黒柳徹子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレAudibleで聴きました。前作から42年ぶりの続編。
特に印象に残っているのは、戦争の描写の具体性です。お父さんが徴兵され、遠くからでもその姿を目に焼き付けようとする別れのシーンには胸が詰まりました。終戦から5年経っての再会や、シベリア抑留の過酷さなど、現代の生活からは想像もできない事実に圧倒されました。
また、野菜を送ってくれた人を頼っての疎開や、母と離れ離れになりかけた満員列車の恐怖など、一つひとつのエピソードがあまりに鮮明で、まるでその場にいるようなヒヤヒヤする感覚を味わいました。
戦後、NHK専属女優として自分の個性を貫いていく姿にも感銘を受けましたが、何より驚かされたの -
Posted by ブクログ
42年越しの続編とは、どんな覚悟を持って書いたのか想像にも及ばない。
前作とは打って変わって、戦後のリアルや黒柳徹子さんがどのように自分の道を開いてきたのか、おてんばエピソードだけでない大人としての人生の経路が細かく描かれていて、こちらも大変興味深かった。
もう子供じゃないんだし、と自ら決断するようになったトットちゃん。新たな環境に飛び込むことを厭わず、よく本を読み、人と共に多忙を極め、時には立ち止まって大胆な決断をし、人との垣根をつくらず歩んできた人。本当にすごいことだと思う。そしてお父さんはいわずもがな、お母さんも最強。商売の芽を見つけては開花させながらも、ぶれずにトットちゃんの味方で -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
オーディブルにて。
子どもを産み、真っ新な命を1年半見守ってきて強く感じる。子どもがはじめから持って産まれるものは「善」だけだ。
小林先生の教育方針にある、「どんな子も、生まれたときには、いい性質を持っている」というのは、真実だと思う。
でも、それを伸ばすために子どもを「自然」に暮らさせることがどんなに難しいことか!
家庭で実践されていたお母様にも敬服する。
大人の「こうしてほしい」は子どもには枷になる。
心に小林先生とトットちゃんのお母様を住まわせながら、社会のルールや大人の都合というものとどう折り合いをつけていくか、今日も考えを巡らせる。