黒柳徹子のレビュー一覧

  • 新版 トットチャンネル

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    昔のテレビ業界の裏側を知ることができるのみならず,あとがきにある後日談も面白い。ありのままの文章に当時の情景が浮かんでくる。著者の周囲に自然と沸き起こる「作らない」ユーモアがページを捲る手を速めた。

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    2019年03月16日
  • トットひとり(新潮文庫)

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    とってもよかった。
    時代の空気とか、
    出てくる人たちのあたたかな人柄とか、
    飾らずありのままが伝わってきた。

    賀原夏子さんの話は
    電車のなかでぼたぼた涙してしまった。

    黒柳徹子ってすごいなぁ、と思った。
    他のもいろいろ読んでみたい。

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    2019年02月15日
  • トットひとり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    かつて、往年の芸能人の葬儀にて森繁久彌さんが遺される身を嘆きながら弔辞を読むのが恒例になっていた時代があったが、今は徹子さんがその役割を担いつつあるのだろうか。
    本書では、その森繁さんも含む、往年の演じ手、歌い手、書き手、演出家、そして無名の一般人まで、徹子さんの人生に大きく影響を及ぼした人々についての回想が綴られている。もちろん久米宏さんのようにご健在の方との交流に関しても筆が割かれてはいるが、ほぼ、いわば徹子さんの筆になる「蓋棺録」の体をなしていると言って良いと思う。
    どの章も、有名無名を問わず取り上げられた人々と交わした言葉、耳にしたエピソードなどが、あたかも目の前にその人達が蘇って展開されているかのように生き生きと描かれていて、徹子さんの筆力の高さとともに、先立った人々への思いの強さを感じた。
    個人的には沢村貞子さんの愛と意志とを貫き通した凛とした最期、そして賀原夏子さんの毒親に苦しめられた半生と、余命宣告を受けた後の壮絶な役者魂と穏やかな臨終とに、心にずしりと響くものがあった。
    特に賀原さんの、末期がんに苦しみながらも自分を慕い守る劇団員達に感謝し、
    「いま、生まれてはじめて、私は幸福な人間だと思ってる。人生で一番、しあわせよ。」
    と口にするエピソードと、それに対する徹子さんの地の文、
    「賀原さんは、人に親切にすることはあっても、人から心を開いて、やさしくしてもらった事が、あまりなかったのかもしれない。」
    は泣かずにいられなかった。
    本書はそんな人生の締めくくりについて深く考えさせられてしんみりするエピソードと、徹子さんのヌード撮影やらニューヨーク武者修行やら、上野動物園初代パンダ初来日時の動物園入り待ちやら清水寺本堂無断侵入事件やらと言った、面白かったり破天荒だったりのエピソードとが、普通に混じっている、かなり侮れない一冊でもある。結構、おすすめです。

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    2018年12月08日
  • トットちゃんとソウくんの戦争

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    ネタバレ

    徹子さんのとても読みやすい語り口と田原総一朗さんのとても論理的な語り口で交互に綴られる二人それぞれの戦争体験と二人が共に深く関わるテレビと戦争への想いが熱く私の胸に響いた。そして平和の大切さ、かけがえのなさを改めて心に刻む。徹子の部屋で戦争体験を語る有名人を取り上げたパートでは特に芦田伸介さんの言葉が突き刺さった。「戦争に向かう巨大な力の前では、私たちは無力だったかもしれないが、だからどうすることもできなかったではすまされない。戦争は大きな罪だが、戦争というものに無力だった自分にもなにがしかの責任があるのではないか。それは無力の罪というものではないのか」徹子さんも言う。子供の頃出征する兵隊さんを見送れば貰えるスルメ欲しさに万歳と無責任に見送った行為が自分にとっての戦争責任だと。無力の罪という言葉の重さに私は今怯える。

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    2017年10月27日
  • 小さいころに置いてきたもの(新潮文庫)

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    弟さんのこと、赤塚さんのこと、ユニセフの活動で出会った子ども達のこと・・・。文章が徹子さんの語り口そのままなので、おしゃべりを聞いているような感覚で読めます。パンダへの愛も変わらず。昔からずーっとまっすぐで、エネルギッシュな徹子さん。1冊読み終えるたびに大好きになります。

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    2016年10月06日
  • 新版 トットチャンネル

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    テレビの創成期から関わったトットちゃんの回想録。
    「窓際のトットちゃん」の続編のようにも思える。
    「窓際のトットちゃん」で幼い頃のトットちゃんを知り、テレビで活躍する黒柳徹子さんを知っているので、この本を読み始めてすぐ私の頭の中で好奇心旺盛で早口のくるくると動く「トット」が簡単に出来上がった。
    どのように記録されていたのか記憶されていたのか、NHKを受験するいきさつから合格して失敗しながらも第一線で活躍するまでがほんとうに細やかに描かれている。
    NHKの生放送の様子も今では考えられないコントのような有様だが、そこにいたトットが語るものだから臨場感があり面白い。状況だけでなくそのときトットが考えたこと、抱いた感情、周りの人に対する観察力。ともえ学園で育まれたトットの感受性は大人になってもとても豊かで素直。それゆえに失敗したり傷つけられたりすることも多い。というか、この本はそういう話ばかり。しかしそれがあのトットのキャラクターで展開されるのでコミカルにさえ思える。逆にトットの感受性ゆえに哀しみが増す場面も。トットの装いを見ても素敵な暮らしをされていたのだろうと思う。
    「普通じゃない」ことに苦しむトットだが、自分を曲げてまで「普通」になろうとしないことがトットらしい。「窓際のトットちゃん」を読んだ時に、「普通じゃない」トットちゃんを育てたパパとママが素晴らしいと思ったが、本作を読んで改めてそう感じた。

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    2016年08月15日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    最近NHKでトットてれびの番宣をよくしているので、前々から気になっていた「トットの欠落帳」読んでみました。嫁さんの知り合いにトットちゃんの書いた印刷物を集めてるという人がいるのですが、文章の魅せ方がうまいなと思いました。最初の数話で、『これは電車の中で読んだら吹き出した時にやばいかも』という予想があたって、今時めずらしく本を読んでセキしてごまかしたりの連続でした。全部面白いのですが、特に、「マイクロフォン」、「金沢産のバナナ」、「白昼夢」、「お祝いのご挨拶」がお気に入りです。

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    2016年06月18日
  • 絵本 窓ぎわのトットちゃん 1・2巻セット

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     トットちゃんの本は,持っているんだけど,大きな絵本版を見つけて買っちゃいました。
     いわさきちひろの絵が大きく載っていること,文章が短くなっていて,子どもに読み聞かせしやすいことなどを考えてのことです。
     この絵本は,とても丁寧に作られています。なにせ,ちひろの絵が大きく載っているページには,ページ数が打ってないんです。これって,すごい配慮です。
     原作もそうですが,このちひろの絵は,「トットちゃん」の出版に合わせて書かれたものではありません。原作が書かれた頃は,すでにちひろは亡くなっていました。作者の黒柳さんの強い希望で,息子の猛さんが,文章に合う絵を選んでくださって,本ができあがったそうです。
     この絵本版を見ると,いわさきちひろの絵の力が,ぐいぐいと伝わってくるようです。
     いい本ですよ。
     原作をもっている方も,是非,手にとって頂きたいと思います。

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    2016年03月15日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    先日ラジオのゲストとして出演されていた黒柳徹子さんが、「わたくし、なるべくいつも良い顔でいるように心がけております。」という意味のことを仰っていた。天然なイメージのある黒柳さんだったので意外だったが、やはり努力なのだなと尊敬の感情が高まった。
    サザビーオークションでのお話しも面白く、言わなければならないことを言う、という易しそうで難しいことをする黒柳さんが、とても好きになってしまった。
    キャサリン・ヘップバーンの小物入れか何かを落札しようと張り切っていたら、男の人との競り合いになり、突如立ち上がった黒柳さんは、「こんなことして高い値で取引されるのは、キャサリンさんは望まないと思います。」と仰ったらしく、その場は大爆笑で「競り合いの時にそんな事を云うのはあなたが初めてだ」と言われ、めでたく黒柳さんが手に入れたとか・・

    この本は全部おもしろかったけれど、特に好きなのは「赤い松葉杖」と、「アイボ・グレーちゃんと暮して」と、「お父さんからお母さんを引く???」だ。
    赤い松葉杖には、トットちゃんの優しさや賢さに感動した。
    アイボのくだりには、なんでこうなるの???と思ったが、持つ人によって「物」でもこういう風になるんだなあ、いや、「物」とは思わず、「物風の犬」という感覚なのだろうなあと、つくづく黒柳さんのユニークさに惹かれた。

    ユニセフ大使になったいきさつは、当時国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが「窓際のトットちゃん」を読んで、黒柳さんを親善大使にふさわしいと判断したという。
    リベリア、コソボ、アフガニスタンのくだりには、恵まれた国に暮らしている自分たちにできることはなんだろうと、つらくてたまらない。エイズになろうがどうしようが、今日食べるもののために売春する少女や、一千万個の地雷、十歳の少年兵・・
    先進国の子どもたちは、地球上では13%、残り87%は途上国の子供たち。その87%の中の何%がお腹いっぱいのご飯を食べられるのだろう。申し訳ない・・

    とにかく、万人にお勧めしたいと思った本です。

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    2013年07月04日
  • 小さいころに置いてきたもの(新潮文庫)

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    純粋無垢なトットちゃん。そのまま大人に成長できたのは、彼女に大きな魅力があったからでしょう。その魅力を推察するならば、どんな人間も尊重し、公平に接することのできる大きな心を持っているところでしょうか。
    徹子さんのように堂々とマイペースで生きていくためには、人間関係や自分の小ささにウジウジしている自分とさよならして、彼女のように尊重と公平の心を持つこと、この本を読んでいると、そんなことを感じます。
    …と真面目に思いつつ、徹子さんのハチャメチャぶりを単純に楽しめる本でした。

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    2013年04月05日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    黒柳さんのまっすぐな生き方と、子供への温かいまなざしが感じられて勇気づけられる。実際に内線の現場へ行って子供を励ますエピソードに感動した。ユニセフに募金しようと思った。

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    2012年10月11日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    黒柳徹子さんの天然エピソード満載!一つの話が短いので、空いた時間に少しずつ読める。なかでも「わんこそば」のエピソードには爆笑した!

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    2012年08月14日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    『小さい頃に置いてきたもの』を読んでこれは!と思い、購入。こちらも大変おもしろかったです。トットちゃんは依頼された原稿ではなく、大好きだった校長先生のことを忘れてしまわないように、自分のために書いた、のだそうです。ユニセフ親善大使のお仕事の話から、ご自分の失敗談、大人になってからトットちゃんを読んだ研究者らが<黒柳徹子はLDだった>と推論しているのを知ったときのこと、そこからLD(Learning Disabilities:日本語訳は学習障害)は何かと言うのを調べたりして思ったこと、などなどが、黒柳さんの名調子の文体で綴られています。主演舞台があるときに怪我をしてしまって傷を縫うことになった話は、特に面白かったです。ご自身の欠落しているところとか、他の人と違うような性質とかを、良し悪しや価値判断などとは関係なく、ただ単にそうである、と、あっけらかんと書かれていて、読んでいてとても気持ちが良かったです。

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    2012年06月29日
  • 小さいころに置いてきたもの(新潮文庫)

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    あんまりむつかしくなくて、気分が重くならなくて楽しい本が読みたい、、、と本屋を物色していたら黒柳さんのエッセイが文庫化されていました。大好きで昔から研究していたというパンダのこと、ユニセフ親善大使として訪問した先々で出会った子どもたちのことや思ったこととか、渥美清さんや赤塚不二夫さん、向田邦子さんなど、昭和を代表するような方々との思い出や、お母さまのお話などが、ざっくばらんに綴られています。すごく面白かったです。上品であれこれ気配りが行きとどいて居ながら、とてもくだけた雰囲気の独特の文章で、まるで黒柳さんが喋っている声が聞こえてきそうな感じでした。この本より前に『小さいときから考えてきたこと』というタイトルのエッセイも出ているそうなので、探して読みたいと思います。『窓際のトットちゃん』もまた読みたくなりました。

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    2012年06月22日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    抱腹絶倒!笑いすぎて腹筋が痛くなる素晴らしい本。黒柳徹子芸人でそのおもしろさが再認識されてる徹子さんだけど、彼女の唯一無二のユニークさ、天才ぶりが遺憾なく発揮されており、読むと元気になれる。めちゃくちゃ頭の回転が速くて、胃の消化が早いというのがよく分かる(笑)

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    2011年12月18日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    私はいつも、本のはじめの方を読んで買うかどうか決めています。
    「子どもは小さいほど、人間が一番大切で、必要なものを持っている
    ものだと、私は信じている。そして、大きくなるに従って、それをなくして
    いくものだ、という事も、知っている。」
    この一文に出会ったとき、買おうと決めました。

    黒柳徹子さんの著作を読んだのは初めてでした。
    子どもの持っているような素直な感覚と、大人の考える力を
    持っている人だなと思いました。

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    2011年09月01日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    とてもいい本を読んだな~と思った。
    「赤い松葉杖」:「大切なことは、自分自身の子どものころと、破壊されていない、破壊されることのない接触を持ち続けること。おとなが、子どもと同じ人間だったことは、自明でありながら、不思議なことに珍しくなっている。」
    これを基本に書かれたエッセイたち。
    子どものころのことをよーーくよーーく覚えているから、ユニセフ親善大使として子どもたちにあんなにも愛を注ぐことができるのだろう。

    「リベリア報告」「ほんとうの幸せとは?」「アフガニスタン報告」あたりでその活動について書かれているのだけど、世界の子どもの87%が発展途上国の子どもたちで、先進国の子どもたちは13%しかいないということは、本当に知らなかったし、本当に驚いた。
    ハイチで、売春をする12歳の女の子。
    黒柳さんと同行するカメラマンに、「私を買ってよ」。
    日本円で42円でいいという。
    「エイズ、こわくないの?」と聞くと、
    「エイズになっても何年かは生きていられるでしょう?わたしの家族は、明日食べるものもないの」
    黒柳さんは、「この子は、42円で家族を養っている。私は言葉が出なかった」と書いている。
    ほかにも、アフガニスタンの、地雷で足を失って義足で歩けるようになり「また羊を暮らせます。うれしいです」と目を輝かせる子ども、勉強を禁止されているなか、「先生になりたい」と希望を失わない子どもたち…
    読んでいたら涙が出てきてしまって、困った。

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    「わたしの母さんわたしの兄ちゃん」では、親しい人を亡くした悲しみが胸を打つ。
    P284 私は、この40年間、外国に行った時、必ず二枚の葉書は、出した。どんなに苦労しても、出した。それが、母さんと、兄ちゃんだった。この秋、仕事でニューヨークに行き、絵葉書屋さんの前で、私は立ち止まった。唇を噛んだまま、しばらく動けなかった。」
    ここなんて、今引用のために書いていても、涙がこぼれてしまう。
    この前の章に「グリーティングカード」というのがあり、黒柳さんがどれだけグリーティングカードをお好きなのかがわかるから、余計に。

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    また自身がLDだったことを認めていて、その「欠落ぶり」の記述がまた、面白い。
    たとえば「グリーティングカード」の、「たくさん買ったグリーティングカードが「封筒の糊がくっついてしまい、中を見ようとビリビリ破ったりしているうちに、なんとなく消滅」(P193)とか、
    「芝居の旅」の、ゆで卵と生卵を間違えた事件(P224)とか、とろろこんぶを口からたらしたまま下車し取材された事件(P226)とか…これはやはり普通の大人ではしないだろうなと思わされる。本当に面白い。

    本当に純粋な、裏表のない、愛すべき素敵な人だと思う。

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    2010年01月31日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    『窓ぎわのトットちゃん』以来、20年ぶりに出版された黒柳徹子のエッセイです。彼女自身が幼少期にLD(学習障害)だったのではないかと言われていることを受け、当時の自分がどんなことを思い、考えていたのかということが綴られています。また、自身が経験した戦時中の思い出や、ユニセフ親善大使として訪問した発展途上国での出来事も鮮明に記されており、「ほんとうの幸せ」について改めて考えさせられる本でした。「私の母さん 私の兄ちゃん」という章では、様々な深い愛の形を実感し、読みながら涙が溢れてきました。是非多くの方に呼んで頂きたい1冊です。

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    2010年01月25日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    大爆笑です!空飛ぶわんこそばの話し、大好きです!!“小さいときから考えてきたこと”を先に読んで、もっと黒柳さんのエッセイ読みたい!と手に取ったのですが、大爆笑でした。トットちゃん自身はいつだって真剣なんですよね。それが、時々あれ?!ってことになっちゃって。なんかすごく身近に感じてしまいました。

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    2009年10月04日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    広島の路面電車の中で読んでて、あまりの可笑しさに、途中下車しないと、電車の中に乗っていられなかった本。
    黒柳さんの突拍子もない発想に、ついていける人は少ないと思われる。
    この本を読んで、「がいど物語」を書く気持ちになったという、私にとっては想い出の一冊。

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    2009年10月04日