早坂吝のレビュー一覧
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ネタバレかなり呆れた『双蛇密室』に続く、上木らいちシリーズの新刊が届けられた。何だかんだで気になるこのシリーズ。今回も呆れさせてくれるのか。
ミステリ界屈指の曲者である早坂吝さんだが、ドローンやAIなど、最新の技術トレンドを取り入れる柔軟性は、特筆すべきだろう。そんな早坂さんであるから、このようなネタの料理はお手の物。どのようなネタかは伏せておく。
前作の事件でショックを受けた藍川は、警視庁を長期休職し、自分探しの旅に出る。たどり着いたその館は…こんなところであの作品と繋がっていたとは。それはともかく、藍川不在の中、連続殺人事件が世間を騒がせていた。
ターゲットに予告メールを送りつけた後 -
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ネタバレ早坂吝さんの第3作は、お下劣路線から一転、ゲームネタらしい。宮部みゆきさんの『ボツコニアン』シリーズで苦痛を味わった直後だけに、気乗りしなかったのだが…。
高校1年生の剣崎は、全国ベスト4になったほどの剣道の実力者だったが、ある事情から竹刀を置いた。ある日、今をときめく超能力者・イマワが来校したのだが…彼女の死体が運動場の中央で見つかった。足跡はどこにもない。
超能力者を登場させるミステリーに例がないことはないが、何でもありにならないようルール設定を厳格にするか、ネタに走るか、いずれかを迫られる。この人はネタに走るだろうと予想したが、ん? いきなり学校がRPGの舞台に?
魔王に支 -
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ネタバレ「読者への挑戦状」という一文から始まるこの小説は、まさに文字通り、読者に挑戦を突きつけてくる物語。
その挑戦とは、物語を最後まで読み解いたうえで、この小説のタイトルに入る◯◯◯◯◯◯◯◯、伏せられた言葉を当てること。
タイトルはことわざで、伏字の数はそのまま文字数を示している。
つまり漢字かな交じりで8文字、すべてひらがなにすると13文字になる。
本作では各章にことわざが冠されており、その章で起こる出来事は、まさにそのことわざを体現する内容になっている。
たとえば「第一章:類は友を呼ぶ」では、共通の趣味嗜好を持つ人々がブログを通じて出会い、オフ会として集まる様子が描かれる。
「第 -
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孤島の児童養護施設にて嵐により職員が来れない
主人公はこの機に復讐のため殺人を行おうとするがすでに対象は殺されていた
タイトル通りの話
なのだけれど、推理小説ではない
解決が本の終盤も終盤に語られる
特盛バカミス3種チーズ乗せ
素直に本当にアホな作者だなあと笑うのが正しい読み方の作品。間違ってもこんなんわかるわけないだろと怒ってはイケない。それもある意味褒めてるが
ただ、そのアホらしさが映像として頭に浮かべた時大爆発したのが○○○○○○○○殺人事件と
虹のハブラシの2作だった
この作品は大変アホくさいのだけれど(褒めてる)映像としてではなく、書いてある文字がアホくさくて笑えた。だけだった -
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本屋さんにふらりと寄ったら、有栖川先生の帯をつけた新刊が目に入った。
解説も先生だ。
最近流行りなのか『超絶技巧のミステリ』ってやつか。個人的に刺さらないものもあるので、少し警戒している。本作もそれ系と見た。うーん。
まずは解説を読もう。有栖川先生は解説から読む読者のために結末に関わることを解説に書かないのを知っている。いつもありがとうございます。
なんと作中で作家アリスシリーズに言及があるという。(しかも森下刑事!)
これは読まねば。
グロテスクな事件の様相から始まり、場面転換のあとはいよいよ名探偵のターンだ。
名探偵とはなにか?本作に出てくる名探偵は、自分を名探偵と言い、やたらと