あらすじ
仙娥の懐妊が分かり、後宮は慌ただしい雰囲気に包まれる。そんな中、紅霞宮は小玉はじめ女官たちも謎の体調不良で療養地に赴くことに。しかし距離が離れている間、確実に小玉と文林の間の溝は深まっていき――。
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相変わらず波乱万丈
紙の時代から読んでいるけど、雪村さんは本当に心の機微を描くのが上手い。
今回も平穏な日々があるわけなく、小玉は罠にかかってしまうし、文林もまた然り。これが驚いた。二人とも歳なのかなぁ。何だかおかしいなぁと思いつつ、うっかり穴におちちゃった。それでも一方で二人がお互いに心を打ち明け話し合い、近づいたのは外野として久々に嬉しいことだ。
さて、まだまだ後宮の危機は続くが、今後どうやって収めるのか見ものだ。
Posted by ブクログ
零幕の前の巻買っていなかったな〜と思って
ふらっと探しに言ったら、新刊発見!嬉しや。
しかもフラゲだったみたい。嬉しみ。
前回が、まさかの文林不貞(皇帝だから別に不貞でもないんだけど)疑惑で終わっていたから、
どうなるどうなる!?と思ってドキワクしながら読んだ。
結果、あ〜、う〜ん、なるほど!と思ったんだけど、
「文林お前本当ひどいよ・・・」
という感想・・・。
いや、かわいそうだとは思うんだけどさ。
皇帝という立場で謀られてしまったことは文林の落ち度だし、
それで理解してほしいと思うのはお前の勝手やないかい。
そもそも小玉を担ぎ上げたのもお前の勝手やのんに。
「言わなくてもわかってくれるだろう」は甘えです。
勝手に期待されて、勝手に失望される身にもなってみろ!
まあ最終的に、
それでも文林の心情に寄って寄り添ってくれる小玉の
得難さを再確認したのかなあとは納得できたんだけど。
旦那にしたくないヒーローナンバーワンです。
まあでもそれを求めてこの物語を読んでいるわけではないのと、
そう言ったラブラブ話は
ムンラで掲載してくださっていたスピンオフの方で
消化済みなので
(沈 賢恭のもしも話はものすごく「空軍やめるってよ〜」を連想した)
別に大丈夫です。
あっちの文林は本当幸せになれてよかったね。。
ちょっと登場人物が増えすぎて
色々わからなくなってきたところはあるものの、
あとで一気に読み返したらもうちょっと整理できると
自分に期待しつつ、
今回の次がきになる展開で締めてくださってありがとうございます!
Posted by ブクログ
仙娥が幾重にも張り巡らせた罠にはまり、小玉が廃后されて冷宮へ……!
って、黒幕は仙娥で決定みたいな言い方してるけど、
この件の全容は未だ明かされていないので、
大人しく続きを読みます。
Posted by ブクログ
軍人皇帝の第十一弾。
だんだん登場人物が多くなってきて、
しかも人間関係が複雑なのでわからなくなってきた。
とくに隣国どうしの関係が。
体調不良で離宮にさがっていた小玉だが、
ざわざわと周囲がざわめく。
文林との関係は多少改善したが、
身ごもっている妃を呪詛したとの疑いで囚われてしまう。
どこへ話がいってしまうのか、ちょっと不安。