長谷川眞理子のレビュー一覧

  • 赤の女王 性とヒトの進化

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    「人間の本性 Human Nature」を探求することを目指した書。それは、人間の「性の進化」を問うことにつながるという。つまり、人間の進化は「性的」なものがテーマとなっているからという。
    進化過程においての雄と雌の出現により自然淘汰が起こり、特に性淘汰の場における雄と雌の存在の意味などを解きあかしてくれる。

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    2014年12月07日
  • 科学の目 科学のこころ

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    人類学者・進化学者の長谷川眞理子による岩波書店の雑誌『科学』の連載エッセイをまとめた本。テーマは、進化生物学・進化心理学の話、ポストモダン批判、ケンブリッジでのエピソード等多岐にわたる。含蓄があって人に話したくなる内容である。

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    2019年01月04日
  • 小学館版 学習まんが人物館 ダーウィン

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    チャールズ・ダーウィン(1809-1882)の伝記まんが。子供向けの本ではあるが、ダーウィンの生きた時代の背景、宗教界からの厳しい目、「種の起原」が一般にも受けたこと、彼の業績は1世紀近い時間をかけて裏付けられていったこと、彼自身が出会いに恵まれ、探究心を持つ続けた人だったことなど、余すところなく書かれています。

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    2013年03月07日
  • 進化とはなんだろうか

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    ネタバレ

    進化の話は今まで読んできた本にもよく出ていたし、だいたい知ってる話かなぁなんて読み始めたら、とんでもない。面白い話が次から次へと出てきました。いやぁ、自然って、地球って、すごいなぁ。
    モーリシャス島のドードーの絶滅の話は子どもの頃に絵本やなんかで読んでいて、ドードーさんかわいそう!と思っていた思い出がありますが、ドードーが絶滅したことで、モーリシャス島に生えるタンバロコックの木という木も、新しく生えることが出来なくなってしまったということを初めて知りました。この木はドードーが種を呑み込むことによって、発芽する仕組みになっていたと考えられるそうで、もう樹齢300年以上の老木しか見つかっていないそ

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    2012年08月14日
  • 動物の生存戦略 行動から探る生き物の不思議

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    動物達の行動学です。
    放送大学の講義テキストかもとになっているようです。
    なかなか面白かったです。

    動物の行動の理由をゲーム理論で説明したり、しきれなかったり。
    囚人のジレンマなんて話が、こういうところに出てくるのかと、びっくり。

    利他的な行動をなぜ取るのかという点は、主に血縁関係にあるものを守ることによって、自分と同じ遺伝子を持つものの生存確率をあげているらしいです。

    子育てに関して、全くしないものから、両親ともするものまでの分類が興味深かったです。鳥類は両親でやることが多いそうで、哺乳類は母親だけがほとんど。その理由などが述べられていました。

    それから、かねてから疑問だった、オスば

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    2011年10月31日
  • 科学の目 科学のこころ

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    膨大な科学的知識の消化よりも、科学の基本にある考え方や意味についての確かな理解こそ、現代の私たちにとっては大切なことだろう。
    著者は、根っからの理科系でも文科系でもないと自称する生物学者。
    クローン羊の誕生、ムシの子育て、イギリスでの見聞など、多彩な話題をおりまぜながら、科学と人間と社会について考えるエッセイ集。

    [ 目次 ]
    1 生物の不思議をさぐる
    2 科学・人間・社会
    3 科学史の舞台裏
    4 ケンブリッジのキャンパスから

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2011年04月25日
  • 進化とはなんだろうか

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    [ 内容 ]
    私たちの住む地球には、なぜこんなにも多種多様な生き物がいるのか?
    それらはどういうプロセスを経て今日のような形になったのか?
    適応化、遺伝子の組み替えの謎、淘汰のメカニズムや、オス・メスの性差の意味、配偶をめぐる競争などについて、豊富な具体例とエピソードを紹介しつつ、「進化」のメカニズムの謎を解く。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時

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    2011年03月23日
  • 進化とはなんだろうか

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     進化論の入門書。遺伝子のことだけじゃなくて、形態や生態などが適応的に変化していく実例がたくさん。モデル計算と観察の一致からどういう淘汰が働いたかがわかる話など、進化論がたしかに科学であることを実感させてくれる。
     ただし、進化によって洗練された生物が存在することは理解できても、それがまったくの偶然によっていることはいまひとつ実感できなかった。突然変異で生じた単純な対立遺伝子がどのように淘汰圧のかかる形質につながっていくのかについては、結局よくわからなかった。中立進化をちゃんと勉強しないとダメなのかしらん。

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    2010年11月02日
  • 進化とはなんだろうか

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    追求することの面白さを教えてくれる本。今現在の生命がどうしてこの形でいるのかとか・・・。とても興味深いです

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    2009年10月04日
  • 男の見方 女の見方

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    まさにタイトル通りの内容。興味深く読んだあと、養老氏の「男も女もみんな年老いて死んでいく」という発言に心揺れた。そう思うなら、この手の本を読む意味はないかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 男の見方 女の見方

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    男と女って永遠のテーマなんだろうな。
    10年以上前の本ですが今読んでも面白いし、5年後読んでも面白いと思う。
    長谷川さんの書いてるコトが理解できない部分もありましたが…。
    (あたしがフェミニストじゃないからかもしれない)
    (2006.11.04)

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    2009年10月04日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
    出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
    楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
    出口 大脳生

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    2026年03月18日
  • 美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る

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    人類は進化史99%以上を狩猟採集生活で生きてきた。そんなヒトがたかが数千年で変わりゆく社会に適応できるわけないし、マルチタスクをこなせるわけないし、大量の砂糖、塩、脂肪をエネルギーに変換できるわけないし、ましてや本性なんて変わらない。理性に目覚めたのも歴史からみればつい最近のこと。
    自分が社会に適応しづらいのは狩猟採集生活のDNAが強く残っているからだと都合よく解釈し、少し救われました。

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    2026年02月22日
  • 美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る

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    人間の遺伝子は利己的か、利他的か。その二項対立を超えた本性を描き出す。進化の歴史が育んだのは仲間を思いやる美しい力と他者を排してでも生き延びようとする残酷な力の共存である。利己性は個体を守り利他性は集団を強くした。どちらも人間を形づくった不可欠な戦略だった。だが現代ではこの二つが社会の中で軋みを生む。自己を優先する行動が連帯を壊し思いやりが損得に揺らぐこともある。それでもどちらの力を育てるかは私たちの選択に委ねられている。美しさを選ぶ意志こそが人間の進化の続きなのだ。

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    2025年11月16日
  • NHK「100分de名著」ブックス ダーウィン 種の起源 未来へつづく進化論

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    文系と私には、100de名著でも、内容は難しかった。キリスト教の世界観の中で、神とは一線を引く考え方と提示には、さぞかし勇気がいったであろうと思う。

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    2025年11月15日
  • 美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る

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    ヒト以外の動物の自意識に関する研究が面白かったです。

    技術の発達にヒトの進化が追いついてないために現代社会では様々な齟齬が生まれているというお話でしたがまさにその通りですよね
    これから先、人類はどのような進化の道を辿るのか興味が尽きません。


    エピジェネティック→遺伝子は同じでも表現型に違い、育つ環境からの刺激により遺伝子の働きをオンオフする

    動物のコミュニケーション→情報の伝達、受信者を操作
    ヒトのコミュニケーション(言語)→心の共有
    ダワー「戦争の文化史」
    内集団と外集団の区別

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    2025年11月14日
  • 美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る

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    人類学関係の参考文献で名前は存じていたが、一般向けの書籍は少なそうだったので初めて触れたように思う。
    人類学の入門書といった構成でもなく、いくらか筆者のキャリアについて触れられたのは収穫にせよ、ある程度文化人類学のテキストに触れた読者からすると、既知の内容も多く一方で表題は版元の意向もあってか扇情的なのが気になる。
    PHP新書に手放しで称賛したくなるものが少ないのは最近の個人的な印象。

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    2025年08月23日
  • 美しく残酷なヒトの本性 遺伝子、言語、自意識の謎に迫る

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    ヒトが他の動物と何が違うのかということを、専門の人類学者の領域をややはみ出して、個人の考え、感想を付け足して論じている。進化論の解釈や、「利己的な遺伝子」の一部の評価に対する反対、人間らしさは調理という認識など、著者なりのこだわりポイントが随所にちりばめられている。根っこに今の人間社会が決して一番進化している、とは思っていない、これはAIやデジタル、食物技術の進化、また愚かな戦争など最近の様々な技術やコミュニケーションの歴史上あり得ないスピードでの変化に対する著者の危機感を感じた。個人的にも環境問題はじめ今の世の中は昔より破滅に向かっている気もするので、その点が一番共感できた。ただ★3なのはや

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    2025年08月11日
  • NHK「100分de名著」ブックス ダーウィン 種の起源 未来へつづく進化論

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    進化論においては、多様化すればするほど生存する可能性が高くなるのに、人間は同種間で異なる存在を排除して同一化する集団を形成しようとするのだろうか。
    その答えは「人間は社会的な生き物である」からだ。生物学的な進化論よりも社会的に生きることが生存においては優先される。「人間の利他的な行動は進化論では説明できない」がおもしろい。

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    2025年05月31日
  • NHK「100分de名著」ブックス ダーウィン 種の起源 未来へつづく進化論

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    ダーウィンの進化論の入門書としてはとても良い本だと思います。

    恥ずかしながら、これまでの人生で「進化論」と言う言葉は何度も聞いたことがあったけれど、それがどういうものなのかほとんど知りませんでした。

    子どもができて、遺伝に興味を持ち、遺伝に関する本をいくつか読み始めたことをきっかけに、原点を知りたいと思い、この本に辿り着きました。

    「変異」「生存競争」「自然淘汰」という三つのキーワード、そして「生命の樹」に表された「進化は梯子のようなプロセスではなく、枝分かれの歴史である」という考え方ーこれらの概要をざっくりとでも知ることができ、勉強になりました。

    また、自然淘汰が進化を引き起こすこと

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    2025年02月20日