【感想・ネタバレ】原島弁護士の愛と悲しみのレビュー

あらすじ

江戸川区小岩で起きた残虐な母娘殺害事件。その容疑者の弁護を買って出たのは、良心的で正義感に厚いと評判の原島弁護士だった。しかも原島は、かつて同容疑者に自分の妻と娘をひき殺されていた。職業倫理に忠実であろうとする原島の行為は美談なのか、それとも……。表題作をはじめ、意想外なストーリーを巧みに構築した初期の傑作社会派ミステリー5編を収録。

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Posted by ブクログ

5作品収録
いずれの作品もひねりの利いたものばかりで
展開に楽しませてもらいました
のちに活躍する登場人物たちの初登場の作品もあり
興味深かったです

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2023年08月14日

Posted by ブクログ

社会派ミステリーの短編集。表題作の『原島弁護士の愛と悲しみ』『赤い記憶』『冬の死』『愛の軌跡』『牧原博士、最後の鑑定書』の5編を収録。

いずれの短編も、ひねりの効いたミステリーであり、登場人物の背景、人間模様に面白さを感じる。中でも、表題作が秀逸だった。

『父からの手紙』を読み、小杉健治という作家を知ったのだが、なかなか上手い作家だと思った。

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2014年08月19日

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