黒柳徹子のレビュー一覧
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星3.5
芸人のヒコロヒーが、『あさイチ』でおすすめしていた本。ヒコロヒーは本棚を持っておらず、好きな何冊かを箱に入れて保存しているが、『トットの欠落帖』は常にベッドサイドに置いて読んでいるそう。
ヒコロヒー自身、何か失敗したりすることがあっても、「欠落帖に書くことが増えたやん」と心が凪ぐそうだ。
私たちがもしこの本に書いてあるような失敗を一つでもしたら、ずっと引きずって、這い上がれないと思うのだが、トットちゃんは、明るく本に書いて生きている。本当に素直な性格なんだなと思う。
この本は単行本が平成元年に刊行されたものなので、出てくる人名や、事柄が古い。また、文庫の文字が(令和7年印刷なのに -
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トットちゃんを読んだのは、自分がまだ子供のときだった。
こちらの作品は大人になってから読んだこともあって、トットちゃんの立場というよりも、自分がお母さんの立場だったら…というのを考えてしまった。
裕福な暮らしをしていたところから、戦争に入ってひもじい暮らしの中、子ども4人を食べさせなければいけない。
その中で、縁もほとんどないところで未経験の仕事を見つけて暮らしていく。自分にできる定食屋を開いてお金を稼ぐ。
昔の地域のつながりやおおらかな空気感ももちろんあるとは思うけど、本当にすごい。
自分が急にそんな立場になってできないだろうなと思う。
トットちゃんはまだ読み返せていないけど今読んだら -
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「ザ・ベストテン」で久米さんが「黒柳さんが泣いていますから、もうやめてくださいね」を覚えています。
黒柳さんの涙声を。
アメリカ人女性が中国で子供のパンダを捕獲して、ミルクで育てながら本国に連れ帰ったスーリンが中国の外に出た初めてのパンダとか、
西暦685年中国がパンダを初めて国外に出したのは、日本の天皇への贈りものとしてとか、
アメリカ帰りのおじさんから貰った、アメリカで大人気のスーリンのぬいぐるみ、その子がパンダとは知らず可愛がって大きくなったトットちゃん。
うんうんと頷いたり、
へぇ~そうだったんだ~。と
驚いたり、
涙ぐんたり、笑ったり、
懐かしい人達が山盛り出てきて -
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黒柳徹子がこれまで出会った人々の忘れられない言葉をもとに綴った自叙伝。
エピソードの多くは今まで読んだ本で見たことのあるものが多かったが、本当にいろいろな人たちに愛されてきた人なんだなあと思った。全編通して、ちょっととんちんかんなところはあるけど(きれいだと思って、カマキリの卵をプレゼントしたり)、優しくて思いやりのある、愛らしい人だということが伝わってくる。他の人がこういうことを書いていたら、ちょっと眉唾物だと思うかもしれないが、トットちゃんの場合、本当にこういう人なんだと思わされる。いつまでも元気でいてほしい。
(小沢昭一が高校をまわって演劇をしていた時のエピソードが楽しい) -
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疎開して、戦後に東京に戻ってきてもなお、物がない時代。恵まれた家庭に生まれた徹子さんですが、それでも大変な時代。徹子さんの人柄を知っているだけに、おっちょこちょいながらの前向きさに、目じりが下がります。
NHK専属の東京放送劇団に入ってからの徹子さんはラジオドラマでも、テレビの通行人のような役でも、あれこれ考えて、目立つことをやってしまいます。
北島マヤか!と突っこみたくなりました。
徹子さんの個性を理解する人達と、等身大に生きてきた徹子さんの真っすぐさは、「人と違うことをしなくちゃ」とか「人よりも飛びぬけなくちゃ」と思わなくてもいいんだ、と気付かせてくれます。
戦後80年の今年。最近、 -