【感想・ネタバレ】○○○○○○○○殺人事件のレビュー

あらすじ

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。さらには意図不明の密室が連続し……。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは? 「タイトル当て」でミステリランキングを席巻したネタバレ厳禁の第50回メフィスト賞受賞作

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私はめちゃくちゃ好きだった
エンタメとして面白い!
論理的で明瞭!
全てに納得感がある!

タイトルは自力で当てて、トリックにも納得

そしてこの作者の筆致がとにかく好きで一気に読んだ
作者の他の作品も読みたい!

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エロネタについても全てが必然性を持っており、思わず「これが京大ミス研の実力か!」と唸らされました。デビュー作とは思えないほどの完成度で、文章も非常に読みやすく、下ネタに抵抗がない人にはぜひオススメしたい作品です。

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

映像化不可能すぎる。
今後この作品が映像化されることがあるならば、この世から映像化不可能という言葉は無くなるだろう。

〇〇に該当する言葉は序盤にヒントが出される。
ぼんやりと正解は思いついたが、それがどういう事件になるのか、全く想像がつかなかった。
トリックが明かされた時の衝撃は凄まじい。

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2024年07月02日

Posted by ブクログ

【前代未聞のタイトル伏せ字作品】
8個の◯の中に入る「ことわざ」が分かればこの事件のトリックが分かるという、世にも奇妙な「タイトル当て」ミステリー。

ここまでならとてもワクワクするが、早坂吝(はやさか やぶさか)という人を食ったような作者のペンネームからも分かる通り、本作は一筋縄ではいかない。
ストで明かされるエラリークイーンも助走つけて殴るレベルのどんでん返しと、そこから導き出される「誰でも知っている」ことわざの正体に、本をぶん投げたくなること間違いないだろう。
趣向としてはとても面白いが、この「真相」がゆえに勧められる人が極めて限られるという致命的な欠点を持つ作品。読後感は…たぶん悪い(笑)
「面白ければ何でもアリ」をテーマとした新人賞であるメフィスト賞を受賞しているのも納得の一作。

実はこの後シリーズ化していくが、未読の方はぜひ何の情報も入る前に、本作を手にとってほしい。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんだこれ笑
人に勧めにくいが面白かった。






解説の中で、「世の中を舐め切った作品」と評されているが、違うものも舐めている。主人公とらいちのシーン、個人的な性癖に刺さりまくった反面、「急にどうした?」とも思ったが、ちゃんと意味があったのね。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

第50回メフィスト賞受賞の作品。この作品はよく賛否両論みたいなことを言われてるけど、俺はもう賛も賛。賛賛賛 賛賛賛 賛賛賛賛賛賛賛って感じやった。こんなタイプの小説は今まで読んだことがなかったし、そんなひっくり返し方されたらそら笑うて。
ほんまに賛の人はめっちゃ賛やし、否の人はめちゃくちゃ否になるやろうなって感じ。

ただ、麻耶雄嵩さんが「ロジカルな思考に裏打ちされた手筋の確かさと豊かな発想力」とか言うてるけど、これは言葉選びすぎ笑 
良い意味でこんな綺麗な言葉で表現されるような本ではないと思う笑

俺はこの本がめちゃめちゃ好きやけど、まぁ~人には勧めん。
ただ未読の人には読んで欲しい!けど人には勧めん!だけど未読の人は読んで!勧めてはないけど!

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

おもしろい!!!
最後の方、こんなんありかよ!!と叫んでしまった
メフィスト賞を本作きっかけに知っただけだけど、これぐらい突き抜けないとメフィスト賞は取れないんだな。楽しかった。、

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

四六判と文庫で中身がけっこう違うらしく
後発の文庫版を読んでいます

タイトル当て小説であり
犯人当て小説であり
トリック当て小説

怒った人、絶対いる(特にトリック部分)

僕はやれやれやれいけいけいけ状態で爆笑です

ただ作者の作品2025年時で全部こんなんなのでこれデビュー作ですが、なんなら1、2番に普通な方です
気に入ったなら次へ(次もっとやばい笑)
駄目だったけど様子見るなら
「ドローン探偵と世界の終わりの館」
「しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人」
でしょうか

でもこれ読んで怒った人、作者の名前見てくださいよ
早坂吝(はやさかやぶさか)
完全に人喰った名前です、僕は好きです

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

解説で「世の中を舐め腐ってる」って書いてましたが、確かに真面目な人の文章じゃないです(笑)
エラリー・クイーンが刺してくるレベル
伏線はあれどトリックは飛び道具だし、タイトル当てもメインとは思えない。
挙句の果てに性描写ガッツリという不意打ちと暗器だらけの小説。
でも新しいのは間違いないし、ミステリー独特の緊張感もあんまり感じなかっし、何より笑いが止まらん。
文学とか、本格ミステリーの威厳とかももちろん大切だけど人を笑わせてくれる以上この小説は十分すぎるほど価値がある。私はそう思います。

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2025年05月02日

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第50回メイフィスト賞受賞〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件。読者への挑戦タイトル当てミステリー。孤島でのクローズドサークルは本格ミステリ的イヤミスではなく下ネタ満載バカミスだった(笑)

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2025年05月01日

Posted by ブクログ

叙述トリックのような視点の転換が起きる、普段ミステリーを読んでいると、基本は殺人が起き、登場人物達の気が動転、いがみ合い、そして第二の事件が、、みたいなストーリーに収斂するが、最初の読者への挑戦からしてどうも毛色が違う。
あとがきに世の中を舐めきった作品とあるが、なるほど、腑に落ちた。本格ミステリーの皮を被った(二重の意味で)、エンタメなのだろう。メタ発言により、読者とのドッチボールのような、そんな感覚に陥る。

探偵役が探偵とならず、あるべきラストでもない。
しかしながら、エンタメ小説と見るなら、全てに調和がなされ、ラストを迎える。ことわざ当ても、実は最後まで当てることができなかったが、いや、面白い。まさにこの小説を表している。

古典派の本格ミステリーマニアが読むと怒り出すかもしれないが、個人としては新しい風がミステリー界に流れたと感じた。最後にハーピーエンド好きの私からしたら、渚ちゃんがこの趣味に目覚め、上手くいったラストを見たかった。

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2025年03月31日

Posted by ブクログ

なんだかすごい本だった。
タイトル当てという面に注目が行きがちではあるけれど、内容もぶっとんでいてすごいし、そのくせ本格ミステリとしての要素も含んでいるからたちが悪い。また幕間の扱いも絶妙でなんだか煙に巻かれているようでいてちゃんと全てに意味がある。
解説で「読者に泥団子を投げつけてくる」という表現があったがまさにそんな感じ。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

あまりにも不遜な前書きから繰り出されるトリック(それはあまりにもトリッキーだ)。

こっちが様子見してる間に言いたいこと言われて去られた感。別に間違ったこといってないのがタチ悪い。

麻耶雄嵩のサイコーなあとがきにある通り、一発屋でないのか、これから確かめにいく。

久しぶりに読んでてテンション上がったな。

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2025年02月27日

Posted by ブクログ

前から気になっていて、やっと読めました。
だって、タイトルからしてふざけてますよね(笑)
本格ミステリ好きとしては、往年のミステリのオマージュっぽい雰囲気があって面白かったです。

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2025年01月13日

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タイトル当てという斬新な作品だが、内容もかなり斬新!
好みが分かれそうな感じだけど、私は面白かった!
もちろんタイトルは当てられなかったけど

読んだ本の内容を忘れてしまうことも多いけど、この作品の内容はずっと忘れないと思う…
それくらい、強烈なインパクトを残す作品でした!

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2024年12月14日

Posted by ブクログ

やっと読めました。題名当ては当たりませんでした。トリックも分からなかったですが、所々の伏線には気付けました。序盤の猫の挿入トリックも流石です、
らいちちゃんに会いたい〜、と思える一冊でした。

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

初めての早坂吝作品
結構読みやすかったかな
特に序盤は読みたいという気持ちを読者に持たせるようや感じですごいよかった
ただ、犯人は予想できたからちょっと残念(ハウダニットはわからなかったけど)
あと、ちょっと動機が弱いかな

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2024年11月18日

Posted by ブクログ

前代未聞のタイトル当てミステリー。個人的に推していた人物がが殺されもせず、犯人にもならず、そっと胸を撫で下ろすなどした。展開がかなり急で、飽きる暇を一切与えない構成。特に後半は、電車で読むのは色んな意味で危険でした……!ネタバレに抵触しそうなので、この辺りで失礼します。

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2024年09月17日

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タイトル当てという新要素を離島や密室など本格ミステリーにMIXさせた作品かと思い読み進めると、中盤からまさかの展開になります、本格ミステリーを脱ぎ捨てながらも新たなミステリーを被せた作品でした笑
最初は実写化するならこのキャラは誰のイメージかなぁなんてことも考えもしてましたが失礼しました。
夏休みの課題図書には不向きですのでお気をつけ下さい

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2024年07月09日

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スタートから引き込まれる。
○の中ってそれが入るのね…!
とわかった瞬間、なぜかミステリーなのに笑ってしまった。

南国モードが最初はよく分からなかったけど
それで南国モードになるのね!
ってところもクスッときてしまう。

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2024年06月28日

ネタバレ 購入済み

下ネタ本格ミステリー

タイトルがすべてです笑
強いて言えば、軽い文体で非常に読みやすいこととメタい描写が比較的多いことが特徴でしょうか。
もちろん、ミステリー特有の伏線やロジック(下)もありますので、ミステリーを読みたい方も楽しめるでしょう。

読みながら苦笑を連発したい方に特にオススメです!

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

個人的に3.5の評価。
作者は、はやさかやぶさかという韻を踏んだ名前。(読めない)
僕は小市民的でその辺にいそうでイメージが湧く。俺は俺で普段の抑え込んだ欲望を発散した感じでやはり想像しやすい。話としてはクローズドサークルでの殺人事件。緊張感はなく、恐怖もないが何故かそれなりに読ませるのは不思議だ。
どんでん返しにはしっかり驚いた。○○○○○○○○は最後には当てることができた。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネタバレです。


謎を解くのが主人公ではなく らいちちゃんだったのは面白かった。それ以外は、それはないだろーという感じ。
顔隠してたって、裸で入れ替わったら分かるって。。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

前に読んだことを忘れてまた読んでしまった。
読みやすい。序盤からハードル上げるねー、結局なんじゃそりゃって感じ。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読者への挑戦でタイトルを当てさせるというのが斬新で面白い。
孤島での殺人ということでシリアスな空気感だったけど、健太郎達がヌーディストだと判明してからは一気にコメディ寄りだった。本人達は真面目なんだけどなんか笑えてしまう。
真面目な感じでちんぽが包茎だのどうのこうのと話していて笑っちゃう。しかも全員全裸で話し合ってる所を想像すると余計面白い。
健太郎とらいちのセックスの描写で、プレイ内容そんな描く必要ある?って思ったけど、伏線になっててスッキリした。

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2025年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物たちがヌーディスト、というぶっ飛んだ設定。最近のミステリはぶっ飛んでいて面白いな…。自分には合わなかったので続編は読まないとは思うものの、タイトル当てという趣向はよかった。

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2025年04月21日

Posted by ブクログ

面白かったです。
内容としてはちょっと稚拙な気もするぐらいで。
でも、題名なんだろうと考えすぎて騙されちゃったような。
最後は笑っちゃいました。

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

サクサク読めた。少々おふざけしすぎと思ったけど久々のこのメフィスト賞ぽさーという気持ちになった。
なんだこのタイトル?って思ったけど、タイトル当てが一つの問題になってたんですね。

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

さすがメフィスト賞。好みは分かれそうで、自分もそこまで好きじゃないなぁと思いながら読んでたら、いつのまにか読み終わってた。
非常に実験的かつ挑戦的な感じで、個人的にはイロモノ感が強いかも。

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2024年11月05日

Posted by ブクログ

最後までタイトルも分からなかったし、犯人も分からなかった。
でもタイトルで興味わいたから、戦略は大正解。
私は俺より僕が好き。

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2024年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伏せ字となっていることわざのタイトルがヒントになっているという面白い趣向。中盤までは本格ミステリの皮を(文字通り?)被っていたが、終盤は怒涛の下ネタ。
ことわざ一覧から該当する文字数のものを絞り込もうとしたら、あいうえお順の一番上にいきなり文字数が合致する「頭隠して尻隠さず」を見つけてしまった。

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2024年06月16日

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