あらすじ
寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉は、元寛の武官であった樹華と共に戦場で開戦を待っていた。一方宸では小玉の無事を祈る真桂らとは別に、雅媛、梅花、そして司馬淑妃が動き出そうとしていて――。
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Posted by ブクログ
一気読み。
相変わらず読みやすく、
かつ世界観が凝っていてすごいなと思う。
まじめさといい加減さが適度に織り交ざって
親近感を持って読めるところがいい。
昨今の中高生に是非お勧めしたいと思う。
さて。
とうとう敵国との戦となったわけで
その傍ら司馬淑妃がとうとうやらかし、
その息子は何か不穏な様子を見せ、
明慧に続き樹華まで戦死し、
だけでなく白夫人まで看取る小玉。。。
あれ、結構壮絶じゃね?
何だかもう小玉がいろいろ切なすぎて、
少女時代の気楽な話にちょっと心を休ませに行こう、
もしくはお月様ノベルのスピンオフで心を癒そう、、、
とちょっと思った。
とりあえず、
この本は継続して購入。
Posted by ブクログ
久々過ぎて展開忘れちゃってたけど、相変わらず小玉の愛され方は半端ないなぁ。貴妃と真圭のやり取りはホッとできる場面。
今回は樹華が亡くなったり、白夫人が亡くなったり、挙句に小玉が瀕死に追い込まれたりと不穏続きだった。
文林壊れてないと良いけど…。
Posted by ブクログ
前巻に引き続き寛康連合軍と川を挟んで向かい合った戦場が舞台。宸の行軍元帥はもちろん小玉皇后。何日も続く睨み合い。そんな折に康より密使。曰く「お手伝いするから皇帝を倒して小玉が皇帝になっちゃいなよ!」これにブチギレる小玉。まずは康軍を撃破。寛軍も自陣奥まで誘い込んでから殲滅。ホッとしたのも束の間伏兵に遭い小玉が負傷し彼と彼女が犠牲に。糞尿塗れの矢なんて考えただけで・・・容体が急変する小玉を尻目に寛の和睦の使者にブチギレる沈賢恭。シリーズはまだ続くから最悪の事態にはならないんだろうけどハラハラが止まらない!
Posted by ブクログ
軍人皇帝の第七弾。
間違えてこちらを先に読んでしまった。
戦いの場に挑む玉林。
といっても三国の政治的な、または文化的な戦いの方が印象的。
さらにいえば後宮内の女の戦いも。
亡き親友の夫も愛馬も亡くし、
自身も傷つき、いよいよ最終局へ、か。