小杉健治のレビュー一覧
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今回は、脇役で
今回の話は、東次郎が、お家の為に、悪人達と戦い、その中に、盗人の敵討ちや、深川の川並達との友情も有りの話で、栄次郎は、脇役で、ちょっと出ただけだった。こういう、違う視点の話も面白かった。
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ぞーっとする
げに恐ろしきは、女の情念。お染みたいな女に好かれてしまったのは、迷惑を通り越して、恐怖?不気味?幽霊に取り憑かれたより、たちが悪い。読んでいて、ぞーっと、背筋も凍るような心持ちだった。
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伊勢参りの……
伊勢参りのおかげかな?栄次郎も、やっと、お露の呪縛から脱したようだし。旅の目的だった、春蝶にも会えたし、新八も戻ってきて、三人一緒に、江戸に戻る事になったし、少しだけ、ほっとした。
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怖いな
お露、魔性の女だな。栄次郎も、危なかった……心を奪われて、もう少しで、殺されそうだったし。けど、これを乗り越えて、もっと、いい男に、なっていくのかな?
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ふふふ
栄次郎のお節介焼きには、そこはかとなき可笑しみと悲しみ有る。そして、いつでも、事件に巻き込まれて、それを、解決していく。勿論、新八の協力が、有ってこそだが……
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Posted by ブクログ
裁判員制度の問題点を取り上げた小説でした。淡々と描かれていてとても読みやすかったです。
読後の感想ですが、自分だったら裁判員はやりたくないです。そもそも法律のこともよく分からない一般市民を呼び出して、専門的なことをやらせて心理的な負担まで強いる制度ってどうなのって思いました。
判決に対して少なからず責任も感じるし、その後関係者に恨まれることもあるし、全員が守秘義務を貫くかも分からないし。結構リスクが伴います。
そもそも司法へ市民感覚の反映っているのか?と思いました。作中にもありましたが、しかるべき立場の人がきちんとあらゆる検証をして裁くことができないから、裁判員にも責任を負わせたいってこ -
Posted by ブクログ
裁判員裁判をテーマにした法廷ミステリー。
裁判員になった主人公は、担当した裁判で、被告は無罪だろうと思いながら、多数決で死刑の判決が下されてしまう。
冤罪を疑い、判決に疑問を感じる主人公は、独自に調査を始める。
被告の弁護人を訪ね、被害者宅の近隣の人たちにも、事件について問い合わせる。事件の真相が見えてきて、他の裁判員にも同調する者が現れる。
主人公の個人的な問題と合わせ、死刑か冤罪か、とのスリリングな内容に、一気読みとなる。
「裁判員裁判とは、市民が司法に参加するという意義の半面、被告人が運、不運を強いられる制度」であり、「欠陥だらけの証拠を提示されて、それをもとに裁判員は評決を下さねばなら