長谷川眞理子のレビュー一覧
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ネタバレ進化の話は今まで読んできた本にもよく出ていたし、だいたい知ってる話かなぁなんて読み始めたら、とんでもない。面白い話が次から次へと出てきました。いやぁ、自然って、地球って、すごいなぁ。
モーリシャス島のドードーの絶滅の話は子どもの頃に絵本やなんかで読んでいて、ドードーさんかわいそう!と思っていた思い出がありますが、ドードーが絶滅したことで、モーリシャス島に生えるタンバロコックの木という木も、新しく生えることが出来なくなってしまったということを初めて知りました。この木はドードーが種を呑み込むことによって、発芽する仕組みになっていたと考えられるそうで、もう樹齢300年以上の老木しか見つかっていないそ -
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動物達の行動学です。
放送大学の講義テキストかもとになっているようです。
なかなか面白かったです。
動物の行動の理由をゲーム理論で説明したり、しきれなかったり。
囚人のジレンマなんて話が、こういうところに出てくるのかと、びっくり。
利他的な行動をなぜ取るのかという点は、主に血縁関係にあるものを守ることによって、自分と同じ遺伝子を持つものの生存確率をあげているらしいです。
子育てに関して、全くしないものから、両親ともするものまでの分類が興味深かったです。鳥類は両親でやることが多いそうで、哺乳類は母親だけがほとんど。その理由などが述べられていました。
それから、かねてから疑問だった、オスば -
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ネタバレ[ 内容 ]
膨大な科学的知識の消化よりも、科学の基本にある考え方や意味についての確かな理解こそ、現代の私たちにとっては大切なことだろう。
著者は、根っからの理科系でも文科系でもないと自称する生物学者。
クローン羊の誕生、ムシの子育て、イギリスでの見聞など、多彩な話題をおりまぜながら、科学と人間と社会について考えるエッセイ集。
[ 目次 ]
1 生物の不思議をさぐる
2 科学・人間・社会
3 科学史の舞台裏
4 ケンブリッジのキャンパスから
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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[ 内容 ]
私たちの住む地球には、なぜこんなにも多種多様な生き物がいるのか?
それらはどういうプロセスを経て今日のような形になったのか?
適応化、遺伝子の組み替えの謎、淘汰のメカニズムや、オス・メスの性差の意味、配偶をめぐる競争などについて、豊富な具体例とエピソードを紹介しつつ、「進化」のメカニズムの謎を解く。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時 -
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ネタバレ楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
出口 大脳生 -
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ヒトが他の動物と何が違うのかということを、専門の人類学者の領域をややはみ出して、個人の考え、感想を付け足して論じている。進化論の解釈や、「利己的な遺伝子」の一部の評価に対する反対、人間らしさは調理という認識など、著者なりのこだわりポイントが随所にちりばめられている。根っこに今の人間社会が決して一番進化している、とは思っていない、これはAIやデジタル、食物技術の進化、また愚かな戦争など最近の様々な技術やコミュニケーションの歴史上あり得ないスピードでの変化に対する著者の危機感を感じた。個人的にも環境問題はじめ今の世の中は昔より破滅に向かっている気もするので、その点が一番共感できた。ただ★3なのはや
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ダーウィンの進化論の入門書としてはとても良い本だと思います。
恥ずかしながら、これまでの人生で「進化論」と言う言葉は何度も聞いたことがあったけれど、それがどういうものなのかほとんど知りませんでした。
子どもができて、遺伝に興味を持ち、遺伝に関する本をいくつか読み始めたことをきっかけに、原点を知りたいと思い、この本に辿り着きました。
「変異」「生存競争」「自然淘汰」という三つのキーワード、そして「生命の樹」に表された「進化は梯子のようなプロセスではなく、枝分かれの歴史である」という考え方ーこれらの概要をざっくりとでも知ることができ、勉強になりました。
また、自然淘汰が進化を引き起こすこと