秋田禎信のレビュー一覧

  • 閉鎖のシステム

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    閉じ込められた4人

     真夜中のショッピングモールで発生した警備員殺人事件。出られなくなった4人が出口を求めて暗闇を彷徨い続けるって話ですが、ミステリーというよりは人間ドラマもの? 人は死んでるんですが、ライトであんまり凄惨な感じではないです。
     あと文体が独特で楽しめた。挿絵の服装センスも凄いな~。
     

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    2022年09月29日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    まだSTAND ALONE COMPLEXしか観られていないけど大好きな攻殻機動隊のアンソロジー。
    面白かったです。
    バトーやトグサ、荒巻がアニメの声で喋って、楽しい読書でした。
    作家さんは5人ですが、それぞれの攻殻機動隊の世界でした。
    一番好きだったのは朝霧カフカさん。
    笑い男が出てきて嬉しかったです。島での戦闘は映像で観てみたくなりました。
    セリフで、中原中也など文学作品を引用するキャラがいるのが朝霧先生っぽかったです。
    この世の全ては電気信号が作り出した虚像で、(本物だと思ってる)その誤解が「心」や「意識」なのか…?ううむ。ぐるぐる。
    三雲岳斗さんのお話の、少佐に会いたいが為にテロリスト

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    2019年10月19日
  • ハンターダーク

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    さすがは秋田禎信
    捨てられたガラクタだけで構成された街の中を、ガラクタの体と唯一生身の生体脳を持った機械人たちが駆ける!

    触覚、嗅覚、味覚、痛覚を失って欠けているがゆえに邪念に走る機械人が多い中、ハンターと4人の仲間達は邪念をもった機械人達を成敗するのだ。

    尖りまくった世界観を筆力で乗りこなす秋田節はさすがの一言。

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    2019年01月28日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    秋田先生が書いてるとのことで購入、各々一流の先生が書いており、アンソロジーといえども攻殻機動隊の世界観を各々の文体で描き切っており贅沢な逸品でした

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    2019年01月09日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端

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    初代オーフェン読破前提

    この作品はすでに完結した前作魔術士オーフェンはぐれ旅を読破していないとほとんど楽しめないでしょう
    できれば無謀編もよんでるとなお良い
    とは言え前作だけでも20巻と相当な量があるので今から読むにはかなり気合を入れなきゃいけないでしょう

    作品としては前作完結後のエピソード
    オーフェンに子供ができたり、マジクが最強の術者の一人になっていたりで前作好きな人には思い出しながらニヤリと出来て楽しいと思います
    今時のラノベにありがちな俺つえーなどはあり.....ません....たぶん。本気になったら多分人間社会は滅ぼせるけど
    昔にありがちの主人公は人間としては最強に近いが敵側が人間より遥かに強

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    2018年05月13日
  • 血界戦線 グッド・アズ・グッド・マン

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    相変わらず秋田禎信の台詞回しが血界戦線の世界観にとてもマッチしてる。ヘルサレムズ・ロットの異界人キャラがオーフェン無謀編のトトカンタにいてもおかしくない。
    壁のコケを舐める人、ぜひアニメか原作コミックに逆輸入お願いします。

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    2017年10月12日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
    その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛び出した面白さがありました。
    特に「謎解きはディナーのあとで」と「こち亀」のコラボ作品というのは斬新でしたね!麗子つながりも良かったです!

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    2017年06月04日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
    若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。

    ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。

    ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
    初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
    中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
    影山も、

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    2016年09月29日
  • 血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン

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    ザップ・レンフロは心底クズなのに、いざという時は本当に本当にかっこいい。芯が通っていてそれを決して曲げず、さらにその心に見合った強さがある。面白かったけれど、すこし文体が気になった。

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    2016年06月29日
  • 血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン

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    ここに出てくる法則や神性存在が本当に血界戦線世界に当てはまるのかは置いといて、かなり原作のイメージを損なうことなくそれっぽく書かれた小説です。
    台詞回しもほとんど違和感なく、句点の打ち方に若干の癖は有りますがなかなかの高評価です。

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    2015年09月05日
  • 血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン

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    すごかった…。生き生きとした血界戦線でありながらバリバリの秋田禎信でありながらまさに血界戦線だった…。とてもおもしろかった。

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    2015年06月14日
  • 魔術士オーフェンしゃべる無謀編7

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    というわけで無謀編最終巻。
    書下ろしは「最初の話」+「なんの話やら」。
    まさかチャイルドマン先生が…。その辺、もっとくわしく知りたいです。
    「なんの話やら」ははぐれ旅時代のどこ、っていうよりは全部をまとめたみたいな夢なのかな?懐かしくて感慨深かったです。
    好き。

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    2013年08月17日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版8

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    次が楽しみ

    オーフェン御一行
    いつの間にかハーレムに
    うらやしいぞこの野郎ぅ

    おにぎり

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    2013年07月10日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

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    懐かしくて思わず手にしてしまった本
    全然おぼえてなかったから新鮮な気持ちでよめました。
    軽快なテンポで進んでいくので読みやすかったー

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    2012年01月03日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

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    第1版は誤植が多すぎて大変です.
    無料で交換してくれるらしいので,これから交換してもらう予定です.

    内容は,昔読んだ物を懐かしく読んでいます.

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    2011年11月01日
  • ベティ・ザ・キッド(下)

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    ネタバレ

     砂漠の真実といいフラニーの選択といいベティとウィリアムの関係といい潔いまでのエピローグのなさといい、とっても秋田作品でした。いやもう普通脱出後どうなったか書くもんだと思うんですが、「書くべきことは全部書いたから要らない」と言わんばかりに満天の星空でバッサリ終了。実際大切なことはすべて伝え終わっているので文句も言えない(笑)。
     でもこの後どうなったか、というかどうするのか気になるんだけどなー。指名手配そのまんまだろうし、フラニーの微妙な立場が改善されるわけでもない、それでも彼らはそこで生きていくんだろうけど、考えてみれば変装して旅でもしないと平穏に暮らすのが困難な一行なんですよね。それとも南

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    2011年09月03日
  • ベティ・ザ・キッド(下)

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    大きく予想を裏切るような展開はなかった。読んだらそれで救われるような都合のいい正義もなかった。だけど、すごく面白かった。善悪に線引きがない砂漠で、砂の一粒一粒を掬いあげるように、人物の生き様や言葉の意味を考え出したらもう止まらない。なによりカッコイイし! 繰り返し読みたい。

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    2013年03月28日
  • ベティ・ザ・キッド(上)

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    男のふりをして賞金稼ぎを名乗り、父の仇を追うキッド。素っ気ないけど強い仲間との絆、幸運と際どい状況判断で難を切り抜けていく展開、と『オーフェン』的なワクワク感を良くも悪くも裏切らない。

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    2010年10月11日
  • カナスピカ

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    カナスピカ、高度二万六千四百九十九キロメートルの彼方から落ちてきた人口衛星。

    中学生の加奈がカナスピカの為に頑張る姿、恋をしている姿が可愛かった。

    機械に感情が生まれるわけがないとは思わない。

    私達のこの感情だって、どこから生まれているのか分からないし。

    きっといつか、感情をもつ機械が現れると思う。

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    2010年10月10日
  • ベティ・ザ・キッド(上)

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    いちいち言い回しとか価値観とか好きすぎる…。めくるたびに、好きなフレーズを掬いあげるのが楽しくてしょうがない。堅実で地味で丁寧な文体・世界観だからこそ、主人公の(少女漫画のような!)設定が生きていると思う。
    ハードな時代観と、メインキャラの絶妙な距離感の不思議なマッチ。戦闘シーンもかっこいい。謎は多く残されているので、こりゃ下巻が楽しみだ。

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    2013年03月28日