小杉健治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少しづつ評判が立つようになった辰吉。
御家人に奉公している時に身についた刀の目利き。
知人の刀商から時折助っ人を頼まれていた。
ある時、見た目には素晴らしい出来の刀の目利きを頼まれる。銘にある菊八という名前には記憶がないものの、その光には魅力があった。
十両で仕入れたというが、店の主人は何か嫌なものが気になるから売らないことにするという。
その会話を店の前で聞いた浪人。
そして辰五郎といえば見受けをした女が尼寺に行ったはずなのに街中で男と歩いていたと、捜索を頼まれる。
その話がじつは。
親や親方仲間に捜索が頭でっかちになっていて危ういと指摘され、頭に来ていた辰吉。
小鈴にまで、もう少し冷静に人の話を聞かねばと、諭される。
若者にありがちなツッパしてしまう時期をどんなふうに成長に結びつけるのか? -
Posted by ブクログ
「約束の月」上下巻はシリーズ58作59作になる。
途中から読んでも十分に面白いこのシリーズ今回は上下巻でたっぷりと楽しませてもらった。
手代の清太郎がごろつきに襲われてはじまった話が、実は御烙印で、、となり。
そこへ将軍家の男子がどこにも養子入りができないような性格も悪く陰湿で冷淡な素行の悪い子供を無理やり跡取りにしようとねじ込んだのが老中。
そこで繰り広げられる事件と、同じ頃起こった詐欺事件、浪人の他殺連続事件と剣一郎は忙しく悩ませられる。
小杉健治の入念に重ねられた謎が最後まで心地よく読むものを集中させる。
この上下巻も傑作でした。