虎走かけるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どこまでネタばらしして良いのかわからないが、前巻の終わりのところから分かるように物語は相当な佳境なわけだけれど、今までの巻からの流れで、この巻がまとめにふさわしいかというとどうしてもそうは思えないかなというのが正直なところ。
なぜそういうふうに思うか考えてみると、感情的な面がクローズアップされすぎているのが原因かなと。計画を立てて状況をひっくり返す爽快感みたいなものがこのシリーズの醍醐味だと感じていたことに気付かされた。
とはいえ、もともと救いのないような面にも容赦なく焦点を当てるファンタジーだっただけに、最後にみんなが救われるのかどうかというのは非常にハラハラしながら読めたし、まとめ方としては悪くなかったと思う。 -
美女と野獣なファンタジー
主人公が獣人です。
それもネコ耳とかそんなレベルでなくまるっきり二足歩行する獣です、見た目は。
この1巻の表紙には出ていませんが2巻の表紙で座られてるのが主人公ですね。
仲間やヒロインが獣人というのは多々ありますが主人公がとは珍しい。
物語は魔法/魔術を題材にしたファンタジーで、軽くミステリー的な要素が入ってます。
序盤に事件が発生して、旅を進めるうちに少しずつ事実が明らかになっていって、最後に犯人というか黒幕的な人物と対決、と。
あまり戦闘には重点がおかれておらず、どちらかと言えば人との繋がりや説得など頭を使う方で解決を目指します。
ただ3巻まで読みましたが総じて黒幕が甘いというか、終盤でペラペラ喋り出しちゃうのでクライマックスの盛り上がりがイマイチなところがあります。
とはいえ文章は丁寧に書かれているので読みやすく、容易に情景に思い浮かべながら読み進められます。
私は十分に面白いと感じました。
表紙に出ているヒロインのゼロは保護欲的な意味で可愛いです。
文中では絶世の美女とされていますがイラストも相まってあまりそういった感じはしません笑
主人公への懐き方も恋愛というより大きな保護者に甘える感じで微笑ましいです。
美女と野獣な組み合わせが好きな人にはおすすめです。 -
Posted by ブクログ
がはぁっ∑(゚Д゚)
じ、上巻だからと思ってナメていました。
なに、この、泣かせる展開……!
これは筆者の全体像の中で、どこらへんまで来ているのか分からないですけど、クライマックスというか、ターニングポイントと言っても過言ではない。
9巻ヤバすぎるだろ、9巻……!
っていうか、これ以上何があるよ、9巻!!
実は前半の傭兵パートで文句なく星5つ付けるつもりだったのですが、後半に動揺して減らしたよ。
いや、この一冊については色んな人のレビューを読みたい。だから皆、読もう(笑)
とりあえず、最新刊に追いつきました。
アニメ化に乗じて1巻から貪ったGWでしたが、途中から話がガンガン面白くなって、驚いた。
前巻から参戦?した館長さえ、立ち位置良過ぎ。
脱帽。感服。次巻に期待! -
Posted by ブクログ
いやー、期待通りに面白い秀作でしたね。
素晴らしい。
舞台は魔術が存在する上で、魔女狩りが存在する異世界。
そして魔女の標的にされやすい"獣堕ち"という体質の獣人主人公と、
長年穴倉の中で過ごしていた究極の魔女が出会い、物語が始まります。
設定の下地と物語の展開が綺麗にマッチしてて、
スッキリ読みやすい王道ファンタジー。
ちょっと伏線があからさま過ぎるきらいはありますが
逆にキッチリ理屈が考えられてるところが個人的には高評価です。
そして何よりキャラがすごくいい感じなんですよね。
中毒性の強い萌えキャラなどではありませんが、
世間からズレてるわりに聡く人情味のあるヒロインとか、
獣人として若干卑屈ながらもなんだかんだ優しい主人公とか。
会話の絡みも面白いし、説明セリフもくどくなくて読みやすい。
もし続きが出るならすげえ読みたい。
まだまだ出せるポテンシャルは持ってると思う。
詠み月の魔女と後天性ライカンスロープの話とか、
ゼロのお師匠さまの話とか、
話広がりそうだよなー。
とにかく、大賞に相応しい作品でした。
次回作も期待させていただきます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあとがきに倣って以下ネタバレ含みます。
待望の10巻、予想外に早く来ました!
そして、第1部完、ということです。
世界崩壊後については、結構短かったかな…。
泥闇ママとパパの話だけでも、スピンオフ作れたんじゃないかなぁと思ったり。
というか、突然のパパ降臨。
伏線張ってたかもしれないけども。
そして案外、クライマックス戦がスタスタ終わってしまって、傭兵とゼロの命の差し出し合い。
二人して死に急ぐなよ……。と、そこだけちょっと冷めた目で見てしまいました。
ただ、エンディングは満足。
ゼロの魔道書が本来の目的を達し、傭兵の夢が生きるエンディング。めでたし、めでたし?
第2部はこれをベースにどう展開するんだろう?
気になるのはリーリと神父様でしょう。 -
Posted by ブクログ
GWはゼロから始まったのでゼロで締める(笑)
ピンナップの方向性が巻を追うごとにノゲノラ化していっているような気がします。
しかし。話は巧くなっていっている。
今巻では、ゼロチームとリーリチームが分かれての旅路になるわけだけど。
個人的にはジェマのアンチ獣堕ち感情が度を超していて、あと自虐ネタも好きではなく。
レイラント、バルゼルの神殿騎士サイドもあんまり寄れなかったんだけど。
意外と、人間を愛する館長悪魔とマディアコンビにはハマれたかな。マディアさん、もっと加虐的になって、悪魔を虐げてくださっても……。
ミナの取り扱い、雑すぎるけどね……。
ゼロの計略が、このサイズの分量で済んだことは、筆者にとっては嬉しかったに違いない。
あとは、サラッと神父の過去が。
サラッと!
しかも、リーリのいない所でか!
ここんとこ、気になる終わらせ方を覚えてきているので、次で締めまーす。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおお!話が動いた感じ。面白かった!
前巻では活躍どころの薄かった神父の見せ場も豊富にあったし。
サナレの鬼畜ぶりが遺憾なく発揮されてきているし。
教会と魔女のウィンウィンな関係に楽しくなってきたし。
何よりストーリーにキレが加わりだした。
しかし。確か前巻にもあったのだけど、脱字に萎えます。しかも四版にして改善されてない。
電撃文庫って角川書店ですよね……。
そうそうお目にかかることのない書籍の誤字脱字が出てくるのは、なんか、残念ではある。
ひとまず一気買いした所までは読み終えたのだけど、次巻への橋渡しが非常に気になる場面で終わったので、続き……読む! -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々のライトノベル。
魔術と魔法のシステムの違いが面白くて、オーバーテクノロジーを放ってしまったことによる、世界の変革はどうなるのか。
シリーズとして楽しめそうな作品。
……の割にレビュー数が少ないのが不思議。
ライトノベルが飽和状態ってこと?
以下ネタバレあり、注意。
ゼロが十三番を探す旅が、まさかあっさりと見つかるとは思わなかった。
ゼロにしても、十三番にしても、愛が深すぎて。
そしてゼロの逆ハーレムが良い感じです。アルバス影薄すぎる。。。
詠月の魔女の響きは良いのに、泥闇の魔女て。
なんか、もうちょいカッコ良いのないんか。
ストーリーはオーソドックス。
もう少し「ゼロの魔術師団」側の論理があっても良いように思う。
虐げられていた者が、力を得て、また理不尽に失わされる。そんな都合の良い遊びに付き合わされた方としては、たまったもんじゃないよねー。
しかしまあ、ゼロの可愛さに全て許す(笑)
ひとまず5巻まで入手したので、サクッといこう。