庭春樹のレビュー一覧
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個人的なことで言えば、初ラノベだったので、けっこう衝撃を受けながた物語を味わい、楽しんだ。キャラクターの輝かせ方がすごいし、得意なことを思う存分させていて生き生きとしたシーンがたくさんあった。ストーリーも展開多めで読んでいてワクワクする。設定と設定から生まれる舞台装置が全部面白い。名前の付け方やメインキャラクター以外もこだわりがすごく、ファンタジー世界に没入させてくれた。
ストーリーは『大正あやかし溺愛奇譚』とサブタイトルにある通り、恋愛ものなんだけど、身分の違う二人の間の障壁を乗り越えるために頑張るというよりは、結ばれるのは確定していて、その結ばれ方や二人を邪魔する過去を打ち破るストーリー -
いそふらぼん肘樹 / 久米田夏緒 / 八坂アキヲ / 相川有 / あかつき三日 / 辻村七子 / 雪広うたこ / 御巫桃也 / おの秋人 / 文庫妖 / なま / 尾羊英 / 中村颯希 / ゆき 哉 / EVIL LINE RECORDS / 城キイコ / 百瀬祐一郎 / 芳川カズ / 庭春樹 / 藤咲淳一 / Rayark Inc. / ひだかなみ / 山口悟 / 八橋はち / ルビーパーティー / 高山しのぶ / やましろ梅太 / 真冬日 / シノノメウタ / 都志見文太 / coly / ダンミル / 西実さく / 松幸かほ / テクノサマタ / 蒼崎律 / 織川あさぎ / 伊藤明十 / D・キッサン / 遊行寺たま / 馬路まんじ / ひさまくまこ / 白峰 / TYPE-MOON / おがきちか / 雨宮由樹 / 市原ゆき乃 / おだやか5.0 (1)
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ネタバレかなり私好みの作品!
特に素玉館の店主、司の視点で語られる第二話から面白く感じられ夢中になり読み進めた。彼の人柄や主人公の千代里をどう思っているのかよくわかる。また視点の移り変わりがスムーズだった。
何よりも昼食を食べに二人でレストランへ行くシーンがいいのである!二人乗りのバイク!千代里はヘルメットをかぶることさえ悪戦苦闘なうえ、つかまる位置を間違えてしまう可愛い女の子なのだ!このシーンを読んだら1日幸せ気分でいられる。
お店に飼い猫をなくしたばかりの女性がブレスレットを求めてやって来るのだが、ブレスレットの天然石を千代里が選ぶことになった。その天然石を選んだ理由に涙ぐんでしまう。
司が千代里 -
購入済み
太宰府が舞台
太宰府が舞台なんて、嬉しいです。
4、50年前の展示室って、どこもこんな感じでしたよ。
言葉は佐賀か筑後の西の方みたいです。太宰府の神職や、お茶屋でこんな言葉をしゃべる人はいましたね。
天満宮の社宅は寝殿造りばっかりでしたし、奈良なんかも同じじゃないかと思います。
大阪の文系学者とメールを交わしたことがありますが、ヒロインを彼女とだぶらせて読みました。 -
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ネタバレコミカライズ2巻は第7話から第13話収録。小説1巻分のお話完結です。
第7話。亮平の女房が天都へと招かれた場面。
「何もかもがぞっとするくらい美しくて」
「寂しくて苦しくて切ないのに」
「最後まで彼女のすべてが美しかったことを思うと」
「どこか誇らしかった」
この場面の亮平の女房を想う気持ちと、漫画が完結した時の私の気持ちとどことなく似ている。
好きになって良かった。出会えて良かったと思える作品です!
1巻の頃よりも登場人物の表情がぐんと豊かになってます。特にカエルの姿のハチス。彼がふがいないと泣いているところでは私も悲しくなりました。
背景もきれいです。満月の夜空が何回か描かれているので -
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ネタバレ待望のコミカライズ第1巻は、第1話から第6話まで収録。原作をそのままではなくカットしてある部分もあるし、オリジナル描写もある。庭先生の想像力と画才によって、望月先生の京洛の森の世界が、どどん!と脳内に広がる。
作画のお手伝いをなさった児湯とばりさんの雷の龍。素敵です!くっきりと描かれていないのは、神様だから恐れ多くて正視できない表れなのかな?きっとまぶしいのでしょうね(*^^*)
やっぱり好きな場面は幼い頃のありすちゃんと蓮くんが出会うところ。この記憶があるからありすちゃんはどんなにつらいことがあっても頑張ってこられたのかなと思う。たぶん蓮くんも同じ。蓮くんのちょっと不機嫌っぽい表情が好き。
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ネタバレどうも、マッカーサー紫音です(笑)
ありがたいことに発売日より少しだけ早く読ませていただく幸運に恵まれました。
目下、某社営業部で毎日毒吐きながら生きている紫音です(しつこい
ヒロインと同じ名前でテンションあがってます。
そしてところどころ、あれ?わたしの職場で誰かわたしの言動リークしたのかしら?(ビクビク
というくらい紫音ちゃんがわたしみたいなこと言うのでドキドキしました。
そうか、紫音ちゃんが好かれるのは顔だけか…(腹を抱えて笑った
そうか、紫音ちゃん、女の子に好かれたりするだ!(羨ましい
泣かぬなら殺してしまえホトトギス精神で斬り捨て御免の紫音ちゃんが少しだけ他人に優しくなれたよ -
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ツイ友の冬木さんのご著書。ネタ出しにほんの少し関わっているので身内贔屓と言われそうだけど一ファンとして大好きなお話の書籍化。
カテゴリとしてはコージーミステリでいいかと思うんだけど、謎解きの過程で、広い想像の世界があるから大丈夫とばかりに現実では自分の目の届く範囲のことだけをきちんと整えて穏やかに暮らしたい司書子さんこと蕭子さんが、ご近所に住む(ただし小学校の学区が違うので幼馴染ではないら)タンテイさんこと反田さんと知り合ったのをきっかけにその目の届く範囲から手を引かれるようにまろび出てほんの少しテリトリーをひろげる流れがすごく好き。
だけれども。狭い世界で幸せに暮らすのではどうしていけない -
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ネタバレ天然石をテーマにしたラブストーリー。
千代理が司に惚れる理由はまぁ分かる。2人っきりの仕事場ちょっとぶっきらぼうだが優しくて頼りになる年上の男性。おまけに顔も良く猫ちゃんもいる。そりゃ惚れる。
ただ司が惚れる方は何ともパンチが弱い。
自分が大切にしている天然石を熱心に学んでくれて、おまけに見抜く力もある。加えて性格も真面目で思いやりがあって素朴で...
学校の一件で陰もあり庇護欲も誘うとあらばあの感じも不思議ではない。
ただどこまでも予想通りのためパンチにはかける。
とはいえペットロスに苦しむ女性に向けた天然石を選ぶエピソードは素敵な考えで胸に来るものがあった。
あんなエピソードがもっと読みた -
Posted by ブクログ
ネタバレ友達に業績を横取りされて太宰府に飛ばされた現代の女性研究者が天神様(菅原道真)に出逢う話。
設定は非常に魅力的。
研究者が学問の神様に出逢えたら、それはもういろんな発見やらなんやらがあるだろうとわくわくしたのだけど、どうもそう言う話にはならなかった。
人に貶められた境遇が似ていることから、天神様とのやり取りで相手への怒りや自分の境遇への悲しさを乗り越えようとするお話だった。
ただ、そのために一冊丸々使われているのはちょっと引っ張りすぎかなと思った。
天神様の良さもあんまりでなかったしね。
逆に将門命の方は魅力的だった。
日本三大怨霊のうち二人まで登場するので、どうせなら三人とも出して欲しかっ -
ネタバレ 無料版購入済み
うわっ!
ちょうど、これからって言う所で、終わっちゃったよ。続きが、気になるじゃないの。江戸時代の料理人の幽霊と、現代の女子大生の話。ちょっと、今までに無い感じの話で、面白そう。
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ネタバレ目次の一章ごとのタイトルを見たときから美味しそうだなぁ。と思っていたけど、いやはやまさかここまでとは(^q^)一番美味しかったのは鯵を食材にした「まご茶漬け」です♪
花ちゃん所有の手鏡の付喪神。鏡子さんのお話は気づいたら泣いてました。花ちゃんがお母さんを亡くしたときからずっと鏡子さんは彼女を見守っていたんだなぁと思ったら……(ノ_・、)
二泊目(2章)から登場の付喪神ちょう助くん!彼の登場シーンが好きです♪まるで人になれてない猫のようで可愛いのです(´- `*)花ちゃんに対してシャーと言ってるような声が聞こえました(幻聴)
付喪神専用の宿のイケメン主人。八雲もまた花ちゃんを受け入れるまでちょう