早坂吝のレビュー一覧

  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    AIが登場する小説を探していて手に取りました。
    「探偵」として謎を解くAIと、「犯人」として完全犯罪を計画するAIが互いに対戦を繰り返しながら深層学習してゆく、という設定は面白いと思いますし、フレーム問題(AIが思考するにあたって「考慮しなくてよい要素」を決めて思考をスムーズにする枠組み(=フレーム)が機能せず、AIの思考が停滞してしまう状態)が起こったり、シンボルグラウンディング問題(AIが「概念」を表す言葉が何を示すかを認識することができず、不適切な回答を出す状態)が起こったり、といったAIを運用するうえでの課題も上手く物語に取り入れられていたように思います。

    一方で、ストーリーはご都合

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    2026年06月22日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    ネタバレ

    麻耶さんの解説がドンピシャでそれを超える表現が見つからない
    メフィスト賞50回の高いハードルを越えながら泥団子もぶつけてきた、という表現が大好き
    語り手の沖くんのすれたミステリマニアをベースに陰キャから陽キャまでキャラ変し、べらべらしゃべってくれる内容が全部伏線ですごい
    実は〇〇でした系のミステリでは、某色がいっぱいタイトルについてるミステリくらいびっくりした
    ○○の正体にも納得!
    面白くバカバカしく遊び心にあふれ、根底はしっかりしている……
    知識量すごいけどおもろな方がおもろなアウトプットにふっきれてる感じが好き
    どんでん返しも好きです

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    2026年05月30日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    作者がめっちゃ前に出てくるミステリー小説は初めての体験だったので、それはそれで良かった。

    どんな話を読めるんだろうかとわくわくして読み始めたんだけど、突然ものすごくくだらないのではこれは…?という感じになっていって、釈然としないまま読み進めていた。
    ただ最後まで読んでみると様々な仕掛けが絡み合っていてよく作り込まれていたことを感じられた。

    この本の主題である肝心のタイトル当てに関しては、解決編でトリックがわかったところですぐにわかったけれど、逆に言えばトリックがわかるまでは全くわからなかったのが無念。
    そして仕掛けが暴かれたときには、それまでのいろんなページに戻って読み返すということをせざ

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    2026年05月28日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    タイトル当て娯楽ミステリー。
    タイトルを当てる意義なども丁寧に述べられていて新鮮。(とは言え、正解を導くのは非常に難しい…。)

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    2026年04月24日
  • しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

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    ネタバレ

    設定と構図が面白かった。
    このページ数の薄さ、情景描写をできるだけ削ってシリアスとアクションとトリックを詰め込んでいる。
    さくっと箸休めに読もうとしたのに、あっという間の展開に箸休めどころではなかった。
    トリックに関しては文中で気付いて疑問に思ったので、鮮やかに騙されることはなかった。やっぱり叙述トリックは気付いちゃうと面白さが半減してしまう。
    どちらの犯人も胸糞キャラ立っててよかった。

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    2026年03月23日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    斜め上過ぎてある意味衝撃。
    読む前は、タイトル当て!?面白そうじゃんと。
    途中まで一体どんな言葉が入るかと頭をグルグルしながら真剣に読んでいたら…後半、全てが斜め上の発走で急にバカミス的要素が…
    タイトルとあらすじだけで人にこんなのがあるよーと迂闊に言っちゃいけないやつですね笑
    今まで紹介した人ごめんなさい(笑)
    早坂さんの作品を初めて読みましたがエロ要素が基本入るんですかね?
    急に方向転換していくからびっくりです。
    硬派なミステリばっかり読んでる時に息抜きミステリ的な感じで読めますしこれはこれで唯一無二で面白かったです!
    ちなみにタイトルは結局当てようという意識が飛んでいってしまって答え合わ

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    2026年03月03日
  • メーラーデーモンの戦慄

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    メーラーデーモンからの殺害予告メールの通り起こる連続殺人。らいちシリーズ最終作!?
    過去作品からのキャラや早坂先生も登場するお祭り的な展開、そのまんまな劇場型犯罪、相変わらずのいやらしいトリック(性的な意味で)も炸裂しまさに集大成作品!名残惜しいがこれでシリーズ完結…かな?

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    2026年02月01日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    ネタバレ

    「読者への挑戦状」という一文から始まるこの小説は、まさに文字通り、読者に挑戦を突きつけてくる物語。

    その挑戦とは、物語を最後まで読み解いたうえで、この小説のタイトルに入る◯◯◯◯◯◯◯◯、伏せられた言葉を当てること。

    タイトルはことわざで、伏字の数はそのまま文字数を示している。

    つまり漢字かな交じりで8文字、すべてひらがなにすると13文字になる。


    本作では各章にことわざが冠されており、その章で起こる出来事は、まさにそのことわざを体現する内容になっている。

    たとえば「第一章:類は友を呼ぶ」では、共通の趣味嗜好を持つ人々がブログを通じて出会い、オフ会として集まる様子が描かれる。

    「第

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    2026年01月22日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    本年初読書。さらさらとページがめくれるものの、前半はやや退屈。物語が纏う雰囲気もちゃらめで、少し期待外れかなと、思って読んでいた。但し、後半の展開は流石の引き込み方。結果面白く読めました。タイトル当ての意義はよくわからなかったけど。

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    2026年01月11日
  • 殺人犯 対 殺人鬼

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    孤島の児童養護施設にて嵐により職員が来れない
    主人公はこの機に復讐のため殺人を行おうとするがすでに対象は殺されていた

    タイトル通りの話
    なのだけれど、推理小説ではない
    解決が本の終盤も終盤に語られる
    特盛バカミス3種チーズ乗せ
    素直に本当にアホな作者だなあと笑うのが正しい読み方の作品。間違ってもこんなんわかるわけないだろと怒ってはイケない。それもある意味褒めてるが

    ただ、そのアホらしさが映像として頭に浮かべた時大爆発したのが○○○○○○○○殺人事件と
    虹のハブラシの2作だった

    この作品は大変アホくさいのだけれど(褒めてる)映像としてではなく、書いてある文字がアホくさくて笑えた。だけだった

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    2025年12月27日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    多分今までのミステリにはない犯人?!
    四元館で起きた殺人事件と、進行形で起きている事件を探しにきた輔と相以。
    正直これは予想外だし、イメージの範疇を超えててどうなってるのか全く分からなくなったかも笑

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    2025年12月16日
  • しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

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    ネタバレ

    最初はグロテスクな表現ありで、苦手な方もいるかもしれませんが、迷宮編から徐々にヒートアップしてハラハラの連続で楽しく読ませて頂きました。

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    2025年12月10日
  • しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

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    本屋さんにふらりと寄ったら、有栖川先生の帯をつけた新刊が目に入った。

    解説も先生だ。

    最近流行りなのか『超絶技巧のミステリ』ってやつか。個人的に刺さらないものもあるので、少し警戒している。本作もそれ系と見た。うーん。

    まずは解説を読もう。有栖川先生は解説から読む読者のために結末に関わることを解説に書かないのを知っている。いつもありがとうございます。
    なんと作中で作家アリスシリーズに言及があるという。(しかも森下刑事!)
    これは読まねば。

    グロテスクな事件の様相から始まり、場面転換のあとはいよいよ名探偵のターンだ。

    名探偵とはなにか?本作に出てくる名探偵は、自分を名探偵と言い、やたらと

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    2025年12月09日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    個人的に3.5の評価。
    作者は、はやさかやぶさかという韻を踏んだ名前。(読めない)
    僕は小市民的でその辺にいそうでイメージが湧く。俺は俺で普段の抑え込んだ欲望を発散した感じでやはり想像しやすい。話としてはクローズドサークルでの殺人事件。緊張感はなく、恐怖もないが何故かそれなりに読ませるのは不思議だ。
    どんでん返しにはしっかり驚いた。○○○○○○○○は最後には当てることができた。

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    2025年11月20日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ○○○○○○○○○殺人事件で私の爆笑を掻っ攫っていった早坂吝。上木らいちシリーズの方ではなく評判の良いこちらを先に読んでいくことに。
    デビュー作のチャラさは抑えて、推理小説オタクで憎めない主人公輔、美少女AI探偵相以、マザコン公安右龍さんなどの愛らしさが前面に押し出されているキャラ小説。それに加えて密室やAIの絡んだロジックなど本格成分やや高めで実に楽しい。
    "共犯は謎(mystery)の純度を落とす" 格言・至言です。
    いやしかしかわいいな相以。

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    2025年11月08日
  • 四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)

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    AI探偵シリーズ第三弾。話が続きになっている前作と違って、今作はつまみ食いしても大丈夫だと思う。が、シリーズを順に読むことで、世界観というか、作品内のファンタジーボーダー(造語です)のようなものを認識していないと、ありえねえだろ!と怒る方が大半だと思う。
    前例作品を読んでみないことには、今作がどれほどの奇想であるかを正確には判断できないが、早坂先生のサービス精神・チャレンジ精神と脱出劇の面白さと相以の可愛いさがいい。

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    2025年11月08日
  • 犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー―探偵AI 2―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    これは前作を読んでいないと、話の繋がりがよく分からないと思う。つまみぐいダメ。ゼッタイ。
    前作ではAI犯人vsAI探偵という題材がオードブルだったのに対して、今作はメインもメインのメインディッシュ。首相やら外務省官僚、国家転覆を狙うテロリストなど、スケールの大きい話ゆえに安っぽさを感じる部分もありますが、ミステリーの根幹部分はとても良くできていると思います。特にトロッコ問題を絡めたトンデモ密室&アリバイトリック。こういうの好きやね。
    知能増幅器(IA)というタイトルもうまく決まります。

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    2025年11月08日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    ネタバレ

    ネタバレです。


    謎を解くのが主人公ではなく らいちちゃんだったのは面白かった。それ以外は、それはないだろーという感じ。
    顔隠してたって、裸で入れ替わったら分かるって。。

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    2025年11月08日
  • 探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫nex)

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    AIの課題の勉強になる小説。AI探偵相似と助手の合尾輔が名(迷?)推理で事件を解決していく。楽しいライトノベルだが、無理筋の推理展開は失笑するしかない。

    ・フレーム問題:適切なフレームで思考を狭めない限り、無限に計算し続ける。現時点で真だと判明していないことは偽だと仮定する閉世界仮説で回避可能
    ・シンボルグラウンディング問題:事物を正確にイメージする、記号を実際のものに接地することが難しい。とくに抽象的な語句はをAIが理解しているかは不明。それにしてもドンキ―はないだろう・・・
    ・不気味の谷:人間の心を理解できず、限りなく人間に近いが人間ではない不気味な存在となる
    ・中国語の部屋:中国語を理

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    2025年11月01日
  • 双蛇密室

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    上木らいちシリーズは虹の歯ブラシに続き読むのが2作目。読みやすいが、高校生のらいちの経験値の高さや、トリックが現実離れし過ぎてゲンナリする。エロさも下品で無理矢理感を感じる。

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    2025年09月28日