羊太郎のレビュー一覧
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リィエル回、ここに完結
白熱の展開と衝撃の事実でした。前作に続くリィエル回の完結です。主人公とリィエルの過去が明らかになります。魔術だけでなく、錬金術にも触れられており、ハガレンを彷彿します。リィエルと錬金術は切り離せない関係であり、その事実には涙を流しました。しかしながら、良い話でもあり、物語に深みを与えています。
何より、グレンとアルベルトの相棒とも呼べる関係とその戦闘は白熱の展開でした。アルベルトが今回の陰の功労者でしょう。それに、グレンとアルベルトの男の不器用なやりとり、作者の描きたい姿が随所に現れていました。
前作の鬱憤を晴らしてくれた今作でした。 -
クラスの日常
今回は新キャラの登場とクラスの日常に重きを置いています。なので、今まで登場の少なかったキャラの意外な一面を知ることができます。一方で、今作は前編なので、これといった展開はありません。あくまで、次作への伏線です。ですが、終盤に行くに連れて華々しい日常に雲行きをさしていきます。次第にシリアスな展開に持っていく手腕は見事でした。突如現れたリィエルとアルベルトにも乞うご期待です。
それにしても、やはりキャラが可愛いですね。また、アルベルトも格好良すぎです。さすがくろね先生! -
今回は生徒とルミアに脚光を
今回は、魔術競技祭とルミアの物語です。グレンが率いるクラスは、学年の中でも優秀な方ではありません。そんな中、グレンの助言と生徒の努力によって健闘していきます。ありがちですが、実に胸のすく展開でした。また、ルミアとシスティーナ以外の生徒に出番があったのが嬉しい限りです。もう少し活躍を見たかったですが、、
そして、メインはルミアです。ルミアとグレンの過去が明らかになります。相変わらず、この魔術講師が織り成す展開は、切迫するシーンが多く、見ていてとても興奮します。最後のルミアとグレンの絶妙な距離感もなんかだか素敵に思いました。前回でシスティーナ、今回でルミアとグレンの信頼が深まった感じがします。 -
イラストは三嶋くろね先生!
アニメの完成度の高さから、原作に興味を持ちました。この作品のキャラは、このすばのイラストを担当した三嶋くろね先生によつて描かれています。なので、キャラが非常に魅力的なのが特徴です。
内容は、なろくでなし魔術教師が生徒を導き、生徒のため、仲間のために戦う物語です。設定や物語に深みがあり、戦闘シーンも興奮します。魔法科と類似していますが、デバイスを駆使したとんでも魔法や核兵器並みの強さを誇る主人公ではありません。なので、敵とのギリギリの戦闘は、手に汗握る展開です。また、そこまで完璧ではないので見ていてハラハラします。そこが良い所でしょう。
一見、ろくでなしの教師ですが、過去の経験から魔術の危険 -
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文句なし
登場人物の葛藤や物語の謎について、読み進めるにつれて内容が濃くなっていく。特に10巻以降の展開は凄まじい。
そこらのラノベと比べて、世界観の深さが違う。
基本的に一巻でしっかりと完結しているにも関わらず続きが気になってしまうほど。
物語の内容について話さない(ネタバレをしない)ようにすると、私の語彙力では伝えきれそうにない。
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