羊太郎のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
本編のシリアスなクライマックスとは裏腹に、なんとも追想日誌らしいといえばらしい逸話たち。
日頃あまり語られなかった脇役男子たちの擬似覚醒、マリアの何ともな狂い加減、ロザリーの信者を欺し続ける運の好さ…。
そして、作戦行動とはいえセラとグレンとの擬似新婚生活が本当にあった過去なのか?
その上で、三人娘ら&2組の生徒らが2年時生の時に駆け抜けた後の世界、卒業して未来へと進む姿が描かれるとは…、感無量。
このあと、福音後記と正典とが蛇足で無い事を信じて読み進めるつもりですけど、果してどの様な真なる結末を迎えるのか…。 -
ネタバレ 購入済み
『なるほど、そう来たか!』が正直な感想。
延々と(グレンは記憶をリセットされつつも)無限に等しいループを描いていた「無垢なる闇」との因縁。
その中でジャティスの師匠になって「正義」へと導いたのはグレン、ただ毎回同じでは無く、繰返す度に異なる人生を送る事となっていた周囲の人々。
今回だけは、フェロードが創ろうとし、ジャティスが一旦完成させ、それをシスシティに託し、ナムルスの孤独な旅立ちを引き留め、システィの呼び掛けに皆が応じたからこそ抜け出せた酷なるループ。
セリカは歴史の表舞台から隠遁していたので再び会えたけど…。セラを救い出す事は、史実改竄になり手出しできなかったのは致し方なしなのか…。
-
ネタバレ 購入済み
読了してから感想を書き始めるまで一晩掛かりました。
リアルタイムで読んだ人達は、きっとグレンの夢の世界を相当引っ張るな~とヤキモキしたのではないかと想像しながらの読書。
でも、グレンが神性の域に達するには、風の神の声が聴こえるセラが風の戦巫女の神性を失うあの瞬間まで描く必然性があったのか…、それまで三人娘はよく耐えた。
そして想像していたとおり、最後の敵はジャティスではなく『無垢なる闇』の本体…。
しかも、単純に最後に敵ではなく、何か悠久の時の流れの中で、グレンとは太古からの因縁がありそうで…。
次巻で遂に本編完結 -
ネタバレ 購入済み
さぁ最終章の始まり、狂える正義ジャティスは誰にも止められないのか。
そして前巻まで最後の驚異として描かれていた大導師フェロード(魔王ティ卜ゥス・クルォー)とは近未来の魔術を科学的に解明した世界に於いて、その力に依り壊滅した世界の日本から転生してきた高須九郎だと…。
彼が夢見しは誰もが平和に何の心配もなく暮らせる世界。
しかし、有能であるが故に気付いてしまう『無垢なる闇』の驚異…、そして彼が考えた方針とは…。
狂った正義に依り始まってしまった『聖杯の儀式』、立ち向かうは地上に残った者たち。そして天空城でグレンらは…。
ジャティスとの対決が最終章の様な…、でもシスティーナ・ルミア・リィエルらの -
ネタバレ 購入済み
本編最終章の始まる直前のタイミング、やはり来たかという平時の短編より少し長めの書き下ろし。
セラの墓前を初めて訪れる事となるグレンの追想…、セラとの今生の別れ、そしてジャティスとの長く続く事となる因縁、イヴの悔恨、間に合わないアルベルト、現場に居なかった為にかグレンの退役を受け容れられなかったリィエル、これらもフェロードの筋書きにあったのか、そして本編は最終章へと…。
この時間軸、システィらの階梯昇格試験の為に帝都オルランドを訪れてますけど、本編最終章の前なのか後なのか?
短編についても触れたいけど文字数が… -
ネタバレ 購入済み
ここまで1月中旬過ぎから既読の29冊(追想日誌を含む)を再読した上で読んだ甲斐がありました。
今までにない熱さを見せつつ冷静な分析&対応のイヴ、人間には踏み込む事が出来ない領域に故人の遺志に支えられつつ打ち勝つアルベルト、そして本来なら戦闘不能な状況の筈の中で新しい光に目覚めるリィエル、その他にもフォーゼルや学徒兵やら帝国魔導兵・サブキャラの面々やら非常に熱い展開でした。
でも未だ魔王フェロードが残っている、残存兵力では抗しきれない状況でのグレンらの帰還、最終局面は魔王と禁忌教典を巡る争いになるかと思いきや…。
このまま22巻へと進みたいところですが、刊行順では追想日誌10巻が…、迷うとこ -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
あぁ、遂に既読巻の最後に辿り着きました。
この続きを読みたいが為、1月中旬過ぎに初巻から再読を開始し、要した期間は三ヶ月半、読みたい新刊も取り敢えず積読にしておく価値がある内容でした。
5854年前に跳んだセリカ・グレン・システィらの戦いと、重畳な時間差を越えて並行する様に進むフェジテに残りし面々の決死の戦い。
ギリギリの状況に於いて天の智慧研究会の真の狙いとその対策を立案するイヴ、しかし完全封殺が出来ない事も明白となり、それでも己らを鼓舞し最善を尽くす事で未来を掴もうとし…、因縁が繋がる? -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
今回の書き下ろしは、フェジテを護る為に先陣に立ち獅子奮闘の戦いに身を委ねるリィエルの、そこから数年前の天の智慧研究会からの亡命者救出作戦の際にリィエルを保護した際のお話。
リィエルがフェジテで培ったものは大きかった、表面上判り難くても着実に進歩してるんですね…。
そしてマリアの短編、ミラーノでの彼女の状況を思い起こすと、あの明るいマリアが今は…、と思ってしまうのですけど、本編で彼女は救われるのか?
残り3編は甲乙つけがたしです。
さぁ、次は再読末巻の本編第20巻、ここまで来ればゴール目前? -
購入済み
[初読日不明・再読]
遙かなる昔、≪時の天使≫ラ=ティリカの力を受けたセリカが、≪空の天使≫レ=ファリアの力を受けている魔王ティトゥスに敗れ、次元追放されたセリカがタウムの天文神殿からその3日後の世界に舞い戻り、後を追ったグレンとシスティーナも…。
多くの人間が極一部の魔術師に家畜として扱われる地獄の世界…。
足手纏いになると警告されつつ、セリカを追う二人。そして起る歴史の転換点、正義の魔法使いとは…、一方≪風皇翠将≫シル=ヴィーサとの邂逅により超越した存在となるシスティ。
元の時代に戻る際、因果を繋ぐ為に残ると時空間転移の効果範囲内を離れたセリカ。
本当にセリカとグレンとは永遠の別れとな -
購入済み
[初読日不明・再読]
今回の書き下ろしは何とも既視感の強い作品でした。
既読分の終端に近付いているからなのか、本編初巻に繋がっているからなのか、途中でこれに類する描写が有ったような気もするし…、どうだったのか…。
意外だったのは3年前の荒んでいるルミアの描写、あんな状態から絆を繋いだシスティはじめとしたフィーベル家の懐の深さ…、考えさせられます。
そしてグレンに対するルミアの初巻からの接し方にも納得。もう一度初巻から読み直したい気にもなってしまいますが、無限ループに入ってしまうので、次はいざ本編の19巻へと…。
また、短編4篇の内、最も印象に残ったのは迷探偵ロザリーですね。
単発キャラかだ -
-
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
ミラーノからフェジテへと帰還した一行、不死者の敵勢力を迎え討つ為に学徒動員に加わる事に…。
グレンはセリカの不在が永遠の別れとなるか…、生徒達の為にもフェジテに残るのか葛藤…。
強がるグレンをシスティらは見抜き…、ミリアも加え3人でタウムの天文神殿の大天象儀室を目指す事に…。
そこへ大導師の介入、ルミアはラ=ティリカと呼ばれた途端に内なるもう一人に自分に体を乗っ取られ…。
セリカを追う為に苦渋の決断、そしてマナ欠乏症になりつつグレンとシスティが辿り着いたのは数千年以上昔の古代文明の世界で…。
積読状態になってしまっていた再終盤を読む為のお浚いとして始めた今回の再読、 -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
この辺りの刊行順は本編(禁忌教典)と追想日誌がほぼ交互に出版され、追想日誌の書き下ろしは本編次巻の伏線を含んでいるケースが多々見受けられましたが…、今回は本当にクリストフらの追想だったのか?、それともこれも本編次巻の伏線なのか?、早く本編次巻を読まなければ…。
その他、定例の短編4篇はムフフと思わせられる内容で軽妙ですね。
三人娘のグレンへの想いはそれぞれ…、〇歳迄に結婚できない男は…へのセリカの対応とルミアの決意、リィエルは苺タルトで…、システィの夢想での😁、しかしイヴが一枚上手か… -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
遂に歴史の表舞台に引っ張り出された天の智慧研究会の首魁・大導師、但しその代償は大きく外宇宙の邪神の一柱を召喚する事で…、狂気のジャティスは異界に葬り去られたみたいだけど、きっとまた登場するのだろう…。
そして、この機に乗じて女王への謀叛を起こすイグナイト卿、幕間で語られる彼の過去は正に外道の極み、イヴも義姉も義妹も軍の魔導師らも駒として使い捨てられ、因果が巡ったのかあの最期でも全く同情の余地もなく…。
閃光の如き短期決戦で勝利は手中にしたものの、邪神の召喚は進行中で、帝都が陥落したとは…。
続きがすんごく気になるんですが、刊行順なら次は追想日誌7巻。きっとまた、本編 -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
今回の5篇目『炎を継ぐ者』は、イヴを題材としたストーリー。
帝国に於ける悪徳公爵で策謀の家となってしまったイグナイト家、祖父や姉リディアは立派な志を持ち栄誉ある家系だったのが、権力を得る代わりに欺瞞の薄汚い一族へと名を貶めたアゼル。
そしてイヴの精神に枷を嵌め、本来持っていた想いや志すら思い出せなくしているとは…。
本編次巻17巻では新たな展開があるのか…?
ライトな日常短編4つも楽しく読めました。
まさかロザリーの再登場があるとは…。
そしてナムルスは、悠久の時間の中、実体もなく孤独なのか? -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
リィエルの部下となったエルザ、選手団の護衛として合流、そう言えばそんな伏線ありましたか…。
そして魔術祭典の準決勝では、システィーナの魔術師としての覚悟が示され、決勝戦はアルザーノ帝国と永年敵対関係にあるレザリア王国と…。
また、フォーゼルに依頼していたアリシア三世の手記解読は、一見解けた様でトラップだったり、でも禁忌教典の謎に近付いたり…。
帝国と王国との首脳会談は表面上恙なく収まりそうだったのが、様々な思惑で各人が動くところにジャティスの乱入。
そして数巻前から登場のマリアが意外に重要な…。
他にも様々、『天使の塵』やら、自由都市ミラーノの地下に眠る古代遺跡の未 -
購入済み
[初読日不明・再読]
本編がシリアス展開へと突き進もうとする中、短編4つ「勃発、愛の天使戦争」「室長サマの憂鬱」「猫になった白猫」「リィエル捕獲大作戦」は何とも微笑ましい作品群でした。
そして、遂に書き下ろし短編でジャティスの正義とグレンの正義との因縁の始まりが描かれる事になろうとは…。
ジャティスの正義は、正しい一面も持ちつつ、独善的過ぎて己が神にでもなったつもりか、と言いたくなりますけど…、綺麗事では済まない任務に対応する特務分室の面々。
グレンらの苦悩も一筋縄ではいかず、正解の存在せぬ選択肢に立ち向かうには…。 -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
数十年ぶりにミラーノで開催される魔術祭典、それに合わせて行なわれる予定の帝国と王国との首脳会談、仮初めでも平和を掴もうとする者たち、それに横槍を入れようとする者ら、己の益の為に振舞う者。
そして本筋の魔術戦、システィーナらの奮闘、それを妨害しようと暗躍する者ら、そんな彼らを更に裏で操る者らの中にジャティス…。
アリシア三世の手記の解読を請負ったフォーゼル。
眠り続ける少女を診てフェジテに残るセリカ。
銀の鍵の制御を手中にしたルミア。
魔術祭典は未だ一回戦が終わっただけだが、翌日を迎えられるのか?
刊行順だと次は追想日誌5巻、このまま本編を読み進めないと伏線が多過 -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
破天荒な魔導考古学者フォーゼル教授、ここに来てやっと登場、読むのを中断してしまった辺りに大分近付いてきました。
そして本筋は、魔術祭典のアルザーノ帝国代表選手選抜会、その裏で孫娘エレンを駒として強制的に時間ループを繰返し憔悴させ、その苦しみは共有せずに家格を誇示する結果だけを求める祖父ゲイソン…、読んでて胸クソ悪かった…。
でも、あのシスティーナがグレンの相棒として確固たるポジションになったのも、この辺りからだったんですね…。
未だ思い出せない事も多いですけど、次は魔術祭典が舞台となるのか? -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
今巻は、リィエル、セリカ、セシリアさんらをメインに据えたコメディテイスト溢れる短編4編は、これぞ追想日誌といった感じのテイストでしたね。
5篇目『偽りの英雄』を読むのに暫く間が空いてしまった事と、物語の始まりからの流れでアルベルトの話しかと思いきや、アルベルト・フレイザーという余程の歴史好きでもないと知らない過去の人物という設定…。
アベル少年が対峙したのは、天の智慧研究会・第三団≪天位≫、彼の大事の者達を贄として…、少年は自ら名を捨てアルベルトと名乗る事となり…、そんな過去があったとは…。
ロクアカの終決を読むにあたって、今年の1月に初巻からの再読を始めましたが、