黒柳徹子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
戦争のこと、自分が周りと違っても何かをやることを学んだ。
戦争での疎開は知っていたけど、実際にどうやって疎開して、現地での生活はどうなっていて、一緒に行く家族はどう過ごして…とかを改めて知った。この時代の人たちは重要な決断をすぐやらなくてはいけなかったんだな。
トットちゃんは子供時代もそうだけど、大人になってからも周りと違っていて、仕事ができないこともあった。私が同じ立場なら3日くらいで辞めたくなっちゃうけど、好きなものなら頑張れる力はつけなきゃなって思った。
何かに不得意な人がいてもイライラせずに、見守って、その人ができることを見つけられる人になりたい。
めも
元気に過ごすコツ→自分の -
Posted by ブクログ
ネタバレどうしてわたしは黒柳徹子に惹かれるんだろう。
まあそんな人たくさんいるだろうけど、周りにはあんまりいないんだよな。
100歳になったら政治記者になりたいんです、と何かの番組で言っていて心から尊敬している人。
この本の中でも何度もグッと来た。
先日の朝日新聞の一面に載っていたガザの子の浮き出た背骨。切り取って保存してる。
どうかどうか大きくなって、成長してと願っている。
黒柳さんみたいなことはできないけど、あの子らのことを思っている
と、思いながら読んだ一冊だった。
渥美清とか杉村春子とか向田邦子とこんなに近しい人ってそりゃあ最強だよね。
ずっと生きていてほしい。 -
Posted by ブクログ
有名な小説家が書いたのではないかと思う作品だった。本当にあの黒柳徹子サマ?
本当にあった昔の記憶と、それを子ども目線から綴る文章はとても素敵に思った。子ども目線というのは文章の書き方も同様であるが、モノの感じ方が大人になってしまうと感じ取れない視点から書かれていたのがとても面白かった。子どもの頃の記憶は曖昧で断片的でむしろ忘れていることの方が多いが、そんな懐かしい感情を思い出させてくれる一冊だった。何気なく“黒柳徹子”であるというだけで手に取ったが、久しぶりに感激した作品だった。
◎内容
自由で好奇心の強いトットちゃんの通うトモエ学園での生活についてのお話
毎日別の席に座っていいし、何の科目か -
Posted by ブクログ
窓ぎわのトットちゃんを読んだのはもう、何十年も前のことだ。しかし、素晴らしいトモエ学園や小林先生のことは覚えている。また、黒柳さんの吸い込まれるような流れるような文章と、いわさきちひろさんの暖かく懐かしいイラストも。
その続編が、42年経って出版された。
一作目とはまた違うテーマとなっており、トットちゃんの成長を時代の流れに沿って追いかけることができる。
前半は戦争の実体験を、黒柳さんの両親、特にお母様の逞しさを際立たせる形で綴っている。
トットちゃんは相変わらずトットちゃんだが、前作よりは少し大人になっている。しかし戦争により状況がどんどん悪化する中で、不安や辛さを感じる時がある。父親は -
Posted by ブクログ
いわさきちひろさんの絵を見ると
トットちゃんを思い出す♡
トットちゃんと 続編でまた出会えるだなんて…
とても幸せな読書時間でした
戦時中に数粒の大豆を
大事に食べていたこと
戦時中は特に素直に
言葉にできなかった想いがあったこと
戦時中や戦後の苦しい時代にも負けず…
素直で天真爛漫なトットちゃんから
元気をもらいました!
そしてトットちゃんが
その時々に出会った方からの言葉を
今も忘れずに 心の支えにしている人柄に
惹かれました!
“そのままでいいんです…”
自分という人間を あるがままを
受け入れてくれたり
自分自身も受け入れることができたとき…
そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ1年前、『窓際のトットちゃん』の映画を観た後、初めて原作を読んだ。黒柳徹子は2冊目。
徹子の部屋で、ゲストの草笛光子と二人して計算ができなかった話(普通は自分を落としても草笛光子のことを立てそうなものだが巻き添えにしているところで笑いが倍増した)、市民劇場の旅で泊まったひどいホテルやとろろこんぶをくわえながら裸足で新幹線から飛び出した話で爆笑した。巧まざるユーモアというか、あまりウケを狙っている感じでもないのに大真面目なのがかえっておかしい。
一方、沢村貞子と渥美清のエピソードでは、ハンカチで涙を拭いながら読んだ。
ユニセフ親善大使の話には、頭が下がるばかり。あのトットちゃんが!という感慨も感