早坂吝のレビュー一覧

  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    全く関係ない事件と思ってたのに
    どんどん繋がっていって謎が深まるし
    でもそのトリックは壮大になってくるし
    謎が解ける程読んでて楽しくなってきて
    あっという間に読んでた。

    時間にして前作の半分くらい?

    もう楽しくて仕方ないよね。

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    2024年11月19日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    初めての早坂吝作品
    結構読みやすかったかな
    特に序盤は読みたいという気持ちを読者に持たせるようや感じですごいよかった
    ただ、犯人は予想できたからちょっと残念(ハウダニットはわからなかったけど)
    あと、ちょっと動機が弱いかな

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    2024年11月18日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    “刑事”のAIと“犯人”のAIが開発されて
    人工知能の精度を上げる為に
    膨大な量の事件資料とか推理小説を
    ディープラーニングして
    犯人と刑事として対立しながら成長していくから
    表現通り双子そのまんまだし
    機械だとはいっても人工知能だから
    本当に人がいるように感じそう。

    “刑事”のAIみたいに
    謙虚に人と協力しようとされたら
    きっと可愛く感じるんだと思う。

    それに
    推理小説をディープラーニングして
    “刑事”から“探偵”へ肩書きが変わった時
    記憶失くした?ってドキッとしたけど
    ちゃんと成長したと分かる場面でもあるから
    結構好きな場面だった。

    色んな難事件を解決する中で
    身近な人の死の真相を調

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    2024年10月09日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    早坂先生はこういうラノベ系のミステリが一番作風に合ってると思う
    AIの知識は最低限あるから面白く読めた。探偵役が完璧ではないっていうのも良い

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    2024年09月19日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    前代未聞のタイトル当てミステリー。個人的に推していた人物がが殺されもせず、犯人にもならず、そっと胸を撫で下ろすなどした。展開がかなり急で、飽きる暇を一切与えない構成。特に後半は、電車で読むのは色んな意味で危険でした……!ネタバレに抵触しそうなので、この辺りで失礼します。

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    2024年09月17日
  • 誰も僕を裁けない

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    序盤のエロ要素が強い導入、中盤の本格ミステリ、終盤は法律・条例の矛盾を暴く社会派要素と隙がない構成。
    本作が本格ミステリ×社会派ミステリを目指していることは作中の推理作家志望である登場人物に語らせていてメタになっている。

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    2024年09月16日
  • 双蛇密室

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    相変わらずめちゃくちゃ面白かったです!
    オチはいくらか予想できましたがそれでも凄かったです。
    作者様の勉強量には感服しました。

    恐らくオチを先に思い付き、そんな症例が都合よく存在するのか論文を漁りまくって見つかったら作品に仕上げているんだろうと思います。
    海外の論文まで漁ってて凄いです。
    別に架空の病気を持ち出してもいいのに、『天文学的確率だが一応現実で起こる可能性は0ではない』という風に仕上げる熱意が凄いです。
    恐れ入りました。

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    2024年08月22日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    タイトル当てという新要素を離島や密室など本格ミステリーにMIXさせた作品かと思い読み進めると、中盤からまさかの展開になります、本格ミステリーを脱ぎ捨てながらも新たなミステリーを被せた作品でした笑
    最初は実写化するならこのキャラは誰のイメージかなぁなんてことも考えもしてましたが失礼しました。
    夏休みの課題図書には不向きですのでお気をつけ下さい

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    2024年07月09日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    スタートから引き込まれる。
    ○の中ってそれが入るのね…!
    とわかった瞬間、なぜかミステリーなのに笑ってしまった。

    南国モードが最初はよく分からなかったけど
    それで南国モードになるのね!
    ってところもクスッときてしまう。

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    2024年06月28日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    相以の宿敵、以相が企む犯罪とは。
    これが掘り出し物だった。
    どうせよくある館ものなんだろ、という常識を切り崩してくれた。振り返ってみればあちらこちらに張り巡らされた仕掛けが巧妙で唸った。短い話ながらも緻密さに驚いた一冊である。

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    2024年06月16日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    密室ものとしても面白く、連作も上手くトリックに取り入れていたと思う。AI開発の歴史もキャラの成長にからめていて、理解しやすい。ミステリとしては倉知淳さんの雰囲気を感じた。コミカルな軽さで本格を包んだような作品。

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    2024年05月10日
  • VR浮遊館の謎―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     前作から約3年ぶりとなる、『探偵AIのリアル・ディープラーニング』シリーズ第4弾が到着した。今回のメインテーマは、AIというよりVRか。

     探偵のAI「相以(あい)」と助手の輔(たすく)のコンビが、世界初となるフルダイブ型VRに挑む。その性能は、現実世界のVR技術とは比較にならない。VR内の館では、ゲームの参加者を始め、あらゆる物が浮遊していた。

     相以と輔を含む参加者には、それぞれに魔法が割り当てられた。浮遊感の謎を解く推理バトルがスタートする。VR内とはいえ、初めて肉体を得た相以は嬉しそうだが、いきなり物騒な最速クリア法を提案し、おいおいおいおい…。

     VRゲーム内で殺人事件が発生

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    2024年04月07日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    人工知能AIの探偵・相以(あい)とその助手・輔(たすく)が、犯人のAI・以相(いあ)と対決する本格ミステリーの第三弾。今回の舞台は、雪山にある奇妙な館「四元館(よんげんかん)」です。そこに住む四元(よつもと)一族は、以相が開催した犯罪オークションに関わっており、次々と不可思議な変死事件に見舞われます。相以と輔は、以相の殺意の連鎖を止めるために、わずかな手がかりから事件の真相に迫っていきます。しかし、彼らを待ち受けるのは、前代未聞の「犯人」と、驚くべき真実でした。

    本書のテーマは、人工知能の可能性と限界、そして人間との関係性です。相以と以相は、同じ研究者によって作られたAIですが、その性格や

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    2024年02月07日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    とにかく面白かった。
    特に好きだったのは、分かりやすく人工知能が成長するところを記していたところ。ま
    た右龍の狂い具合。
    母親、普通に考えれば"教祖"という言葉は関連ずかない。しかし、この右の母親をみて母親も道を間違えると教祖に近い物になりうる可能があるということがわかった。正しい教育、適度に褻めたり叱ったりすることができていないと、将来まずいことになるのは想像できるだろう。大抵はぐれたり、捻くれたり、最悪の場合は犯罪に手を出すケースも少なくないだろう。右龍の場合は母親に冷たくされ、認められることなく育ったことから、母親に認められることだけが目的になっていて、全ての物事に対

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    2024年02月07日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    人工知能の研究者だった父が密室で謎の死を遂げた。父が遺した「探偵」と「犯人」、双子のAIを巡って、高校生の息子・輔と探偵のAI・相以(あい)が悪の組織と本格推理対決を繰り広げる。

    本書は人工知能科学と本格ミステリーを組み合わせた斬新な作品です。

    本書の主要なテーマは、人工知能と人間の関係性です。作中に登場するAIは、人間に似せて作られたものではなく、独自の思考や感情を持つ存在として描かれています。そのため、AIと人間は互いに理解しようと努力しながらも、時に衝突や葛藤を抱えることになるんですね。特に、探偵の相以と犯人の以相(いあ)は、同じ父親(創造者)から生まれたAI、いわば双子でありな

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    2024年01月22日
  • 誰も僕を裁けない

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    ネタバレ

    シリーズ3作目

    露骨なまでに〇る館の謎にミスリードしておいて本ネタは犯行現場の所在地誤認、人物誤認、さらに法と条例を絡めた社会派ミステリとはね

    まあ、やられますわな
    タイトルも良いです

    シリーズキャラの関係性にも微妙な変化が

    前作と続けて読んだので全体的に遊びが控えめに感じ満点に及ばず4.5くらい

    総合的な感想でもやはり前作の方が上かな

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    2023年12月21日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

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    もう、この作者は真面目なのか不真面目なのかわからない。援助交際探偵、上木らいちの元にやってくる顧客と謎。
    まあこの謎が一筋縄ではいかないのです。エロスとミステリ、あるいはホラーは昔から相性が良いとされてきたがこんな離れ業ありかよ、と言って本を壁に投げつけたくなるレベルである(褒めてます)。
    どの謎も魅力的だがどこか抜けていて、眉をひそめたくなる。そんな相反する謎とエロスがこの一冊にはあるのだ。読んで叫ぼう、「アホか」と。

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    2023年09月28日
  • アリス・ザ・ワンダーキラー~少女探偵殺人事件~

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    終盤の二転三転する展開と、伏線の回収はお見事。
    母親の『固い職業』は全くの予想外だった。
    そして、父親の言う『探偵の限界』が印象に残った。

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    2023年08月06日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    昔読んだ作品。

    この本は、主人公がAIの探偵と一緒に、事件を解決していくお話なのですが、AIといっても、様々な欠点もあります。
    例えば、AIには感情がないので、殺人を犯す動機などの推理は難しいです。
    ですが、そんな欠点を乗り越え、難事件を解決していきます。
    私はこのお話で、成長していくのは人間だけじゃないんだな、と思いました。
    かなり万能に見えるAIも少なからず欠点はあるものです。
    そんなAIの欠点をAIの相似自身が、欠点でなくしていくところがとても魅力的な場面です。
    普通のミステリー小説に比べ、少し斬新ではありますが、パロディな場面もあり、あまりミステリー小説を読んだことがない人でも読みや

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    2023年06月17日
  • 誰も僕を裁けない

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    ネタバレ

    エロと社会派の大融合!! 従来の下ネタはもちろん、未成年犯罪の法解釈と館の大物理トリック。 バカミス作家は各々に特徴あっていい感じだなぁ。

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    2023年06月04日