【感想・ネタバレ】ゼロから始める魔法の書VII ―詠月の魔女<下>―のレビュー

あらすじ

「これより、世界を破壊する」 そうして――。世界は一夜にして変化した。その夜、眩いばかりの満月を背に悠然と空を漂う魔女を多くの者が見たと言う。そして、その言葉をきっかけに、ありとあらゆる獣堕ちたちは――。魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国へと舞い戻り、主席魔法使いとなったアルバスと再会を果たしたゼロたち。国がきな臭い空気に包まれるなか、彼らの前に現れたのは、教会と魔女を五百年ぶりの聖魔戦争へとたきつけようとする組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉の長、“あの方”だった。その正体が明らかになる時、世界は破滅と再生へと舵を切る――。

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上下巻で話がスッキリ一区切りするかと思ってたら、思いの外に風呂敷が広がってしまいました…。

ゼロの書が穴ぐらから持ち出された時、師も含めて同朋は滅されたとされてましたが、十三番もゼロも掌の上で転がされていたんですね…。
魔女の為でも教会の為でも民衆の為でも無い、世界を作り直す為に「世界を滅ぼす」って…、随分とスケールが大きくなって…。

十三番やサナレは逝き真の脅威…。

聖都のリアや黒竜島のゴーダなど、懐かしい面々も…。
神父とリーリは南へ…。
そしてゼロと傭兵は北へ…。
隊長ジェマの父を戦死させたのは「黒の死獣」って…

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

今までの事件が起こってはそれを解決するスタイルと違い、解決編なのに事件はなしくずし的にうやむやになってさらに大きな問題が持ちあがる展開で少し戸惑った。
ただ、キャラのやりとりも物語後半ならではの成熟した関係性がよく出ていて、なんだかんだ楽しめた。

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2016年11月15日

Posted by ブクログ

ようやくサナレ撃破、というか封印でいいのかな。小悪党らしい末路でスッキリ。割とえげつない手法をとったゼロはやっぱり魔女なんだなぁ。まあ4巻ラストの不敵な笑みから考えると当然の行いか。とはいえ一難去ってまた一難。次は十三番をも倒したゼロのお師匠様が相手になる模様。更なる強敵を相手にどう立ち向かうかな。そして神父とリーリはここでお別れらしい。同行すると思ってたから意外。その分別枠で仲間が増えそうですが、こっちはこっちで一悶着ありそうな予感が…(苦笑)

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2016年08月30日

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