雪村花菜のレビュー一覧

  • 紅霞後宮物語

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    ネタバレ

    貧農の出で一兵卒から実力だけで将軍に成り上がり、皇帝になった元部下に望まれて後宮に入り、皇后にまで上りつめた関小玉33歳。
    歳を重ねたが故の経験と慎重さ。立場が変わり年月が過ぎ、人が変わったようにめ思えるけど、重ねる服が増えただけで本質は変わらないという言葉を受け入れる小玉。
    軍人として生きていく覚悟を決めていた小玉が、皇后としてどう生きていくのか。そして夫である文林との関係がどう変わっていくのか、先が楽しみだ。

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    2022年07月31日
  • 紅霞後宮物語 第十四幕

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    ネタバレ

    最終巻というよりも最後のまとめになってしまったのが、残念。

    文林が亡くなって、小玉が後宮を去る所で終わった方が良かったな。

    星を4つつけたのは、あくまでお疲れ様というだけで、作品としては2に近い3です。

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    2022年07月19日
  • 紅霞後宮物語 第十三幕

    ネタバレ 購入済み

    驚きました

    中華ファンタジーの主人公やそれに連なる人物が中年期老年期になる物語で、『痔』を患うというのを初めて読みました。言われれば、王様の仕事はずっと座ってしますね。今と違って硬い椅子ですし。
    これを読んで、同じ中華ファンタジー小説の主人公や登場人物の晩年が書かれた『骸骨を乞う』をもう一度読みたくなりました。あまりにも違うので。

    #切ない

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    2022年06月20日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 五、未来への階梯

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    ネタバレ

    軍人皇帝以前、の第五弾。

    この前の作品が話が飛んでると思ったのは、
    三作目を読んでいなかったかららしい。

    部下を失い、その家の後始末をしたり、
    服喪中にもかかわらず、勝手に戦場に来た文林の処遇を図ったり、
    戦場に出かけている間残した甥のことを見守ったりと、
    ちょっと地味なお話。

    将軍になったのがちょっと唐突。

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    2022年04月12日
  • 紅霞後宮物語 第十三幕

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    ネタバレ

    よかった。わたしの好きな登場人物が亡くなってしまって悲しかったけれど、次世代に繋がっていくってこういうことなんだなって思った。わたしも親になったので、わかる気持ちがたくさんあって嬉しかった。

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    2022年02月23日
  • 紅霞後宮物語 第十三幕

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    ネタバレ

    次の巻で完結ですか。

    延々と続く物語は好みではないので、きちんとエンドマークを付けるというのは大事なのだと作者の人はわかってほしいなぁと思います。

    どんな完結でも、待ちます。

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    2022年02月15日
  • 紅霞後宮物語 第十二幕

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    ネタバレ

    軍人皇帝の第十二弾。

    囚人となった小玉。
    もともと兵士だった身とはいえ、
    食事は十分ではなく、虫に刺され、布団は薄く、
    辛くない訳はない。
    それでも周りに助けられ、
    協力を呼び込み、無事後宮に戻る。
    もはや皇后ではないが。

    囚人に貶めた妃は自害で、幕が引かれる。
    文林は賢妃の膝で吐いてしまうのが、気の毒。
    また小玉が悩んでいた流産が、妊娠ではなかったのかもと判ったが、
    ちょっと酷い話だと思った。

    隣国の皇帝の目に留まった美女は、
    今後台風の目となるのか。

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    2021年09月01日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 一、伝説のはじまり

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    4.0
    さほど期待せずに読み始めましたが、予想を裏切られ、なかなか面白かったです。
    さほど複雑な展開もなく、気軽に読めました。
    でも、設定や文章はとても好きな感じです。
    長めのシリーズ物なので、引き続き読んでいきたいと思います。
    気に入ったシリーズ物があると、本を選ぶ手間が省けて助かります。笑

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    2021年06月02日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来

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    ネタバレ

    軍人皇帝以前、の第三弾。

    種明かしのような話が進むが、
    どうも話が不自然と言うか、自然の流れに感じられない。
    いろいろすっとばされている気分というか。

    母の喪に服するために故郷に帰った小玉に
    元婚約者が現れるとか、
    身近な二人がつきあっていたとか、
    都に一緒に戻った兄嫁が亡くなってしまうとか。
    展開が早くてついていけないだけかもしれないが。

    情緒を求める読み手ではないと思うのだが、
    それにしてもちょっと。

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    2021年04月26日
  • 紅霞後宮物語 第十一幕

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    ネタバレ

    軍人皇帝の第十一弾。

    だんだん登場人物が多くなってきて、
    しかも人間関係が複雑なのでわからなくなってきた。
    とくに隣国どうしの関係が。

    体調不良で離宮にさがっていた小玉だが、
    ざわざわと周囲がざわめく。
    文林との関係は多少改善したが、
    身ごもっている妃を呪詛したとの疑いで囚われてしまう。

    どこへ話がいってしまうのか、ちょっと不安。

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    2021年04月26日
  • 紅霞後宮物語 第十二幕

    購入済み

    こうくるか

    こーゆー展開は予想、という感じです。今回もおもしろく読ませてもらいました。
    登場人物たちが、変に「超人」「英雄」にならず、加齢も含めてリアリティを感じさせるところが好きです。

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    2021年01月01日
  • 紅霞後宮物語 第十一幕

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    ネタバレ

    零幕の前の巻買っていなかったな〜と思って
    ふらっと探しに言ったら、新刊発見!嬉しや。
    しかもフラゲだったみたい。嬉しみ。

    前回が、まさかの文林不貞(皇帝だから別に不貞でもないんだけど)疑惑で終わっていたから、
    どうなるどうなる!?と思ってドキワクしながら読んだ。

    結果、あ〜、う〜ん、なるほど!と思ったんだけど、
    「文林お前本当ひどいよ・・・」
    という感想・・・。

    いや、かわいそうだとは思うんだけどさ。
    皇帝という立場で謀られてしまったことは文林の落ち度だし、
    それで理解してほしいと思うのはお前の勝手やないかい。
    そもそも小玉を担ぎ上げたのもお前の勝手やのんに。
    「言わなくてもわかってくれ

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    2020年06月13日
  • 紅霞後宮物語 第十幕

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    軍人皇帝の第十弾。

    小気味良い突込みは楽しいし、
    おむつを皆で縫ったりしていたのに、
    次第に剣呑な雰囲気に。
    やっかいな妃が後宮に入り、
    小玉や周りの女官たちが体調を崩す。
    心が離れてしまった皇帝との仲はどうなる。

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    2020年01月29日
  • 紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来

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    過去編。此処で切れるのか!と頭を抱えてしまった。今につながる人間関係が織られていく物語は、行き着く先が分かっていてもその過程に何があったのか、具に知りたいと思ってしまう性なので、大人しく続きを待つ。

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    2020年01月12日
  • 紅霞後宮物語

    購入済み

    今までに読んだことない

    戦うお妃様は初めて読みました。
    設定もかなり作り込まれていると感じで、この後の展開が楽しみ
    小玉が育ててる第三皇子がどんな風に育つかが楽しみです

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    2019年11月16日
  • 紅霞後宮物語 第八幕

    購入済み

    楽しくて仕方ありません。

    はじめにこの本の一巻を読みまでは時間がかかりました。期待に反して、ちゃらちゃらしたお話だったら、残念だなぁと思ったからです。
    しかし、読み始めたら止まらない。
    小玉の幸せを願いつつ、一喜一憂しながら読めます。
    とりあえずは、ひと段落しました。
    これからも小玉の幸せを願いつつ読み進めます。。

    1
    2019年11月14日
  • 紅霞後宮物語 第八幕

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    ネタバレ

    軍人皇帝の第八弾。

    戦いが終わり、なんとか命を取り留めた皇后。
    皇后の暗殺を試みた妃はともかく、
    その皇子が祖父に命を絶たれたのはかわいそうだった。

    望んで異国に嫁ぐ妃が幸せになりそうなことが救いかな。

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    2019年06月30日
  • 紅霞後宮物語 第六幕

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    軍人皇帝の第六弾。

    たしかにこの順で読むべきだった。
    三人娘が結婚祝いのお礼に来たり、
    皇子がかみついたり、
    甥っ子を皇子と引き合わせたり、
    後宮物語が書かれていたり(それはどうかと思うけど)
    と楽しそうな場面があれこれあった。

    そして、戦いへ。

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    2019年06月16日
  • 紅霞後宮物語 第十幕

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    舞台に立つ人物が増えてきた分、読み辛い感じが……。
    戦場が舞台になることが多かった第1部に比べて、後宮感は増してますが。
    続きが早く読みたい。

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    2019年06月14日
  • 紅霞後宮物語 第九幕

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    ネタバレ

    全巻一気読みの為、まとめての感想ですが。

    思ってた以上に、周りの人達が早く逝ってしまったのだな…と。
    どんどん頼りになる味方がいなくなり、読んでいて苦しくなる。けれど、だからこそ残された人がリアルに浮かび上がってくる。
    小玉が歳を重ね、それに伴う悩みを抱えながらも生きる姿に共感しながら、八つ当たり気味に文林をけなしつつ、続編を楽しみにしてます。

    でもこのお話で一番可哀想なのは、文林だと思ってる。

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    2019年06月13日