    大好きだった子たちが今もたしかに生きてる(?)のが嬉しいです。
    続きが楽しみです。

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    2011年05月22日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion

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    わたしにとって続きが読めただけでも☆5つの作品のうちのひとつ。待ちに待った…!
    少女小説レーベルから異動しての新たなる出発。でも正しい選択だと思う。このリファインドは少女小説の域を超えてる。あるいは、難解。噛み砕いて飲み込むのに、もう何回か読まなきゃならない。でも今のわたしには目眩がするくらい魅力的な1冊だった。
    忍様の愛と決意をひしひしと感じる。
    希沙良とジョーアツ(と忍様)は十九郎を救えるのか!頑張れ!!
    続刊、楽しみすぎる!

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    2011年05月20日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    とにかく無事完結してくれた!というのが一番の感想。
    初期とのイメージの違いなど賛否両論かもしれないけど、
    テン・ブランクのこれからを想像させるような、「一発のスネアの打撃を幾千万回積み重ねた」、これからも積み重ねていくラストにじんわり幸せになりました。

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    2011年05月03日
  • GLASS HEART グラスハート

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    cobalt連載時に飛び飛びで読んでいた。当時は西条のキャラクターが苦手で、感覚的な文体が苦手で、藤谷先生が意味不明だし、バンド物はEXITがあるから正直小説はどうなんだろう、と本を買うまではしていなかったので、いろいろ読み逃していたんだなあ、と今痛感する。確かに最初は文章がとにかく読みづらいんだけれど、こんなに透明で繊細で痛々しい、身を削るような話だったんだ、と引き込まれた。すごいなあ、十代ってこんな感じだったかもしれない。もう一度読めて良かった。
    書き下ろしもあるので、買うのを迷っている人も買って良し。

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    2011年04月18日
  • 熱の城

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    当時リアルタイムに読んでいた時と同じように読んでいた部分もあれば
    全く違う場面が見えたシーンもあった。
    イラストが変わっていることも理由のひとつだろうが、やはり自分自身の立ち位置が変わっていることが大きいのだと思う。

    筆者のあとがきにもあったように、こうして読んでみると、特殊な人に見えていた有栖川さんが至極普通な大人の人に見えた。
    それも、自分がおとなになったせいなのだろうか。
    彼の弱さだとか、情といったものが、当時と違った形で見えた。

    かきおろしについては、事前にツイッターのTLでなんとなく、
    どうもすごいことが書いてあるらしい、ということはわかっていたのだが
    覚悟の埒外で叫びそうになっ

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    2011年03月08日
  • 熱の城

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    LOVE WAY、改めて読みなおす度に「ああ、こういうことか!」って発見がある。難解なのかな。まぁそもそもオーヴァークロームの二人が難解だからな。でも「LOVE WAY」に間違いはないからスゴイんだよ。

    そして書き下ろしが!幸せ!!
    ライブのひとこま、リハのひとこま、それぞれ尚とセンセイの本音の部分が垣間見れてすごいいいです。センセイがかわいすぎる(笑)
    ヒロマサが朱音ちゃんのお兄ちゃんだとは予想もしなかった…

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    2011年03月07日
  • ハイスクール・オーラバスター 星を堕すもの 後編

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    十九郎が攫われた事件の続き。

    術者と道者、そして忍がそれぞれの遣り方で(一族の体面を保ったまま)十九郎を救済する為に奔走する。

    その中心は希沙良。前巻の出来事で、十九郎への依存から抜け出そうとする希沙良の繊細な内面描写が本当に切ない。十九郎を「世界中の最後には他に何も選べない」と言い切ったり。他にも、本家中枢に食って掛かる冴子、希沙良に寄り添う亮介、あちこちに出没する諒など、その人らしい展開や態度でお話は進んでゆきます。

    明らかになる七瀬本家の闇。
    オーラバの醍醐味の一つに人と人との関係性があるけれども、希沙良と十九郎の関係はこの後どう変化してゆくのか。最新刊でも決着が着いていないだけに

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    2010年11月27日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    前作から7年余、未完結のままになってしまうかと思いきや最終巻!

    グラスハートシシリーズ大好きです!
    一巻から最終巻まですべて!

    一作目を読んだのがもう10年以上昔なので、一巻からまた読み直したい。

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    2010年11月06日
  • ハイスクール・オーラバスター 星を堕すもの 前編

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    シリーズ第12冊目(番外編含む)。第2期始まりの巻。

    忍が勝呂との休戦協定に向かう中、亮介達をある事件が襲い、更には十九郎が何者かに攫われてしまう。

    忍だけでなく十九郎も不在=初めて指揮官がいない状態で、事態の打開へと走り出す術者と、彼らとひとまずの協力体制を結ぶ道者。しかし、一真の歪んだ十九郎への尊敬心が、希沙良への痛切な非難へと変わり、事件の解決への足枷となる…。

    「天冥」を乗り越えて獲得されたそれぞれの関係性と、「天冥」から引き継いだ、七瀬本家の闇だとか、冷静なようで感情的な一真だとかの要素が混じり合って、今回も痛切で必死な物語になっています。

    鋼鉄の精神を持つが故に、時に無謀と

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    2010年10月12日
  • GLASS HEART グラスハート

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    懐かしい!!
    読み返すと、本気で音楽に没頭していた事を思い出す。
    ただひたすら楽しかった頃、この本を読んでいた。

    でも、なんでかな。
    昔を思い出すのと同時に今の社会人としての自分を省みたくなる部分も多々あった。
    きっと、自分が甲斐さんに、セリカに似てきているからだと思う。

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    2010年08月12日
  • 嵐が丘

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    前作に引き続き、書き下ろしのためにもちろん購入。

    尚が・・・!かわいい・・・!
    本編だとクールに振舞っている(振舞ってるだけで実は熱い人なのはまるわかりなんだけど・笑)尚の隠れた心の葛藤が読めて、マジ嬉しい。
    独占欲!
    サカモトくんに嫉妬!!(大笑い)
    みんなセンセイのこと好きすぎる(笑)
    源ちゃんがこっそり出てきて、さらにお買い得。
    文句なしの★5つ。

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    2010年07月02日
  • ハイスクール・オーラバスター 天冥の剣4

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    第一部の完結編。10年ぶりに再読して、深夜なのにひとり泣いてしまった。どんな時でも「いつか誰もが幸せに」と願う亮介が、伽羅王・斎伽忍の復活を目指し、読者の想いも背負って仲間と共に走り出す。

     いつか忍がいなくなること位分かっていたという冴子、「お前の願いなら全部叶えてやる」と十九郎に言い、更なる強さを目指す希沙良。行方不明の諒、「死ねたらどんなに楽かと考えることはいくらでもある」と言い放つ十九郎。そして、誰に強制されるでもなく、自分の意志で中和を発動させようとする亮介。

     それぞれの本気が苦しい、でも読まずにはいられない巻。

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    2010年04月16日
  • ハイスクール・オーラバスター 天冥の剣3

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    「天冥」編佳境の巻。2巻の終わりで遂に起こってしまった、シリーズ最大の悲劇。そしてその解決の為に術者達はそれぞれ動き出し、或いは立ち止まってしまう。

     忍と九那妃のシーンとか、桜舞う中の忍と冴子と諒とか(このシーンに、この3人の関係が凝縮されている気がする)。
     (滅茶苦茶になってしまうんだよ。俺のせいでおまえは)と一人、希沙良へ心中で呟く十九郎とか。

     それぞれの言動がみんな「らしく」て、真摯で、切ない。一筋縄ではいかない若木カラー満載の、魂のファンタジー。

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    2010年03月29日
  • GLASS HEART グラスハート

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    じっくり読みたい。けど、時間が足りない・・・。
    というわけで、書き下ろしの『あたらしい朝』だけ先読み。

    高岡くんが若い〜。
    藤谷君との友情は、ホント、昔から細切れに繋がって現在に至るのね。
    そんなカンジ。

    やっぱり、GLASSHEARTの世界は好きです。
    早く最初から全部読みたい。

    続巻も、絶対出版して下さい!待ってます。

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    2010年03月26日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    終わった・・・。
    みんな、幸せになれて良かったね。おめでとう。

    というのが、読み終わって最初に思ったこと。

    小説を読む時、私はいつも、登場人物の物語を覗かせてもらっている感覚で読みます。
    だから、読み進んでいくといつも、彼らと一緒に喜んだり、切なくて心が痛くなったり、ワクワクしたりしてきました。

    朱音ちゃんや坂本君、藤谷センセイ、それに本作では高岡尚サマやユキノも心の中を垣間見せてくれて、それぞれに同調したり反発したりしながら、TBの行く末はどうなるのか、ハラハラしながら読み進んだものです。

    彼らはこういうカタチで幸せになっていくんだなぁ、と素直に思いました。

    足掛け何年になるんだろ

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    2010年03月22日