早坂吝のレビュー一覧

  • ○○○○○○○○殺人事件

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    第50回メイフィスト賞受賞〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件。読者への挑戦タイトル当てミステリー。孤島でのクローズドサークルは本格ミステリ的イヤミスではなく下ネタ満載バカミスだった(笑)

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    2025年05月01日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    叙述トリックのような視点の転換が起きる、普段ミステリーを読んでいると、基本は殺人が起き、登場人物達の気が動転、いがみ合い、そして第二の事件が、、みたいなストーリーに収斂するが、最初の読者への挑戦からしてどうも毛色が違う。
    あとがきに世の中を舐めきった作品とあるが、なるほど、腑に落ちた。本格ミステリーの皮を被った(二重の意味で)、エンタメなのだろう。メタ発言により、読者とのドッチボールのような、そんな感覚に陥る。

    探偵役が探偵とならず、あるべきラストでもない。
    しかしながら、エンタメ小説と見るなら、全てに調和がなされ、ラストを迎える。ことわざ当ても、実は最後まで当てることができなかったが、いや

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    2025年03月31日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    探偵AIシリーズ、第三弾。
    今回は、雪山の不思議な山荘(四元館)が舞台。
    次々に起こる不審死。
    そして、犯罪オークションの落札者とは?
    人工知能が解き明かす前代未聞の真犯人とは?
    さすがにこれは、分かりませんね。

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    2025年03月15日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    面白かった〜、探偵AIである相以の成長物語として最初の非人間性から徐々に人間の感情を理解していく過程好き。 事件解決の流れも、最初はフレーム問題を起こし、中盤は人間の心理が理解できず動機がぐちゃぐちゃ、終盤で人間の心理もしっかり理解して真実を導き出し、最後に変わり種で輔との絆とこれまでの成長を見せつける。完成度の高い流れで良い。 あとは、二人の僕と相以の活躍、単身で犯罪コンサルタントとして活動し出した以相、右龍の今後と期待できる要素だらけで、今後の展開に対する期待感が強いエピローグなのも強い。

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    2025年03月04日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    なんだかすごい本だった。
    タイトル当てという面に注目が行きがちではあるけれど、内容もぶっとんでいてすごいし、そのくせ本格ミステリとしての要素も含んでいるからたちが悪い。また幕間の扱いも絶妙でなんだか煙に巻かれているようでいてちゃんと全てに意味がある。
    解説で「読者に泥団子を投げつけてくる」という表現があったがまさにそんな感じ。

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    2025年02月28日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    あまりにも不遜な前書きから繰り出されるトリック(それはあまりにもトリッキーだ)。

    こっちが様子見してる間に言いたいこと言われて去られた感。別に間違ったこといってないのがタチ悪い。

    麻耶雄嵩のサイコーなあとがきにある通り、一発屋でないのか、これから確かめにいく。

    久しぶりに読んでてテンション上がったな。

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    2025年02月27日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    完全に表紙の一目惚れで買っちゃった!
    少し難しいAIの学習に関する単語が出できたけれど、詳しく説明されていてとても良い学習になった。登場人物の名前が面白いものばかりなので楽しんで読むことが出来た!

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    2025年02月09日
  • VR浮遊館の謎―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    いずれは本当にVRでこんなことが体験できるようになるのかなぁ。今回はVRということで魔法も出てきたりしますが、特殊設定ミステリの中でもかなり特殊なシチュエーションではないかと思います。
    ただ、細かいことを書いちゃうとネタバレになってしまいますが、ちょっと現実的ではないかなぁ。

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    2025年02月03日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    とても面白い推理小説でした。
    それと時々出てくる小説のタイトルの方が気になってきました。
    実際にある本なら買って呼んでみたいと思うほどこの話を読んで思いました。
    パソコンの用語?らしきものも時々言葉で出てきていてAIらしさではありませんがそんな感じが感じられるものでした。
    これは続きが出てきそうな小説で続きが出てきたら是非読みたい小説でした。

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    2025年01月30日
  • 誰も僕を裁けない

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    ネタバレ

    ここまでの2作の傾向からすると「下ネタに絡めたメイントリック」が特色のように思えるけれど、今作は「性行為の最中に相手にバレないように絞殺していた」という比較的平易なものになっている。むしろ本作の特色は、多重に仕掛けられている叙述トリック、というところにあるのだろう。
    幾つかの叙述トリックの中でも、メインとなる東京か埼玉かの問題はあからさまで執拗で(鬱陶しいくらい)気づかない人はいないだろうし、それに連動して禿げかつらのトリックにも気づくのは容易だろう。名前のトリックもかなり露骨なのでなにかあるなとは思える。一方で春日部とらいちがそっくりだったところ(普段を髪型が違って色仕掛けが通用しなかった)

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    2025年01月27日
  • VR浮遊館の謎―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    AI探偵相以と助手的立ち位置の主人公輔、その他5人(ゲームキャラ、主人公達含めて8人)が魔法使いになりあらゆる物が浮遊するVR浮遊館の謎を解くという物語。あらゆる設定の死角を突きながら行われてゆく殺人事件とプレイヤー各々の思惑が交差する、、
    面白かった

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    2025年01月19日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

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    ネタバレ

    叙述トリック部分がわざわざご丁寧に太字で書かれているので「実は高齢者?」「実は男?」「実は人間じゃない?」とか想像しながらも「でもそれってありふれてるし、しかもそれを太字にしちゃったらバレバレじゃない?」と違和感がありつつ読み進めていくとラストの考察パートが面白い。
    それでいて一つ一つの作品も、なんだか驚いたような驚いてないような、感心するようなしないような絶妙なトリックで終始力が抜ける仕上がりになっている。
    採用する記述組み合わせを変えることで多様な真相が生まれる、というのは、後期クイーン問題に対する解答の変奏と言えるし、その結果意味不明な世界観の解答がたくさん生み出されるので変な解答編好き

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    2025年01月16日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    探偵AIシリーズの3作目。前作、前々作が面白かったので読んだ。トリックは過去1飛躍していて最早ミステリーと言えるのか?という位だったがやはりキャラや全体的なストーリー、雰囲気が一番良かった巻でも有るから評価は上記の通り。後、水平線効果や誘電エラストマー等AI専門用語も分かりやすく説明されていて、AIに対してほぼ無知でも楽しめる所や食用ロボットや四元館(命令に従い建物を自由自在に変化させる建物)等突飛なAIが登場するのも魅力。

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    2025年01月15日
  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前作よりもミステリー要素が増え、面白かった。
    まさか、気球で巨済から来たとは、、驚いた。
    以相の相以への挑戦状でもあり、オクタコアの残党[オクタコア内のスパイ]への復讐の為の事件。

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    2025年01月14日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    表紙が綺麗という理由で購入。主人公の父親が殺害された事件から始まる。その息子が父の形見とも言える探偵AI相以と事件を解決する話。ライトな文体だが、トリックは本格的。面白かった。

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    2025年01月14日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    前から気になっていて、やっと読めました。
    だって、タイトルからしてふざけてますよね(笑)
    本格ミステリ好きとしては、往年のミステリのオマージュっぽい雰囲気があって面白かったです。

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    2025年01月13日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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     人工知能の研究者が何者かに殺され、その息子の輔が自分の父によって作られた双子のAIの姉である刑事、もとい探偵のAI・相以と行動を共にし、その背後に妹である犯人のAI・以相を奪い暗躍するテロ組織『オクタコア』がいることを知り対決していくストーリーで、最初は全然ダメだった相以が事件を解決していく毎に成長し、輔との絆が深まっていくのが良かった。

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    2025年01月06日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    最先端技術についてちょこちょこ触れられてえ
    今回の事件とどう関わってくるんかなぁ?
    って思ってたら
    最後に全て1つに繋がってんけど
    その真相がぶっ飛び過ぎて
    あまりの衝撃に開いた口が閉まらんかった。

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    2024年12月22日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    タイトル当てという斬新な作品だが、内容もかなり斬新!
    好みが分かれそうな感じだけど、私は面白かった!
    もちろんタイトルは当てられなかったけど

    読んだ本の内容を忘れてしまうことも多いけど、この作品の内容はずっと忘れないと思う…
    それくらい、強烈なインパクトを残す作品でした!

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    2024年12月14日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    やっと読めました。題名当ては当たりませんでした。トリックも分からなかったですが、所々の伏線には気付けました。序盤の猫の挿入トリックも流石です、
    らいちちゃんに会いたい〜、と思える一冊でした。

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    2024年12月04日