長谷川眞理子のレビュー一覧
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ヒトが他の動物と何が違うのかということを、専門の人類学者の領域をややはみ出して、個人の考え、感想を付け足して論じている。進化論の解釈や、「利己的な遺伝子」の一部の評価に対する反対、人間らしさは調理という認識など、著者なりのこだわりポイントが随所にちりばめられている。根っこに今の人間社会が決して一番進化している、とは思っていない、これはAIやデジタル、食物技術の進化、また愚かな戦争など最近の様々な技術やコミュニケーションの歴史上あり得ないスピードでの変化に対する著者の危機感を感じた。個人的にも環境問題はじめ今の世の中は昔より破滅に向かっている気もするので、その点が一番共感できた。ただ★3なのはや
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Posted by ブクログ
ダーウィンの進化論の入門書としてはとても良い本だと思います。
恥ずかしながら、これまでの人生で「進化論」と言う言葉は何度も聞いたことがあったけれど、それがどういうものなのかほとんど知りませんでした。
子どもができて、遺伝に興味を持ち、遺伝に関する本をいくつか読み始めたことをきっかけに、原点を知りたいと思い、この本に辿り着きました。
「変異」「生存競争」「自然淘汰」という三つのキーワード、そして「生命の樹」に表された「進化は梯子のようなプロセスではなく、枝分かれの歴史である」という考え方ーこれらの概要をざっくりとでも知ることができ、勉強になりました。
また、自然淘汰が進化を引き起こすこと -
Posted by ブクログ
人類の進化と文明について本書で取り上げられた項目はその後、ヒトの性行動については『セックスはなぜ楽しいか』で、文明の勃興、崩壊については『銃・病原菌・鉄』や『文明崩壊』で詳細に論じられることになるが、本書は正にダイアモンド博士の原点とも言うべき一冊である。
本書の主題は次のように示されている。
ヒトという種が、短い間に
単なる大型哺乳類の一種から世界の覇者へと
どのようにして変化し、
また、その進歩を一夜にして
ふいにするような能力を
どのようにして身につけることになったか
上巻では、ヒトという動物と類人猿との系統関係や進化のありようについて、またヒトの性行 -
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Posted by ブクログ
情緒と科学があい混じった犬に関する考察の本です。私は今、犬三頭猫二匹と暮らしてますが、犬と猫は全く違うし、猫も犬も、ひとりずつ、個性的です。それぞれが、全て愛おしい存在ですが、はじめて迎えたワンコに対する感情は、やはり特別なものがあります。著者の言うように、母性行動の発現、とは解釈してはいないのですが。。(女性に限らない気がするので)犬と暮らし始めてから、大袈裟に言えば全ての生き物に対する、愛が目覚めたと言う感じですかね。とにかく苦手で、この世からできれば消えてほしいとまで思っていた、蛇。そのヘビに対しても、まぁ、生きててもいい(ってえらそうですが)そのくらいには認められるようになりましたし。