あらすじ
匕首で心の臓を一突きする殺しが頻発していた。青柳剣一郎配下の同心只野平四郎は、五人目の殺害現場に遭遇し男と対峙。腰の据わりや俊敏な動きから、相当な遣い手と看破する。さらに被害者が御小人目付、御徒目付と、旗本を監察する役人にまで及び、剣一郎は背後にただならぬ陰謀の存在をかぎ取るが……。情と剣とで悪を断つ! 風烈廻りシリーズ第8弾!
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Posted by ブクログ
街周りをしている最中に、気にかかるシーンを見咎めた剣一郎。
心臓にひと突きの死体が連続して見つかる。
初めはそこに関連性はなかったのだったが。
腕利きのころし殺し屋の存在が明らかになる。
風烈廻りの只野の父親は腕利きの定町廻り同心だった。
青柳剣一郎のようになってもらいたいと、息子を同じ同心ではなく風列廻りに配属を希望したのだった。
その父親が逃してしまった過去の事件につながる。