【感想・ネタバレ】夜烏殺し 風烈廻り与力・青柳剣一郎[6] 風烈廻り与力・青柳剣一郎のレビュー

あらすじ

「狙うは一千両以上、押し込み先は皆殺し」そんな大盗賊・夜烏の十兵衛が江戸に舞い戻ってきた。5年前、風烈廻り与力青柳剣一郎によって組織を壊滅させられたその復讐のため、あえて犯行予告するという大胆さだった。見せしめとして惨殺される盗賊仲間、若手与力の不可解な行動…江戸八百八町の何処で何時? 刻々と刻限が迫るなか、剣一郎の焦りが募る。

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Posted by ブクログ

6作目。この話はけっこううまく組み立てられてて、剣一郎と剣之助のコンビネーションもよく、また多恵奥様が大変重要な位置付けで盛り込まれて、読後感良かった。源次郎、人生取り返せればいいね

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

これも傑作。
5年前、剣一郎が大店の店の周りで見たシーンから、未然に防ぎ大方の盗賊一味をひっとらえた「夜烏」という皆殺しをして金を強奪する一団。
たった二人逃したのは盗賊一味の頭、十兵衛と片腕と目される男のみ。

その一団が新しくメンバーを作り、江戸に戻ってきた。
それは青柳剣一郎に仕返しをするためだった。

そこに、昔は剣一郎と同じ境遇だった男が加わり、集団の仕掛けは巧妙になる。

今回は奉行所ないのいじめ問題も大きく関わり、見どころがより深く重くなっている。

長男剣之介の成長ぶりが見どころでもある。

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2022年08月30日

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