黒柳徹子のレビュー一覧

  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    『小さい頃に置いてきたもの』を読んでこれは!と思い、購入。こちらも大変おもしろかったです。トットちゃんは依頼された原稿ではなく、大好きだった校長先生のことを忘れてしまわないように、自分のために書いた、のだそうです。ユニセフ親善大使のお仕事の話から、ご自分の失敗談、大人になってからトットちゃんを読んだ研究者らが<黒柳徹子はLDだった>と推論しているのを知ったときのこと、そこからLD(Learning Disabilities:日本語訳は学習障害)は何かと言うのを調べたりして思ったこと、などなどが、黒柳さんの名調子の文体で綴られています。主演舞台があるときに怪我をしてしまって傷を縫うことになった話

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    2012年06月29日
  • 小さいころに置いてきたもの(新潮文庫)

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    あんまりむつかしくなくて、気分が重くならなくて楽しい本が読みたい、、、と本屋を物色していたら黒柳さんのエッセイが文庫化されていました。大好きで昔から研究していたというパンダのこと、ユニセフ親善大使として訪問した先々で出会った子どもたちのことや思ったこととか、渥美清さんや赤塚不二夫さん、向田邦子さんなど、昭和を代表するような方々との思い出や、お母さまのお話などが、ざっくばらんに綴られています。すごく面白かったです。上品であれこれ気配りが行きとどいて居ながら、とてもくだけた雰囲気の独特の文章で、まるで黒柳さんが喋っている声が聞こえてきそうな感じでした。この本より前に『小さいときから考えてきたこと』

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    2012年06月22日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    抱腹絶倒!笑いすぎて腹筋が痛くなる素晴らしい本。黒柳徹子芸人でそのおもしろさが再認識されてる徹子さんだけど、彼女の唯一無二のユニークさ、天才ぶりが遺憾なく発揮されており、読むと元気になれる。めちゃくちゃ頭の回転が速くて、胃の消化が早いというのがよく分かる(笑)

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    2011年12月18日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    私はいつも、本のはじめの方を読んで買うかどうか決めています。
    「子どもは小さいほど、人間が一番大切で、必要なものを持っている
    ものだと、私は信じている。そして、大きくなるに従って、それをなくして
    いくものだ、という事も、知っている。」
    この一文に出会ったとき、買おうと決めました。

    黒柳徹子さんの著作を読んだのは初めてでした。
    子どもの持っているような素直な感覚と、大人の考える力を
    持っている人だなと思いました。

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    2011年09月01日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    とてもいい本を読んだな~と思った。
    「赤い松葉杖」:「大切なことは、自分自身の子どものころと、破壊されていない、破壊されることのない接触を持ち続けること。おとなが、子どもと同じ人間だったことは、自明でありながら、不思議なことに珍しくなっている。」
    これを基本に書かれたエッセイたち。
    子どものころのことをよーーくよーーく覚えているから、ユニセフ親善大使として子どもたちにあんなにも愛を注ぐことができるのだろう。

    「リベリア報告」「ほんとうの幸せとは?」「アフガニスタン報告」あたりでその活動について書かれているのだけど、世界の子どもの87%が発展途上国の子どもたちで、先進国の子どもたちは13%しか

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    2010年01月31日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    『窓ぎわのトットちゃん』以来、20年ぶりに出版された黒柳徹子のエッセイです。彼女自身が幼少期にLD(学習障害)だったのではないかと言われていることを受け、当時の自分がどんなことを思い、考えていたのかということが綴られています。また、自身が経験した戦時中の思い出や、ユニセフ親善大使として訪問した発展途上国での出来事も鮮明に記されており、「ほんとうの幸せ」について改めて考えさせられる本でした。「私の母さん 私の兄ちゃん」という章では、様々な深い愛の形を実感し、読みながら涙が溢れてきました。是非多くの方に呼んで頂きたい1冊です。

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    2010年01月25日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    ストレスが溜まったときに必ず読む本。
    黒柳徹子の本はどれも大好きだけど、
    特にこの本を読むと、心が復活する!!
    心がガッチガチになってるときに読むと
    心のコリがほぐれて涙が出るくらい笑える。
    もう楽しくて、悲しくて、どんなときでも愛情がいっぱい。
    徹子大好き!

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    2009年10月07日
  • 小さいときから考えてきたこと(新潮文庫)

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    子どものとき考えてたこと=発達心理?と思って読んだ本。実際、たしかにこんな感じで考えてたかもなーと思わせてもくれるけど、もっと生きることや成長することについて考えさせられた。

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    2009年11月15日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    大爆笑です!空飛ぶわんこそばの話し、大好きです!!“小さいときから考えてきたこと”を先に読んで、もっと黒柳さんのエッセイ読みたい!と手に取ったのですが、大爆笑でした。トットちゃん自身はいつだって真剣なんですよね。それが、時々あれ?!ってことになっちゃって。なんかすごく身近に感じてしまいました。

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    2009年10月04日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    広島の路面電車の中で読んでて、あまりの可笑しさに、途中下車しないと、電車の中に乗っていられなかった本。
    黒柳さんの突拍子もない発想に、ついていける人は少ないと思われる。
    この本を読んで、「がいど物語」を書く気持ちになったという、私にとっては想い出の一冊。

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    2009年10月04日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    お年寄りの貴重な昔話は聞くべきであるということがよくわかる傑作自叙伝。

    ハンデを持った子供たちを広い心で受け止める校長の素晴らしさに感動しつつ、
    その横で起きている戦争の匂いの不穏さと苦しみに切なさも感じる本でした。

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    2025年11月26日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    小林先生のつくるトモエ学園、温かすぎます!!!
    読んでいてこちらまで安心する感覚になりました。

    時代背景から切ない気持ちにもなりましたが
    総じてとても心地の良い読書体験になりました◎

    トットちゃんのご両親もすてきすぎて。
    もちろん、トットちゃんも。
    心洗われました。

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    2025年11月20日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    小林先生も素晴らしいけど、何よりお母さんの柔軟性がすばらしい…!子どもを抑え込むのではなく、受け止め、可能性を信じ、より良い環境にアプローチする行動力。

    あらゆるエピソードが楽しい思い出として描かれている事に時折うるっとしながら読みました。

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    2025年11月11日
  • 続 窓ぎわのトットちゃん

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    このいわさきちひろの挿画を見ると胸が締め付けられる。淡く優しいタッチなのに、妙に寂しげにも見えて『トットちゃん』の世界観には欠かせない存在のような気がする。そう、まさかあのベストセラー『窓際のトットちゃん』の続編が出ようとは。前作の飛び跳ねるような、生き生きとしたお話が大好きだったが、今作は戦争の影が色濃く反映している。トットちゃん一家はかなり裕福なはずだが、それでも弱音を吐かずにたくましく生きる姿には感銘を受けた。特にお母さんが凄い。あの破天荒なトットちゃんもどんどん大人になっていく姿にじーんときた。

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    2025年10月30日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    黒柳さんが好きで、トットちゃんなどは読んでたけど。テレビで、ヒコロヒーがおすすめ本として、紹介していたので読んでみた。徹子さんの欠落も想像以上で、面白かった。驚くことに、ご本人はいつだって大真面目に対応していてのことなので、尚更おかしい。

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    2025年10月25日
  • 続 窓ぎわのトットちゃん

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    audibleで、ご本人のデジタルナレーション。
    疎開先の青森での暮らし、東京へ戻って女学生となり、NHK劇団員として成長していく姿。

    そもそも黒柳徹子さんが女優をしていたこともよくわかっていなかった。多忙で精神的につらい期間もありながら、今の地位を築くまでに至った経緯を心情たっぷりに教えていただいた。

    徹子の部屋50周年を迎え、いまの目標は100歳まで続けることらしい。調べてみると現在92歳。すごい。必ず見届けたい。

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    2025年10月19日
  • トットちゃんの 15つぶの だいず

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    つい先日読んだ「続 窓ぎわのトットちゃん」の中で語られている「15粒の大豆」のお話。
    そのお話が絵本になっていました。

    1日に食べられるものが、たった15粒の大豆しかなくて、小さな子どもなりに、ひもじい中、配分を考えながら1粒ずつ大事に大事に食べている様子が、余りに切なく衝撃的でした。
    それしか与えてあげられないトットちゃんのママもどれ程辛かったでしょう。

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    2025年09月20日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    トットちゃんがトモエ学園にくることになったときからトモエが燃えるまでの日々を書いたエッセイ

    淡々と書かれてるけど、トモエの日々がどれほど暖かくて楽しいものだったか伝わってきて読んでいて幸せだった
    最後の方は戦争の話が多くてトモエでの出来事は少なくなってきて悲しかった

    読んでよかった

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    2025年09月15日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    黒柳徹子さんを知ったのは、徹子の部屋が最初で
    しかももうおばあちゃんになってからだったので
    この話に出てくる人が徹子さん!?とびっくりしました。
    とても快活で面白くて笑い転げながら読みました。また悲しいことがあったら読んで笑いたいです

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    2025年09月12日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    子供時代の楽しい思い出、失敗、経験が生きる力になるのだと思った。
    親として、子どもを型にはめないように気をつけて、
    1人の人間として、やりたいことを気が済むまでさせてあげたい思った。

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    2025年09月03日