秋田禎信のレビュー一覧

  • カナスピカ

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    真新しいことがあるわけじゃないんだけど、当たり前のことが当たり前じゃないと気づかされたり、それでいて今まで気づいていなかった当たり前のことにふと気づかされたり。秋田節に笑ったり、泣いたり笑ったり泣いたり。まさしく青春小説。

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    2010年09月01日
  • 愛と哀しみのエスパーマン

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    「ゆるーい問題作」なんだそうなんですが、秋田禎信お得意の不条理ギャグが炸裂した一冊です。終わりの不条理さも秋田禎信っぽいと思います。評価は分かれると思いますが、バカSFが好きな人は楽しめると思います。

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    2009年10月07日
  • シャンク!! ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事

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    イラストレーターが変わったり、続きがなかなかでなかったシャンクも終わり。というかあっさりと終わってしまったのは意外だった。
    シャンクとブリアンの関係が結構好きだった。

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    2009年10月04日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 プレ編2

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    ネタバレ

    オーフェンは1巻から全部読んでる。
    TOに移籍してから、なかなか新刊を追うことができなくなったが、やっと読むことができた。
    あの無謀編のノリを再現して読ましてくれるのは嬉しかったし思わず笑ってしまった。ゴルゴンが、やはりいい味出してる。
    残念に思ったこともあった。
    ファンサービスだと思うが、牙の塔とトトカンタのメンバーを過去で会わせて欲しくなかった。
    コミクロンとマジク。会っていないことはないけど。

    あと、エバーラスティン家とチャイルドマン。たしかに親交がある設定はあったが、最接近領と掛け合わせなくても良かったのでは?1巻からかなり見方が変わってくる。ティシティニーはクリーオウを修行に出させ

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    2025年12月22日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    どれだけ攻殻機動隊という作品が大きな影響を与えたかはSFの、特にサイバーパンク的なアプローチの作品を見ればわかるのだが、本書に収められた作家陣の解像度の高さを見れば一目瞭然である。
    どれも甲乙つけ難い作品がずらりと並んでいるのだが、三雲岳斗の「金目銀目」が本書の中では一番面白かった。ごちゃごちゃとしておらず、理路整然としている。SFハードボイルドの世界観そのもの。

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    2025年09月06日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版4

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    ネタバレ

    キムラックに潜入し、世界の謎へと迫る4巻。引っ張り続ける「世界の謎」とやらがまだ分からず、モヤモヤとするもののこれは苛立ちではなく焦ったさの混じった期待感である。特に劇場の再演でその一端に触れた時はゾクゾクしてしまった。「出し惜しみをしない」ことが美徳とされることが多いが、この作者の場合は逆に「出し惜しみ」が非常に巧みで、真実に擦るか擦らないかあたりで寸止めさせつつ、それでいながらしっかりエンターテインメントを魅せられるのが凄い。後半はオーフェンの禁忌の一つである人殺しがあり、なかなかに衝撃的な展開ではあったが、トライガンマキシマムのウルフウッドをなぜか思い出してしまった。これがどう転ぶかまだ

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    2020年06月30日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    ネタバレ

    2017年発行。あの攻殻機動隊の世界を土台にした、全編書き下ろしのアンソロジー。
    このアンソロジーの中では円城塔の「Shadow.net」が一番好きな作品だったけど、これは『年刊日本SF傑作選 プロジェクト・シャーロック』に再録されているので、個人的にはそちらを購入するほうがオススメかなと。

    ===

    Shadow.net 円城塔 ★★★★☆
    * 相貌失認症を持つ「わたし」は、プライバシーの観点から街の監視を行うシステム一部としての役割を担っている、という設定が、なるほど、と。近年(リアルの世界の近年)のAIによる顔認識技術は監視システムを強化したり、あるいは相貌失認症の人を支援したり、とい

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    2020年02月17日
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 コミクロンズ・プラン

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    ネタバレ

    コミクロンが主人公の『我が呼び声に応えよ獣』直前の話。プレ編より後で、アザリーが変質して、キリランシェロが出奔して、チャイルドマン教室は瓦解状態。
    ゴルゴンの誘いに乗って、最接近領の領主にコンタクトを取るはずだったが、手違いで山賊を助っ人してしまう。

    コミクロンは白衣の美女のような姿で描かれるけど、おさげのちんちくりんとした印象からだいぶ変わったみたい。
    またコミクロンの呪文が数字のコードみたい、など本編では描かれないことがわかる。
    でも描かれるのがスカウトと山賊を勘違いしたコミクロンの姿だけで、そこに知性や拘りなどが見えてこないのが物足りない。私はもっと医療が得意なエリート魔術士が見たかっ

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    2020年01月03日
  • スレイヤーズ 25周年あんそろじー

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    いろんな作家さんが書くスレイヤーズ!
    おもしろい!けどやはり秋田さんと原作の神坂先生に軍配が上がる

    秋田先生案のリナの学生話はぜひやってほしい!
    もぅ発想が完全にプレオーフェンだけれども!やってほしい!

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    2018年04月25日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    ネタバレ

    5人の作家による公安9課のオリジナルエピソード集。

    うっすらと素子が絡みながら公安9課の面々や関係者、世界観にまつわる話が綴られる。

    1話素子本人が登場する話はあるが基本メインでなく関わっていく所がエピソード集らしくていい。

    勘違いかもしれないがGHOST IN THE SHELLとSTAND ALONE COMPLEXの話が混じり合ってる気がしてちょっと気になる。

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    2017年10月17日
  • 【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版

    購入済み

    誤字がとても多い。
    内容は不満なし。

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    2017年10月10日
  • ハルコナ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    花粉を無毒化する代わりに自分にとっては花粉が猛毒となってしまう少女の周りの人たちのお話。

    春はいいけど花粉症的に関係のない季節でも何かしらの花粉はいつでも飛んでるわけだし、それもハルコにとっては有毒なんだろうし、体質者が社会的にみとられていて、近隣に受けいれられている世界なのが救いというか。

    「青春小説」であるらしいですが、読後にきいてもそういう印象はあまりない。
    でも遠夜とハルコの関係性はとてもいいと思った

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    2017年05月07日
  • ハルコナ(新潮文庫nex)

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    背表紙の解説に「圧倒的青春小説」とあるがそういう類いではないような。。。トークルームの中の”貴族”が最後にリアルな世界に出てくるのかと思ってたらそうじゃなかったのが肩すかし。あと、最終ページに"防護スーツ"のイラストは少しだけスッキリ感を演出していてよかったです。

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    2017年02月06日
  • ハルコナ(新潮文庫nex)

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    帯もあらすじもほとんど見ずになんとなく買ったからかこの体質だとかの謎が核になるのかと思ってしまった…

    終盤はとても面白かった。理解した上でもう一度読んだらもっと考えさせられそう。貴族との会話がよかったなぁ…。
    (帯は見なくてよかったけど、あらすじちゃんと読んでたらもっと楽しめたかもしれない…!

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    2016年07月29日
  • 血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン

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    映画「ペーパームーン」を観てから、また読み返したいなーなど。
    ペーパームーンの意味も読んでるときにはわからなかったけど調べてわかりました。
    内藤作品(これは違うけど)はつくづく映画が観たくなる。

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    2015年08月27日
  • 巡ル結魂者5

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    完結である。
    オーフェンvs魔王オーフェンかと思ったけどそこまで単純でもなかったようだ。
    しかし、やはりその場のノリ…ライブ感重視で書いていたことがあとがきで明らかになりましたが、農耕区の話はやっぱもうちょっと早くやってた方が良かったんじゃないかなと思ったりでも蒼きスペードさんはやっぱどうしようもなかったですね…。

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    2015年10月18日
  • スレイヤーズ 25周年あんそろじー

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    う…うわあああなんだこれなんだこれひええ…!
    すれいやーずあんそろじー…!なんというかあの、「ひわああああ!」と床をごろごろ転がりたくなりました。
    ヌンサあああ!入れ食いの呪文…!あとがきいいい!
    あと秋田さんの提案、いいと思うんですけど!ぜひ読みたいんですけど!やー、秋田さんだとやっぱりどうもプレオーフェンの某姉弟思い出しちゃうっていうかなんて言うか。

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    2015年01月29日
  • 巡ル結魂者2

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    なんというか、オーフェンの牙の塔時代編を読んでいるような不思議な感覚。
    この人のギャグというか、少し独特なところがあるのだろうか。

    キャラ紹介編とか取り付いた幽霊の正体がわかんなくなるとか起承転結の承の段。
    このあと転がありそうな予感ヒシヒシと。

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    2014年01月31日
  • メックタイタン ガジェット 虐殺機イクシアント

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    変な企画の片割れ。
    あとがきの模造刀輸入騒動が一番おも・・・

    とまれ。
    同じキャラクターでスーパー系とリアル系のロボットものを書くのって至難の業だな、と。
    わりと(主観的ではあるが)ギャグに走れるスーパー系とは違い、シリアス成分の強いリアル系であのキャラをあそこまで出せたのはすごいとしかいえない。

    まあ、チートクラスの能力を主人公機がもってることは確か。
    そういった意味ではリアルの皮をかぶったスーパーかもしれん。

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    2014年01月05日
  • 巡ル結魂者1

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    初期オーフェンを彷彿とするのはなんかなぁ?

    主人公がヒロインいじくって面白いところは短編に通じるものがあるかな。過去作品と比較しては作者に失礼かもしれないが。

    主人公の持つ力が実は自身の力ではないところがミソかね?

    多分、続くので様子見しながら。

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    2014年01月31日