心屋仁之助のレビュー一覧
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試し読み
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ネタバレフォトメッセージ集。文章だけでなく、写真が挿入されることで、こんなにもすっと心に入りやすいものなんだな。さらっと読みやすい。
「がんばればうまくいく」「うまくいかないのは努力が足りないからだ」そういう「がんばり教」の染み付いた洗脳を、もう一度「脳」を「洗って」捨ててみる。「いいかげん」「かなり適当」に生きてみる。それぐらいで生きるのが、ちょうどいい湯加減になる。
がんばりやさん。優しすぎるお人好し。世話好きで損しちゃうしっかりもの。正義感が強い人。向上心の強いできる人、そういったがんばり教に洗脳されちゃった人向け。
「罪悪感」は、あくまで「罪悪、感」。「なんとなく悪いような感じがすると思 -
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ネタバレ心が凹んだ状態というのは、ゴムボールが凹んでいるような状態でうまく弾まないし、思うように転がらないし、そのまま無理して走らせればバーストする。外から叩いたり引っ張ったり圧力をかけても直らない。方法はひとつ、内側から空気を膨らましてあげないといけない。自分自身のことを大切にして心を労わってあげること。そうすれば、自然にまあるく膨らんで、上手に転がり始める。
凹みやすいひとは決して他の人より心が弱いわけでも、何かが欠けているわけでもない。人の気持ちを敏感に汲み取ることができて、いつもまわりに気をつかう。真面目で、責任感も強くて、何にでも一生懸命に取り組む人こそ、凹みやすい。
まず、他人にかける -
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心屋仁之助さんの著書は、もう何冊も読んでいるので、内容的は同じなのだけど、復習を兼ねて時々読み返すと、また新たな気付きや学びがあり、とてもためになります。
「めんどくさい」は「人生に残してきた宿題」で、この宿題を片付けると、人生が変わるから「福袋」になる。
「〜べき」という言葉は、「私は正しい」という”自分だけのモノサシ”を自分にも他人にも押し付けること。
「〜べき」という自分だけの常識を外していくと「自由」が手に入る。「してもいいし、しなくてもいい、どちらでもいい」という「選択の自由」
「〜するべき」という義務や決まりを、「〜したい」という言葉に置き換えて、「選択の自由」「自分の意思」 -
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ネタバレ心の捻じれ、心の拗ね・・・その原因のもとは、すべて「愛されたい」「自分を分かってもらいたい」「ありのままの自分を認めてもらいたい」っていう欲求。特に子供のときに、母親からそれらの欲求を満たされなかった人が、拗ねてしまう。
拗ねた心は、被害妄想だけが人一倍大きく育ってしまう。いち早く被害者の席に座って、加害者を糾弾して裁こうとする。自分を守ろうとするあまり、争いが絶えなくなる。
「べき」が多い人も同様に、「自分が正しい」ことをしていて、相手が「間違っている」と判断したとき、「私は相手を裁く権利を得た」と勘違いしてしまう。これらの関係が様々な争いのもととなる。
「自分が正しい」と感じたときは、「 -
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ネタバレ心屋仁之助氏の初期の著書。セルフカウンセリング。セラピーの具体的な方法など、心理学やNLPに基づいた自己啓発本に近い内容で、まるでセミナーを受講しているような感じで新鮮だった。
自身が心理学に進んだ経緯も触れており、(自分が家族に完璧を求めすぎて、その反動で家族が外に向かって爆発してしまった)自身の性格(価値観や考え方が)変わっていく経緯にも興味が湧いた。
ただ、「傷ついた過去の出来事の”おかげで~”」の先がどうしても思いつかず、少し落ち込んだりもしつつ。
過去の些細なものから大きなものまで、色んな出来事をデータとして集めて、自分なりに分析して対処しているのが、性格。
「こんな性格を直 -
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人は自分に自信をつけるために、他人から認めてもらおうと努力する。結果を出す。資格を取る。できる人になろうと努力する。でも、これらの自信は、他人からもらったものであり、更には「理由付き」「条件付き」の自信なので、それが無くなった時、簡単にポキッと折れやすい。
一方、折れない自信というのは、外側の後付でなく、内側の、理由もない、条件もない、ありのままの「自」分を、ただ「信」じてあげること。
理由や条件がなくなっても折れない自信、これこそが本当の自信。自分の価値を決めるのは、他人ではなく、まず自分。
他人評価の、他人軸で生きてしまうと「自身」がなくなってしまう。だから「自信」も生まれない。
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・頑張らなければ好きなことができないと、と思っている限り、報われない
・好きなことをすると、自分らしく生きられ、人生が楽しくなり、自由になり、人に優しくなり、なぜかお金も入ってくる
・好きなことをして生きるには「一番嫌なこと」をする必要があり、豊かさを受け取るには、批判や非難を受け入れる覚悟が必要
・好きなことをして生きている人は、他人の目を気にしていない(妬んでくるような人からは好かれなくていい)
・「本当に好きなこと」は「損得」で考えてはいけない、あきらめたことの中に「本当の好きなものがある」、未来の心配のために今を犠牲にするのはやめよう
などなど、アドラー心理学の実践的入門書的な内容。 -
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「許す」ということ。
「許せない」という気持ちの根っこには、「大切なものを奪われたものを奪われた」「大切なものをもらえなかった」という気持ちがあるということ。
「許す」には、「損する覚悟」が必要であること。謝ってもらえなくても、何ももらえなくても、奪われたままでも、傷つけられたままでも、「もういいや」と言える「損する覚悟」。
「問題視」することで「問題」が作られる、という原理も勉強になった。
「敵視」することで「敵」を作ることも同じ。
心理学の本で必ず出てくる「あなたの嫌いな人」は「自分自身の嫌いな部分」という理論も頭では理解していたつもりだけど、心屋式に、周りの人は「自分の本音の鏡」なん -
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「ダメ男製造機」。正直、自分には関係のない本だと軽い気持ちでいたけれど、読み始めたら、もうもう自分に当てはまることばかりの狙い撃ちの図星、私こそ正真正銘の「ダメ男製造機」であることを初めて自覚した。
心理学の本は若い時から色々読んできたつもりでいたけれど、こういう物語調の斬新な切り口は初めて。しかし、つくづく人間の心理って面白くできている。
「ちゃんと自立したしっかりした女性」に限って、「ダメ男」とくっついてしまったり。付き合っていくにつれて、どんどん「ダメ男」を形成していってしまう。
その原因と傾向と過程が、この一冊でよく理解できた。
なんでもかんでも自分一人でやり過ぎて、自分の価値だ -
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心屋仁之助さん自身が「頑張っても頑張っても→うまくいかなかった」のに、「頑張らないと決めたら→なんか知らんけどうまくいくようになった」という実際の経験談や方法を交えて書かれていて、頷けることばかりで説得力があった。
私自身、頑張って身体を壊してしまったので、そういう自分に厳しい頑張り屋さんに是非読んでもらいたい本。
責任感の強い生真面目な頑張り屋さんが損をするように世界のしくみはできている。だから、頑張るのやめよう。気楽に生きよう。
「努力」「我慢」「協調性」「真面目」「自分よりも人のために」「人に迷惑をかけない」日本人はそういう生き方を美徳として育ったけれど、「頑張れば認められる」「頑張 -
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心屋仁之助さんのblogやfacebookを読んでいるので、こちらの本は、いつも基本ベースで仰ってることの「まとめ」のようにすらすら読めました。
親や環境から勝手に植え付けられた「常識」「普通」「幸せ」の概念に縛られないこと。それらからの解放。
過去に身に起きた出来事のパターンで、癖がついてしまった思考回路や自分の考えが、自分を守るためのはずが、知らずにどんどん自分を苦しめていたこと。
本当に「勘違い」や「勝手な思い込み」でいちいち悩んだりして、自分を苦しめていたのだなぁと。
『「過去の経験」に振り回されない「幸せの連想力」』
『自分を好きになるということは、自分を変えて、好きな自分 -
購入済み
ありがとうございます。
目からウロコというか、心からウロコというべきか。今まで悩んでいたことがすっとなくなって、心がフッと軽くなりました。この本に出会えてよかった。