早坂吝のレビュー一覧

  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    解決編の途中までは、うわぁ……ってテンションで読んでた。
    誘電エラストマーで出来た家と言われましても……って。

    でもそこからが本番だった。

    犯人は実は家のAIで、家自体が犯人でした!
    家に閉じ込められてしまったけど、水平線効果を利用して助かりました!
    いやー、最高。

    特殊素材で作られた家という一発トンデモネタで押し切るのではなく、その後の脱出劇にこそ綺麗な伏線と論理が敷かれていて、よく考えられているなぁと。

    五代さんの正体は実は復讐をたくらむ女で~ってのは無理やりな展開だなと思ったけど、その頃にはそんなのどうでもよくなるくらいに脳が興奮しているので問題なしです(笑

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    2021年11月22日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    現代ならではのテーマにからめた、館ものとしての可能性が広がる作品。いわゆる「新本格」の時代から確実に一歩踏み出したと感じる。

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    2021年09月15日
  • 双蛇密室

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    マジでヤバい。エグい。
    唯一無二前代未聞空前絶後奇想天外。

    なんでこんなの思いつくの??
    らいちが言うように、まさに"人類初"。

    はっきり言ってストーリーなどはないに等しく、トリックありき。だが、その推理に必要な描写だけをしており、一切無駄がないため、前半、中盤もスラスラと読める。(まぁもちろんコミカルなキャラクター、文章の影響もあるんだが。)

    解説より
    「論理と下ネタはこんなにも美しくマッチングするものなのか、と僕はこの作品に教えられた。(中略)
    この世界で老若男女ーー大半の人が興味を持ち、共通した知識を持ち合わせているジャンル、それこそが下ネタなのだろう。だから、

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    2021年09月14日
  • 誰も僕を裁けない

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    楽しみにしていたのだが、期待以上だった。
    まず、ミステリーとしては叙述トリックを利用した二つの話の繋げ方はもちろんだが、やはりアリバイトリックに驚かされた。
    これぞエロミスの真骨頂。エロとミステリーの絡め方があまりにも巧すぎる。

    そして、
    「本格のルールが現実社会のルールをも侵食」
    という言葉がとても印象に残っている。

    ミステリーの中にしか出てこないようなトリックによって、まるで本格ミステリーの「フェアかアンフェアか」を問うてるかのような現実社会のルールの穴が浮き彫りになる。

    エロとミステリーの絡め方、ミステリーと社会派の絡め方、どちらも非常に鮮やか。
    少々ラノベ的な雰囲気はあるが、一人

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    2021年07月11日
  • アリス・ザ・ワンダーキラー~少女探偵殺人事件~

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    面白かった...。アリスの世界観というか特殊設定下のミステリをこれでもかと詰め込みつつ、ラストの畳み方が非常に良かった。伏線とはこうやって張るもの、というお手本のような...。
    一般的なミステリを求めてるとちょっと違うかもしれないが、遊び心に溢れた良い一冊だった。こういうの好き。

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    2020年10月18日
  • メーラーデーモンの戦慄

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    今までの登場人物が続々再登場してくるのも楽しい、シリーズの集大成的な作品。これで援交探偵シリーズも完結ですかね。

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    2020年09月22日
  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前半AIらしさはやや抑えめの展開ながら後半でロボット三原則やトロッコ問題なんかとうまく絡んできてさすがという感じ。この種のテーマの作品は若手だからこそ書けるものであって、大御所作家が書くのは難しいんじゃないかなと思う。『探偵AI』と本書で円環がつながった感じだけれど、続巻があるならまた読みたい。

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    2019年11月29日
  • メーラーデーモンの戦慄

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    援交探偵シリーズ最新作。今回は「劇場型犯罪」とのことで、二重三重に劇場型の構成。推理合戦や複数のトリックを超えて犯人を絞っていく過程は読み応えがあり、相変わらず論理的。意外な?動機には脱力。次作(あるのかな?)にも期待大。

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    2019年06月12日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

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    ネタバレ

    援交探偵、上木らいちを主人公にした連作短編集。前作『◯◯◯◯◯◯◯◯殺人事件』で衝撃的なデビューを果たした援交らいちだが、今作はよりその特異なキャラクター性を煮詰めた短編集となっている。本来、探偵は謎めいたものであり、その人物の秘するものが色々とあけっぴろげになる性的な物事からは距離を置かれることが多いが、らいちはそんな常識をあざ笑うように簡単に股を開きチンポをしゃぶり抵抗なく誰とでも寝る、究極的なまでに世俗的なキャラクターである。白眉なのは峰不二子のように色仕掛けを武器にしているわけでなく、純粋にカネと享楽のために寝ているという部分だろう。この軽薄さが逆に謎めいた印象を彼女に与えており、また

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    2019年05月30日
  • メーラーデーモンの戦慄

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    ネタバレ

    このシリーズここまでエロミスで引っ張れるのはさすが。シリーズ内外の既刊本とのリンクがあって読者サービス満点。文字化けの件とかTwitterのつぶやきとか、ニヤッとさせられる。張られた伏線もガッツリ回収されてスッキリする着地。

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    2019年02月10日
  • 誰も僕を裁けない

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    う~ん最高に面白かった。      
    本格社会派エロミステリー。     
    もっとエロ描写を充実させてくれればもっと最高だった。     
    う~ん特に言うことが無いくらいにはよくできた面白いミステリーだった。

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    2018年10月07日
  • 街角ハルシネーション―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    AIが発展するなかで写真や絵をAIで作成したものが偽物なのか、それはそれで本物なのかはさておき、それを犯罪などマイナスの方向のみに向けるのは良くないと思わせる作品でした。
    AIの良いとこ、悪いとこを見分けて共存できる道を探したくなる作品です。

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    2026年07月24日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    ネタバレ

    とにかくふざけている作品だと感じた。

    意味がわからないし、意味が分かっていても尚、意味がわからない。ロジックはしっかりしているが、それも意味がわからない。

    タイトルを当てるところに焦点を当てていたり、読者への挑戦状がある点から、ミステリ好きにしか刺さらない作品なのではないかと思われそうだが、まったくそんなことはなく、誰であっても楽しめる作品になっていると思う(たぶん、、、)。

    ただ、おすすめしたら主人公たちと同じように変人を見る目で見られるかもしれない。

    バカに全振りした作品が意外にも少ないので、本作は結構楽しめた。

    解説が上手だった。

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    2026年07月16日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    犯人当てだけでなくタイトル当ても読者に挑戦させる珍しいミステリ。
    犯人はわりと簡単に当てられるけどそれだけじゃないのが本書。
    ただし人を選ぶと思う、かなり。
    自分もノベルス版が出て話題になった頃に読んでいたら憤っていた可能性がある。
    今読んで良かった。
    冷静に面白がって読めました。

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    2026年07月06日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    ネタバレ

    タイトル当てが、それだけで気になって読みたいと思わせる良いフックとなっている。そのおかげで、本体の叙述トリックに気付けない。そのトリックも、誰もが騙されて、明かされたら誰もが納得出来る(?)という良いトリックの見本のような。序盤にミニタイトル当てがあるのも、システムのチュートリアルになってていいと思った。
    ただ、メインのタイトル当てはフック以外にはあんまり絡んでなく(やりようがないかもしれないけど)、そもそもそのことわざで合ってる?って感じた。
    ヒントから推理して真相を導くというより、探偵が真相が分かったのは〇〇だったから、という方向の推理をしなければいけないのは知っておきたかった。何も食べて

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    2026年06月19日
  • しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

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    終盤まで読んで良い形で「騙された!」と。

    途中に感じた違和感はこれだったか、と納得し
    感想もがらりと変わりました。

    こんなミステリーは初めて。

    また数ヶ月、数年後に読み返そうと思う本は数多くありますが、この作品はその場で最初からもう一度読み返したいと思えるものでした!

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    2026年06月10日
  • 街角ハルシネーション―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    輔が誘拐されてイアと共にアイの謎解きを見守るかと思いきや、物語は急展開に
    イアと輔の関係も見どころ。

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    2026年06月10日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    壮大なシリーズもののスタートという感じ。
    しかし、この内容を2018年ごろに書いてたのは驚きだ。
    AIの特性も踏まえた描写も素晴らしい

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    2026年06月04日
  • 街角ハルシネーション―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    2026年12冊目。前作は少しごちゃついてるイメージだったけど、今回のは読みやすかった…けど後半はこれまでのシリーズ展開を覚えてないと楽しめなくて、イマイチ。コナンやハリーポッターシリーズみたいな雰囲気があって面白くなってきたようにもみえるけど、作品刊行スパンがあくと主人公以外のキャラクターは忘れてしまう…

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    2026年06月01日
  • 街角ハルシネーション―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    今作も面白かった.「ハルシネーション」がタイトルにあったので期待して読んでみたが,最後まで面白かった.AIが珍しく冴えてるようなに感じた.

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    2026年05月24日