雪村花菜のレビュー一覧

  • 紅霞後宮物語 中幕 愛しき黄昏【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    存外面白かった。
    初手から賢恭と清喜の会話での昔語。
    梅花と麗丹の過去の話、梅花はやはりすごい人だった。
    後宮を出た後の小玉のもとに、あの人が尋ねてくる話。

    0
    2024年06月05日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    軍人皇帝以前、の第六弾。

    一応ここで終わりらしい。
    文林が皇帝となってしまった前後のお話。
    小玉と文林が結婚について話し合うところは、
    後の二人のことを知ってるがゆえに、
    読んでいて胸が痛む。

    面白かったとは言えないが、
    面白くなかったとも言えない。
    でもお勧めなのかと聞かれれば、否かな。

    明慧とその夫の出会いが描かれていたのは良かった。

    0
    2024年03月04日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌

    Posted by ブクログ

    面白かった、6冊一気読みしたので、それなりに満足感があった。終わってしもた。最後は文林即位して、細かいところの説明はないが、小玉が貴妃になると決めて、丙と清喜に通達、清喜が走っていく(多分自宮しに行ったんだろうか)、っちゅうところで終了。樹華が亡命してきて、明慧にプロポーズするところが山場かな(私的に)。

    0
    2023年11月10日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 五、未来への階梯

    Posted by ブクログ

    面白かった、が、次の巻で終わるっ、寂しい。
    そして、王将軍戦死、とうとう小玉が将軍になる。まあ、微妙な将軍のなりかたではあるが、でもまあ、成り上がった。

    0
    2023年11月10日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来

    Posted by ブクログ

    面白かった。母の丁憂で1年の忌引公休をもらって久々の帰省中からつづき。なんと、小玉は覚えてないが、子供の頃に村で助けた老婆に、幼なじみの兄嫁と二人とも占われていた、というか予言されてた。が、小玉の彼氏の人数が合わないので、その帳尻をどうするのか、気になるところ。元許婚と一悶着あり、兄嫁、丙と共に帝都に引越し。兄嫁が病死、清喜と復卿が付き合い、従軍、死別。もう、移動と出会いと別れの激動の巻。本編のほうでは後日譚になってたのが、その時どうだったか、ということが解明し、妙にスッキリする。

    0
    2023年11月10日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤

    Posted by ブクログ

    面白かった。馮に行ったあの帝姫との出会い、文林との一夜の過ち(笑)エピソードが出てくる巻。しかも、文林を守るための左遷とか、小玉の母が亡くなり1年の戦線離脱が決まる、文林が自分の出自を利用する決意をしたり、かなりキーになる巻。

    0
    2023年11月10日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 二、運命の胎動

    Posted by ブクログ

    天才小玉が戦闘にのみ、才能を発揮。戦闘にのみ、ってわけでもないが、大変な努力家ぶりが描かれる。そして、えげつない速度で昇進する。文林が配属、文林が小玉の能力を認めていくところが、とても良え感じ。

    0
    2023年11月06日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 一、伝説のはじまり

    Posted by ブクログ

    まあ、面白かった。小玉が故郷を出て軍に入隊する前の話から、沈閣下の従卒になり、初恋して、別部隊に配属まで。
    ソルジャーとしての、才能の片鱗を見せまくる小玉。色々と微妙なリアルと、微妙なラノベ感、それに嫌なやつも出てくる。とはいえ、本編の最後の頃よりは、明るめで楽しい。徴用には兄の代わりにボランティアするんだが、ここらへん、ハンガーゲームス(スーザン・コリンズ原作)で、キャッニス・エヴァディーンが「アイボランティア!」て叫ぶシーンが思い出されてならん。久しぶりに映画みなおしてみようとおもう。

    0
    2023年11月06日
  • 紅霞後宮物語 第十四幕

    Posted by ブクログ

    完結した!なんか、最後はまあ、好みではないが、ものすごく先の先まで行ってしまって、そんな感じでよかろうか、とも思う。なんというか、生々しいというか、夢がないというか、人生そんなもんかと思わんでも無い。小玉のありようは、「これでいいのだ!」という感じか。後宮というよりは、後宮に就職した人々の話的な雰囲気でもある。
    次は零へ!!

    0
    2023年11月02日
  • 紅霞後宮物語 第十三幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。みんな戻れてよかったよかった。
    なんといっても、痔の治療のくだりがしみじみした。
    次の巻で完結なのだが、この分だと優しく終わってくれそうな気がする。

    0
    2023年11月02日
  • 紅霞後宮物語 第十二幕

    Posted by ブクログ

    新しく入ってきた悪女顔の仙娥の事情があかされる。やっぱりな、という感じ。ともかく、どうしようも陰気。ただ、冷宮の小玉がそれなりに腐らず、正義は勝つ的な、まあええんでは。文林との関係がこじれすぎてどうもならん感じ。

    0
    2023年10月21日
  • 紅霞後宮物語 第十一幕

    Posted by ブクログ

    こうなったら読まんとしゃあないんで読んでるが、辛気臭い!
    仙娥の懐妊もまあ事情は分かったし、まあそこらへんはそやろなと思っていたが。して、やっぱり悪女は悪女やったっちゅうことで、なんかもうめんどくさい。小玉と文林が年くってきてるのも、ちょっと寂しく爽快感がない。

    0
    2023年10月21日
  • 紅霞後宮物語 第十幕

    Posted by ブクログ

    面白かったが、なんか辛気臭い。小玉のええところがない。政治的な理由で入った新しい後続形妃嬪が胡散臭い。悪女顔でやっぱり悪女やん、て感じがねぇ。善良そうで悪女もええが、正統派悪女ヴィランはやっぱり悪女顔でないと。ともかく、うさんくさいのが出てきすぎて、めんどくさくなってきた。最後の最後で文林爆弾投下。後宮物語らしいといえばらしいが、そういうのを読みたいんではない(超私的感想)。薄妃の書く小玉無双が読みたい。

    0
    2023年10月04日
  • 紅霞後宮物語 第九幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。なんといっても本作から登場人物紹介の付録がついていて、ありがたい。主要人物はええんだが、ちょい役妃たちや武官同僚たちがいまいち忘れがちだった。今作では、小玉やその他の人物の「かわいそう」と評される問題について。私も以前「かわいそう」という一般ムーヴメントについて某所でちらっと言及したことがあるが、使われる場所とタイミングによって、どうにもやるせない嫌悪感しかない言葉になってしまうが、あれはあれで需要が高い便利なボキャブなんだろう。小玉と同意見すぎて面白かった。こういった共感も本書の魅力の一つだと思う。今まで散々うっとしかった司馬氏がとうとう降板か。最後のアレは火種になるんやろかねぇ

    0
    2023年10月04日
  • 紅霞後宮物語 第八幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。まあ、わかってはいたが(続刊もってるので、表紙に小玉がおるしな)、小玉復活してよかった。ていうか、矢尻に糞尿つけたお手軽毒矢で負傷して、破傷風とかになって復活て、、これこそラノベ。小玉がのたうちまわってる間に、梅花がなに悪い事したんや?と思ってたら、まんがわるかっただけで、悪いのはあの頭の悪い妃とその一族やねぇ。
    で、全員処刑とスッキリさわやか。

    0
    2023年09月28日
  • 紅霞後宮物語 第七幕

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。小玉が総大将を務める戦がメインになる今作。開戦シーンが盛り上がる。
    後宮では色々とあり、しかもとうとう司馬淑妃がやばい事に。小玉の甥っ子丙が宮に手伝いに入るので、そこらへんの行末が楽しみ。明慧の相方の樹華が降板なのがとても悲しい。好きなキャラだったのに。ラストはものすごく、えげつないところで終わっているので、助かるのはわかってるがドキドキする。

    0
    2023年09月28日
  • 紅霞後宮物語 第六幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。戦になったものの、小玉を出さない文林、そして文林と小玉の天然っぷりをすれ違いの根元に据えるところが、もやもやでもあり、面白いとも思う。まあ、王道だわな。開戦と皇太子問題、小説の展開のためにちゃんと問題を残しつつ、なおかつその場面をスッキリさせるというのは、良い手際。中年主人公カップルの老いもまた、主題に読めるところが、なんとも興味深い。そんなに重くもないロマンス度低めの政治ラノベという感じがとても良い。個人的にはもうすこしバトルシーンが多くてもいいが、なんせフィジカルに薄く、ページ数が少ない本なので、これぐらいか。この薄さでこの満足感はコスパ良いと思う。

    0
    2023年09月14日
  • 紅霞後宮物語 第五幕

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。湖西の大事件の後、敵対勢力から小玉に不義嫌疑がかけられて、足引っ張り工作が激化。まさかのあの姫が、あの新興宗教とつながってたりとか、結構面白い結末だった。そして、なんといっても、あの姫が薄い本の神作家とは、後宮がヲタの巣窟となっていく姿が、とっても好ましい。やっぱり好きなものを突き通す姿というのは、素晴らしい。ラノベならではだと思いますな。文林と小玉の関係が、非常にややこしくうっとぉしいが、もっと文林が虐められればいい、と思ってしまうのだった。次巻も楽しみ。

    0
    2023年09月14日
  • 紅霞後宮物語 第三幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。小玉皇后3年目、後宮のリストラがあったりとか、出兵したりとか。なんと、明慧が明慧が死んでしまった!!めちゃ好きなキャラだったので悲しい。後半途中から死ぬとは思ってはいたが。個人的には善玉側の主要人物が全く死なない危なげない無双型のラノベが好きなので(メンタルに優しいから)、これはいただけないが、最初からいろんな形でよく死ぬ小説なので、さもありなんとは思う。

    0
    2023年09月09日
  • 紅霞後宮物語 第二幕

    Posted by ブクログ

    面白かった。文林皇帝がかわいそうなまでに、どMなのが素晴らしい。でも、結構幸せそうで、そこらへんも好ましい。主人公小玉が皇后になって1年、権力争いがしつこく続いて、まあ、色々と大変ながら、武人らしく対処していく、男前な皇后が推せる。かっこよ。

    0
    2023年09月05日