あらすじ
学修旅行が終わり、グレンとシスティーナの平和的な痴話ゲンカが学院に響き渡る中、システィーナの許嫁・レオスが学院に赴任する。強引に求婚するレオスにグレンは異議を唱えるのだが……。どうなる白猫!?
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[初読日不明・再読]
帝国宮廷魔導士団特務分室の法皇クリストフと隠者バーナードの初登場回。
また嘗ての同僚だった筈が、独善的な正義感に基づき1年余前に帝都で『天使の塵』事変を起こし、グレンの心の拠り所であったセラを死に至らしめた正義ジャティスの登場。
そして、前巻まで今ひとつのキャラだった白猫システィーナが、遂に覚醒する回。
システィの幼馴染で高名な魔術師であるレオス・クライトスが、学院に臨時講師として着任し、そしてシスティと無理矢理に結婚式まで挙げる事へ…。
だが、そのレオスは別人で…。
花嫁を奪い去るグレン…。
ようやっと私の記憶の中にあったシスティ像に近付いた今巻。
5巻まで来て、やっとだったんですね、忘却していました。
次は刊行年順に従って「ロクでなし魔術講師と追想日誌」を読み進めたいと思います。
第一幕、ここに完結
ここまでがアニメ化された物語です。今回は、そこそこの活躍をしていた臆病なシスティーナの回です。五巻にして、ヒロインの役割や立ち位置が固まりました。教師と生徒、今まで守られる立場の生徒がついに立ち上がり、成長していきます。そこに至るに、グレンもまた過去を少しだけ超えて新たな一歩を踏み出したのかも知れません。
グレンやヒロインを取り巻く一連の過去や関係性が少しだけ浮き彫りになったので、ここまでが本作品全体における第一幕といったところでしょう。禁忌教典の存在も色濃くなってきました。皆さんもこの作品の大体の特徴が分かって来た頃だと思います。今回も手に汗握る死闘でしたが、今後は教師と生徒の戦闘スタイルが確立していくのでしょうか。ルミアやリィエルとも共闘する日も近いのかもしれません。むしろ、ヒロイン達が教師を超えていくのでしょう。完璧超人でない主人公だから成せる面白みだと思います。また、敵を単に倒すというよりも、主人公や仲間との対話、過程、物語を大切にしているのが伝わってきます。そこが類似作にはない魅力だと思います。
それにしてもグレン先生、大方、先生らしくなってきましたね。乞うご期待です。
ロクアカ第5巻
宿敵ジャティスが初登場した巻。遂にシスティーナが本格的に戦いに参加できるようになったのが印象に残った。