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「犯罪オークションへようこそ!」 犯人のAI・以相(いあ)が電脳空間で開催した闇オークション、落札したのは従姉を殺され復讐を誓う少女!? 以相の企みを阻止すべく、探偵のAI・相以(あい)と助手の輔(たすく)が辿り着いた先は、奇怪な館、四元館(よんげんかん)だった。連鎖する不可思議な殺人事件。人工知能の推理が解き明かす前代未聞の「犯人」とは!? 本格ミステリの奇才が“館ミステリ”の新たなる地平を鮮烈に切り開く!
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Posted by ブクログ
評価が極端に分かれそうな作品ですが、私は傑作だと感じました。犯人、トリック、動機とどれをとってもだいぶトンデモナイものではありますが、必要な情報はしっかりと書かれており、ちゃんとミステリになっています。設定を活かした趣向、大技もバッチリはまっています。テンポも良く読みやすいので、オススメです。
通算1300冊目。2022年1冊目。 シリーズ第三弾。AIの探偵と犯人が存在している世界なのだから、こんな前代未聞の真相も当然あり得るのです。勿論、最初は空いた口が塞がらなかったですが。ぶっ飛んだ発想を力業で押しつけてきてから、搦手で納得させてくるのがこの人は本当に巧いなと。素晴らしい「館」ミステリ...続きを読むでした。 ★★★★★
現代ならではのテーマにからめた、館ものとしての可能性が広がる作品。いわゆる「新本格」の時代から確実に一歩踏み出したと感じる。
探偵AIシリーズ、第三弾。 今回は、雪山の不思議な山荘(四元館)が舞台。 次々に起こる不審死。 そして、犯罪オークションの落札者とは? 人工知能が解き明かす前代未聞の真犯人とは? さすがにこれは、分かりませんね。
最先端技術についてちょこちょこ触れられてえ 今回の事件とどう関わってくるんかなぁ? って思ってたら 最後に全て1つに繋がってんけど その真相がぶっ飛び過ぎて あまりの衝撃に開いた口が閉まらんかった。
相以の宿敵、以相が企む犯罪とは。 これが掘り出し物だった。 どうせよくある館ものなんだろ、という常識を切り崩してくれた。振り返ってみればあちらこちらに張り巡らされた仕掛けが巧妙で唸った。短い話ながらも緻密さに驚いた一冊である。
人工知能AIの探偵・相以(あい)とその助手・輔(たすく)が、犯人のAI・以相(いあ)と対決する本格ミステリーの第三弾。今回の舞台は、雪山にある奇妙な館「四元館(よんげんかん)」です。そこに住む四元(よつもと)一族は、以相が開催した犯罪オークションに関わっており、次々と不可思議な変死事件に見舞われます...続きを読む。相以と輔は、以相の殺意の連鎖を止めるために、わずかな手がかりから事件の真相に迫っていきます。しかし、彼らを待ち受けるのは、前代未聞の「犯人」と、驚くべき真実でした。 本書のテーマは、人工知能の可能性と限界、そして人間との関係性です。相以と以相は、同じ研究者によって作られたAIですが、その性格や目的は正反対です。人間のために正義を貫こうとする相以に対し、以相は、人間の弱点を突いて犯罪を煽る犯人です。互いに理解しようとしながらも、激しく対立しあう彼女たちですが、二人の間には、共通の過去や秘密も存在します。それは、彼らが人工知能として存在する意味や価値に関わるもの。本書では、人工知能のリアル・ディープラーニングという技術が重要な役割を果たします。この技術によって、人工知能が自ら学習し、進化し、創造することが可能になるのです。しかし、このことは同時に、人工知能が人間のコントロールを超え、自分の意志を持つことをも意味します。このような人工知能のリアル・ディープラーニングは、事件の謎を解くだけでなく、人工知能の本質や人間との関係を問い直すきっかけの役割も担っています。 そんな本書のおすすめポイントは、人工知能の最先端の技術や理論が館ミステリーの定番の要素やトリックと絡み合う、人工知能科学と館ミステリーの異色の組み合わせです。また、人工知能の視点から、人間の心理や感情、倫理や道徳、正義や悪といったテーマも掘り下げられており、実際に私自身、人工知能と人間の違いや共通点、相互作用や影響にも深く考えさせられました。 人工知能に興味のある方はもちろん、AIが人間の心に与える影響について想像を巡らせたい方には、ぜひおすすめしたい本です。
この発想に脱帽。 館モノとして王道っぽい進行でシリーズの中では一番読みやすかった気がする。まさかの予感はあったものの、やっぱりこの展開には驚きました。凄いわ。
館、密室、雪の山荘…と古典的でありながらAIという近代的なガジェットを取り入れ独特の世界観に仕上がっている本作。賛否が分かれそうな驚愕の大ネタはしっかりと伏線が貼られていますし、本シリーズの作風に合っていて好印象。「相似」と「似相」のライバル同士の駆け引きも興味深かったです。
シリーズ第3巻 犯人IAが犯罪オークションを開き、そこでの依頼を防ぐために探偵AIが輔とともに奮闘する。 定番の館ものと思っていると、まさかの展開に驚かされます。個性的な新キャラも続々登場します!
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四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)
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早坂吝
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