あらすじ
幼き日、老婆から告げられた小玉の未来。それは着実に現実のものになっていると兄嫁は感じていた。しかし、予言には出てこなかった男・周文林の存在が気にかかる。この男が、小玉を不幸にするのではないか――?
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Posted by ブクログ
軍人皇帝以前、の第三弾。
種明かしのような話が進むが、
どうも話が不自然と言うか、自然の流れに感じられない。
いろいろすっとばされている気分というか。
母の喪に服するために故郷に帰った小玉に
元婚約者が現れるとか、
身近な二人がつきあっていたとか、
都に一緒に戻った兄嫁が亡くなってしまうとか。
展開が早くてついていけないだけかもしれないが。
情緒を求める読み手ではないと思うのだが、
それにしてもちょっと。
Posted by ブクログ
過去編。此処で切れるのか!と頭を抱えてしまった。今につながる人間関係が織られていく物語は、行き着く先が分かっていてもその過程に何があったのか、具に知りたいと思ってしまう性なので、大人しく続きを待つ。
Posted by ブクログ
面白かった。母の丁憂で1年の忌引公休をもらって久々の帰省中からつづき。なんと、小玉は覚えてないが、子供の頃に村で助けた老婆に、幼なじみの兄嫁と二人とも占われていた、というか予言されてた。が、小玉の彼氏の人数が合わないので、その帳尻をどうするのか、気になるところ。元許婚と一悶着あり、兄嫁、丙と共に帝都に引越し。兄嫁が病死、清喜と復卿が付き合い、従軍、死別。もう、移動と出会いと別れの激動の巻。本編のほうでは後日譚になってたのが、その時どうだったか、ということが解明し、妙にスッキリする。