【感想・ネタバレ】ゼロから始める魔法の書IV ―黒竜島の魔姫―のレビュー

あらすじ

世界を破滅へと導く【ゼロの書の写本】を作り出し、世界へとばらまいた謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉。 稀代の天才魔女ゼロと獣の傭兵は、その組織の情報を得るためゼロの故郷へ向かうのだが……その途中、2人が乗る貨物船は大海原の嵐にのまれてしまう。 ――命からがら辿り着いた地。そこは、神聖な竜が住まうと伝えられる“黒竜島”という名の火山島だった。 【ゼロの書の写本】の回収を急ぐ中、思わぬ足止めをくらう2人だが、その島には“魔法”が普及した国家が存在していて……。

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今巻、弓月の森での十三番との対峙かと思いきや、向かう船旅の海は大時化で、その上に竜まで登場し遭難、黒竜島に流れ着く事に…。
漂着すれば其処は何故か魔法国家、ある魔術師が魔法の実地観測の為に選んだ閉ざされた土地だった。

傭兵とゼロとが流れ着く前に、裁定官も上陸しており、魔法兵団と竜と姫と思惑が入り乱れ…。
そして此処にも「不完全なる数字」
また、サナレは組織の下っ端かと思っていましたが、意外と…?
姫に憑依して活動出来るとなると、決着の方法は…?

テオのナイフ、傭兵にとって引き摺る事になるのか…。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

ゼロの故郷を目指す旅から一転、竜の棲む島に漂着。そこでは当たり前になっている「魔法のある」国での一悶着。ゼロとアムニルとの魔法を介したやり取りは共感者を得られそうなゼロが微笑ましかった。魔術師との出会いを経て竜退治。早々に再登場した“盲目”の神父。中盤から後半にかけてもなかなかに濃厚な展開で読み応えがありました。そしてラスト。327ページの挿絵にはゾクッときた。この後どう展開するか分からないけど、すごく楽しみになる一枚絵でした。

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2015年08月23日

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