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新章突入
短編で語られたセリカとグレンの物語が今作で佳境を迎えます。
今回は遺跡探索編ということで、いつもの突拍子もないことから、大事件へ発展していきます。今まで謎に満ちたメルガリウスとルミア、セリカ、彼らの素性が少しずつ明らかになってきました。少しずつ、パズルの様にまばらだったものが、繋がっていき、今後、どんな展開が待っているのでしょうか。新章として、良いスタートを切ったと思います。
作中にあるように、生徒と教師の共闘、これからはメインとなっていくのでしょう。ルミアはますますヒロインに磨きがかかっている一方、システィーナはグレンの相棒としては成長してますが、真のヒロインから遠ざかっているような、、
それにしても、グレンとセリカの物語はいつ見ても微笑ましく、心温まります。そして、感動を与えてくれました。今作を機に、セリカは魔術師として鳴りを潜める様ですが、家族としてグレンの側に居続けるのでしょう。そんな彼らに安らぎを!
[初読日不明・再読]
生徒思いではあるけど、規則には怠惰な魔術講師であり続けたグレン。
毎年論文を出し続けなければならぬ事を認知しておらず、突然の失職の危機へと…。
或る曰く付きの古代遺跡を調査し、論文に纏めれば、取り敢えず失職の危機は免れる…。
大きな注目を集める新たに見付かった遺跡や、危険度の高い遺跡は、調査隊費用が嵩む…。
しかし、件の遺跡は既に探索し尽くされ、危険度も低い為、生徒たちを使い…。
安全な筈だったその遺跡、調査最終盤、システィとルミアの行動で未知の門が現れ…、取憑かれた様に門へと駆け込むセリア…
セリアが飛び込んでしまった途端に閉じた門。
生徒たちをこれ以上巻込むべきか迷うグレン。
そして、システィがルミアの力を借り、只のプラネタリウム制御装置だと思われていたモノの真の姿とは…。
400年余の長きを生きてきたセリカの、それ以前の記憶、謎の声の真意とは…。
門の先で出会うナムルスと名乗り、異形の羽にルミアとそっくりな容貌の…。
童話『メルガリウスの魔法使い』に含み隠された教典とは…。
追想日記の書き下ろし部分ともリンクし、ストーリーに必要な部材が出揃った感じの今巻。
次巻も楽しみです。
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