早坂吝のレビュー一覧

  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    人工知能研究者の息子である輔(たすく)が可愛いアバターのAI探偵、相似(あい)を相棒に、人工知能が人間を支配する世界を目指すハッカー集団「オクタコア」の犯罪を暴いていく。Chat gptの出現でこうした設定もさほど遠い未来のことではなくなってきた感がする。キャラクターやそのネーミングから西尾維新の影響を強く感じた。作者のらいちシリーズも好きだけど本作も大変面白く、続編も読んでみたい。

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    2023年05月21日
  • アリス・ザ・ワンダーキラー~少女探偵殺人事件~

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    不思議の国のアリスを舞台にした仮想空間で謎解きをする特殊設定ミステリー。

    アリス好きなら嬉しい原作小ネタが散りばめれていて楽しい。
    ただの謎解きゲームかと思いきや、中盤からガラリと変わった雰囲気に驚いて、更にラストのどんでん返しに驚いて。

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    2023年04月12日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

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    ネタバレ

    ◯×8に続き、これまた援交探偵という他に類を見ないエロミス。AIと言いエロミスと言い、探偵の設定がぶっ飛んでるんだよね。エロいことしてるだけで描写はないので普通に読める。歯ブラシの色と曜日でそれぞれの客とのちょっとしたミステリー。紫から黄色までは、まあ普通。青は教祖が面白すぎたけどww
    それにしても、最終章の種あかしがいくつかに分岐している(?)んだけど、夢オチよりもひどい結末が(選択肢の1つとして)書かれている。橙の話が唐突すぎて理解不能。そんな主人公が◯◯認◯◯◯なんてチートすぎる!シリーズものだと思ってたのに!確かにフォントが違うところと題名に違和感があったけど、そんななんでもありなんて

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    2023年03月07日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    読みやすいミステリー

    ai探偵と学生が悪の組織と戦う物語。
    2人のaiは探偵役、犯人役として父親が作った。

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    2022年11月30日
  • 殺人犯 対 殺人鬼

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    ネタバレ

    なんか仕掛けがあるんだろうなーと思いながら、最後まで気づけなかった。構成はめっちゃ面白くて、色々な違和感が最終的になるほどってなった。結局探沢は大事なところは解けなかったね。エンディングの後味はなんか不思議かなー

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    2022年07月29日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    フレーム問題や
    シンボルグラウンディング問題など、
    AIを齧ったことがある人には
    お馴染みの言葉がでてきて
    ニヤリとしてしまいました。

    興味のある方は、
    ググれば簡単な説明が
    いくらでも出てくるので是非。

    続編も読もうかな。

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    2022年07月08日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    この発想に脱帽。
    館モノとして王道っぽい進行でシリーズの中では一番読みやすかった気がする。まさかの予感はあったものの、やっぱりこの展開には驚きました。凄いわ。

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    2022年06月17日
  • 殺人犯 対 殺人鬼

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    ネタバレ

    最初は「いや1ヶ月そこらでそんな殺意わく?」と設定のあまさを感じつつ読み進めると…なるほどなと。



    1か所だけ、火災で燃える側反対じゃない?っていうのだけ気になりました。

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    2022年06月07日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    館、密室、雪の山荘…と古典的でありながらAIという近代的なガジェットを取り入れ独特の世界観に仕上がっている本作。賛否が分かれそうな驚愕の大ネタはしっかりと伏線が貼られていますし、本シリーズの作風に合っていて好印象。「相似」と「似相」のライバル同士の駆け引きも興味深かったです。

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    2022年04月29日
  • ○○○○○○○○殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    下ネタ本格ミステリー

    タイトルがすべてです笑
    強いて言えば、軽い文体で非常に読みやすいこととメタい描写が比較的多いことが特徴でしょうか。
    もちろん、ミステリー特有の伏線やロジック(下)もありますので、ミステリーを読みたい方も楽しめるでしょう。

    読みながら苦笑を連発したい方に特にオススメです!

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    2022年04月25日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    探偵AIシリーズ第三弾。
    雪に囲まれた山荘で殺人事件が次々と発生していく長編シリーズ。連続殺人が発生しその犯人を暴いていくという基本的なストーリーながらもその真相がぶっ飛んでいた。しかしその内容もAIというものをテーマにした今作ならではの内容だなぁと感じた。真犯人がまさかのAIが組み込まれた館自身という結末にはとても面白かった。そして伏線の張り方がとても面白く、若干無理矢理な所はありつつもそれをあの衝撃で吸収しているところが飽きずに読めて楽しかったです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    合尾輔:島崎信長
    相以:伊藤

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    2022年02月23日
  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    シリーズ、第二弾。
    人工知能探偵・相以(あい)と、前作の大敗に復習に燃える人工知能・以相(いあ)。
    2人の確執を背景に、新たな謎が相以を悩ませる。

    ゴムボートで漂着した死体、密室で殺害された漁協長、首相公邸内の殺人事件。

    そして、重なる謎は、不思議なつながりを見せる。
    果たして、相以は、恐るべきトリックの裏を暴けるのか?

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    2022年02月05日
  • 誰も僕を裁けない

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    ネタバレ

    今回もエロミステリでした(前2作よりはマシ?)。
    ただ、これまで以上に本格寄りでかなり好みでした。
    見取図、他視点進行…場所に関するオチは想像通りでニヤリとしましたが、人物に関する叙述トリックは見抜けず、そういうことか、とびっくり。
    終わって見れば、あまりエロくないのも伏線だったとは…。
    本格らしい仕掛け、伏線回収の鮮やかさ、いずれも最高だけど、クセが強すぎてオススメしにくい。笑

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    2022年01月27日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    表紙がよすぎて、シリーズ第二巻を飛ばして先に第三巻を読んでしまった。
    今回は館ミステリということで楽しみにしていたら…真相はバカミスの域に達しかけた、想像の斜め上のものだった。久しぶりに読んでいて変な声がでた。
    賛否はあるかもしれないが、館ミステリに新たな歴史を残す作品なのは間違いない。ミステリ好きなら一読の価値あり。

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    2021年12月20日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    館ものだが、トリック&犯人は本当に意外で他にないものだった。
    かなり無茶な話だけどオリジナリティはすごいと思う。

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    2021年10月23日
  • 誰も僕を裁けない

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    上木ライチシリーズ3弾!

    トリック、見破れそうで、騙された!
    エロミスっていうジャンルが
    油断させるンですかね?笑

    それでも、面白かったですね。
    上木ライチシリーズ、もっ読みたく
    なりました。

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    2021年10月01日
  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    探偵AIシリーズ第二弾。
    第一弾からの続きでオクタコアの残りのメンバーがどうなったかなど、その続きが描かれていて面白かった。1つ言うと右龍家みんな歪んでいるなーという印象。都子の息子たちへの愛情と息子三人の独占欲がかなり気持ち悪く、エピローグのシーンは司法の歪んだ愛情が最高潮に達していてすさまじいと思った。そして最後は、希望を感じさせる最後なのがホッとした。
    そして以相の頭の良さはホントにすごかった。推理させた上で、それをAIのような少年にその推理を聞かせて殺人を犯させるというえげつないことをさせていることに転生の犯罪者気質を感じてとても気持ち悪い。
    次の作品で相以と以相がどのように対峙するの

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    2021年08月16日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     『探偵AIのリアル・ディープラーニング』『犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー』に続く、シリーズ第3作が到着した。装丁のせいか、近所の書店ではライトノベルの棚に置かれていた。プラスチック製の特製しおり付き。

     以相(いあ)がネットで闇の犯罪オークションを開催する。金を積めば何でも受けるというわけではない。重要なのは、以相が興味を惹かれるかどうか。落札したのはある少女。彼女の願いとは復讐だった。

     以相の犯罪を阻止すべく、探偵・相以(あい)と輔のコンビは、苦労の末に山奥に建つ奇妙な館・四元館にたどり着く。そこにいるのは曰く付きで訳ありの人間ばかり…という典型的な館ものかつ嵐の山荘もの

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    2021年07月20日
  • 誰も僕を裁けない

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    タイトルから、冤罪関係の話かなと思いながら、読み始めました。
    物語は、シリーズ主人公の上木らいちと、本作品の中心人物である戸田公平の視点とが切り替わる構成で進んでいきます。
    文書量的には、それほど変わらないはずなのに、上木らいちの活躍が薄く感じられました。
    実際に、戸田公平は殺人事件の容疑者として扱われはするのですが、「誰も僕を裁けない」が意味するところは、予想していたものとはかなり異なっており、なるほどと思わせるものでした。
    舞台となる東蔵邸の図を見たら○りそうだというのは多くの人が予想できると思うが、それによりプラスアルファの要素が加わることに感心しました。

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    2021年07月17日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

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    すごい。☆5にするか迷った。
    エロとミステリーを巧く絡めた一つ一つの短編も悪くないが、やはり本作の見どころはラストの"解決編祭り"だろう。

    どの文章を伏線と捉えるかによっていくつもの解答が現れる...アンチミステリとも呼べるかもしれない。

    読む度に新しい驚きを与えてくれる、早坂吝さんに感謝。


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    2021年07月11日