【感想・ネタバレ】ゼロから始める魔法の書V ―楽園の墓守―のレビュー

あらすじ

【ゼロの書】の拡散を目論む謎の組織〈不完全なる数字〉の調査のため、海運国家テルゼムを訪れたゼロたち。しかし、そこにはゼロの名を騙り、村々を襲う銀髪の魔女の噂が駆け巡っていた――。 ネズミの獣堕ちである少女リーリと出会い、その身をかくまわれつつ偽ゼロの影を追うゼロたち。そんな彼らの前に“ゼロの討伐”を命じられた教会の裁定官が現れる。 “背徳”の罪状を持つ裁定官。彼女は、美しき女性を墓に生き埋めにすることが趣味の“墓堀り人”なる人物で……。 くすぶり続ける魔女と教会の不穏な争いが静かに加速する、話題の魔法書ファンタジー第5弾が登場!

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死霊術師サナレの情報を得ようと弓月の森へと向かう道中、船旅を終え陸路を行く為に降り立ったルートラと言う白い港町。
そこには同行した『隠匿』ではなく、真の狂人裁定官『背徳』が、存在しない偽ゼロを炙り出す為に無辜の民らに拷問紛いの事を行っていた…。
それは「不完全なる数字」が教会への民の不信感を煽る策だったが…。

いゃ~、大変下衆な神父が現れ…次巻以降も引っ張るかと思ったら、サナレに籠絡され存外呆気なく退場してしまうとは…。
それに反して鼠の獣堕ちリーリ、この巻だけの賑やかしかと思っていたら…。

で、弓月の森の状況は…

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2024年11月08日

Posted by ブクログ

あとがきの一言、攻めるなぁ、しずまさん(笑)今回の獣堕ちはネズミっ子。かなり幼い容姿・言動ながら芯はしっかりしてそうです。思わぬかたちで同行者も増えたことだし。しかし剣と魔法のファンタジーであんな銃火器を目にするとは思わなかったぜ…試作段階でアレとは教会の闇も相当なんだろうな。まぁ“隠匿”神父以上の強烈な裁定官がいる時点でお察しか。いつもは反発しあってる傭兵と神父がちょいちょい同調するのが面白かった。ゼロはそこまで無茶振りしてなかったと思うけど(笑)

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2015年12月20日

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