佐々木紀彦のレビュー一覧
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紙からデジタルへ・・
メディアの世界における、この新しい流れはどこまで進むのだろうか。
日本では数少ないウェブメディア系の成功例の一つ、東洋経済オンライン。
その編集長が書いたこの本には、世界におけるウェブメディアの現在と未来予測が書かれている。
デジタルへと急速に移行するアメリカのメディア界。その一方で日本の出版社や新聞社のデジタル化はまだそれほど進展していないようだ。
しかしその日本においても若者を中心に新聞購読者は激減しており、ネットでニュースを知る人々の割合は着実に増加していると本書で記されている。
有料課金か無料モデルで行くかは世界でも大きく分かれていて、まだ試行錯誤の段階のようだ。
またウェブメディアの世界においては、良い記事が提供できるならば、組織より個人の情報発信者に注目が集まるとの記述も興味深い。
今までは、あふれる情報の中で、個人が自分で知りたい情報を検索して探していた。
しかしグノシーやスマートニュースといった、その人興味がありそうな、またはその人に合った情報を届けてくれる、新しいサービスを提供する会社がウェブメディアの世界で育ってきているようだ。
本書を読んで分かったのは、本人の探す手間を省き、その人にとって重要な情報をいち早く提示できるウェブメディアがこれからは勝利するかもしれないということだ。
現代人はネットに時間を取られすぎている。この時間の短縮するサービスは大いにニーズがあるものと思われる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2013年に東洋経済をビジネス系サイトNO.1に導いた「東洋経済オンライン」編集長の佐々木紀彦氏によってかかれたビジネス本。
「5年後、メディアは稼げるか」という題名のとおり、近い将来メディア界で起こりうる変化や、その変化にともないメディア担当者にもとめられるであろう知識やスキルを、実際のデータをもとに理論的に説明されている内容です。
日本だけでなく、海外の媒体データも取り上げているので非常におもしろいです。
電子書籍の例にもみられるように、媒体が紙からWEBへ移行していっている風潮はいなめませんが、その移行の際にメディア担当者が気をつけるポイントを、紙とWEBの特性を比較した上でわかりやすくおしえてくれています。
ただ、すべてをWEB媒体にしていけばいいってものではなく、情報の種類によりどの媒体がよいか向き不向きがあることも、提供する情報別に分類して説明されています。
媒体は何にしろ、メディアを通じて稼いでいくのに必要な要素がたくさん詰まっている本なので、情報発信することをお仕事にされている方は、今後のお仕事の参考になること間違いなしの1冊です。 -
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少し前の本ですが、学びある。
動物の世界は必然性の世界であり、
アルゴリズムが支配する世界であり、
強いつながりの世界である。
それは友達を作りたいなと思ったら自分と趣味の合う人たちを探してオフ会をやる世界です。
人間が人間らしいと思っているものの多くは誤作動の結果起きている。
だから人間らしい感情は根拠づけたり設計したりするものではない。
人間のコミュニケーションには誤作動がすごく多くて、その誤作動こそが我々の自由や生きているという事実を支えている。
だから、それをなるべく潰していくというのはまずいと思います。
そうした誤作動をどうこれからの社会に組み込んでいくかという話になると思いますね。
――『人間と機械のあいだ』で池上さんは、人間と機械の関係について「相互に影響を与え合って、人も機械も新たに生命化していくということはあると思う」とも述べていますね。
人間はスポーツの練習、たとえばスキーの練習をするとき、人は機械になりたがる。何度も機械的に同じ動きを繰り返すことによって上達していきますよね。逆に、これからの機械に人間が求めているものは多分、誤りの多い人間的なものです。生命は機械を志向して、機械には生命を志向させると考えると、人間も機械も「人工生命化」していくものなんだと思います。
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ネタバレ米国製エリートは本当にすごいのか? 単行本 – 2011/7/8
スタンフォードで見たエリートたちの真実
サンデル教授が大人気の日本。
米国留学ブームに沸く中国・韓国。
世界中で、ハーバード、スタンフォードなどトップ大学への需要が爆発している。
だが、われわれは米国のエリート教育とエリートたちについて多くを知らない。
「米国の一流大学は、どこがすごくて、どこが見掛け倒しなのか?」
「米国エリートたちのもつ、強みと弱みとは何か?」
「日本は彼らから何を学ぶべきで、何を学ぶべきでないのか?」
スタンフォードでの留学経験と
記者としてのリサーチを元に
エリートたちの生態を描く。
●著者からのコメント
よく「政治家のレベルは、国民のレベルに比例する」といわれます。
しかし、私はこの意見にはくみしません。
確かに、米国や英国は優秀なリーダーを生んでいますが、両国の国民が、
日本に比べてそんなに優秀とは思えません。
では、なぜ両国の指導者のクオリティはこうも違うのでしょうか。
その答えは、「エリート育成システム」にあるのだと思います。
日本は、リーダーの出現を天に任せているため、
優れたリーダーを継続的に生むことができないのです。
日本人にはポテンシャルが十分にあります。
大事なのは、エリートを選び出し、育て、
競争の中で、偽物のエリートをふるい落とすシステムです。
その新たなシステム作りにあたり、
米国のエリート教育は格好の教材となります。
新時代のエリートとなる人々、その育成に携わる人々が、
本書から何かの示唆を得てくれれば、それに勝る喜びはありません。
内容(「BOOK」データベースより)
優れたリーダーが出てこない日本。今の日本に必要なのは、新時代のエリートを生み出す「エリート育成システム」である。しばしば日本のお手本としてあげられる、米国のエリート教育。日本はそこから何を学ぶべきで、何を学ぶべきでないのか。本書は米国製エリートたちの強みと弱みを検証し、これからの日本が進むべき道を示す。
著者について
佐々木紀彦(ささき・のりひこ)
1979年福岡県北九州市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、東洋経済新報社で
自動車、IT業界などを担当。2007年9月より休職し、スタンフォード大学大学院で
修士号取得(国際政治経済専攻)。
09年7月より復職し、『週刊東洋経済』編集部に所属。「30歳の逆襲」
「非ネイティブの英語術」「あなたは世界で戦えますか?」「世界VS中国」
「2020年の世界と日本」「ストーリーで戦略を作ろう」「それでも円を信じますか」
「グローバルエリートを育成せよ」などの特集を担当。
かつて読んだ本。
レビューが失われた為、再度記入したい。
確かスタンフォード大学も周りに遊ぶ環境がないので勉学に打ち込むしかないという指摘を佐々木氏はしていた。やはり人間の記憶には限界がある。読後に読書ノートを作っておく事の大切さを痛感させられる。
米国製エリートが凄い、というよりは米国の上位ランク大学は凄い、という話。
筆者によると日本人もトップクラスはアメリカにそれ程劣るわけではなく、平均値はむしろ日本人の方が高い。しかし日本人は大学の4年間を無作為に過ごすため、大学を卒業する頃にはアメリカの大学生の方がより鍛えられる。本書は間接的だが、日本の大学教育の危うい現状に警告を発しているようにも受け取れる。
米国の大学の入学は簡単だが、卒業は難しい。
これは神話だと著者は言う。
スタンフォードは95%以上が6年以内に卒業し、ハーバード、イェールなども約9割が4年以内に卒業する。
ハーバードの成績分布もAかAマイナスが5割を占め、C以下は1割程度しかいないとのこと。
ちょっとイメージが違ったなぁと。
ただやはり、日本は見習わなければならない箇所は多いなと感じた。
日本人学生と米国人学生の差を生んでいるのはつまるところ学生時代に課される読書量だと著者は説く。
基本的に知識の整理・発信能力の2つは訓練を受ければ一定のレベルには達する。
結局、差を分けるのは読書量と経験だが、米国では学生時代に課される読書量が半端ではない。
だから、日本で教育を受けたものよりも米国製のほうが秀でているのだ。
なるほどなあと。
米国の大学と日本の大学の差に興味がある方におすすめ。 -
Posted by ブクログ
1.YOUTUBEで著者が話している姿がはっきりと映っており、ずっと気になっていました。
2.編集思考とは、セレクト(選ぶ)→コネクト(繋げる)→プロモート(届ける)→エンゲージ(深める)の4段階の発想で成り立っています。それに加え、日本特有の縦割り文化を打破し、横串を意識することで新しい発想が生まれていきます。本書ではディズニーやネットフリックス、Weworkといった有名会社を事例したり、著者自身の体験を交えたりして4段階を説明しています。
3.4段階の思考法はとても面白いと思いました。今の時代はモノがあふれているため、選ぶことにも一苦労してしまいます。だからこそ、選ぶ力が重要視され、全てが決まるといってもゴンではないと思います。いわゆる素材の味は越えられない的な考えに似ていると思います。
なんでも分けて考えてしまう癖がある私にとっては、編集思考を高める6つの行動を実践していき、横串で考える発想を鍛えていきたいと思いました。 -
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ネタバレNewsPicks佐々木氏による起業のススメの本。
起業に関する解像度をあげるべく読書。
なぜ必要なのか、どんな手法があるのかと丁寧に展開されていてよかった。
メモ
・ジャンバティストセイによればアントレプレナーとは経済リソースを生産性や実りの低い領域から高いエリアへとシフトさせる人
・現代に求められるのはアドリブ力。
・お金がもたらす3つの自由
クリエイティビティの自由
インプットの自由
チャレンジの自由
・ミドルの強みは人脈と経験
・起業型キャリア5タイプ
成長志向スタートアップ型
プロフェッショナル独立型
スモールミディアムビジネス型
スタートアップ幹部型
大企業イントレプレナー型
・賢いスタートアップの選び方
創業者がいるかどうか
創業者が好きか嫌いか
ビジネスモデルが強靭化かどうか
センスがあるか
報酬制度がフェアか、soがあるか
・30代社長のルート
社内新規事業に挑む
スタートアップと共にジョイントベンチャーを創る
スタートアップを買収し自ら経営を担う
既存の子会社のトップに抜擢される
家族など後継ぎとしてグループ子会社社長になる
・起業を成功させるためのステップ
自己分析
ミッションビジョンバリュー
事業づくり、プロダクトづくり
パートナー探し、チームづくり
資本政策、ファイナンス
・自己分析4種法
デロイトトーマツベンチャーサポート理論
ストレングスファインダー理論
リフレクション理論
FFS理論
・dts理論
起業型4タイプ
whyビジョンを考えるスキル
howビジネスモデルを考えるスキル
what商品を開発するスキル
who顧客を考えるスキル
・FFS理論 Five Factors Stress
人間の特性を保全性、拡散性、凝縮性、受容性、弁別性の5因子で定量化し、強み弱みをあきらかにするもの。
保全性 維持しながら積み上げる力。協調
拡散性 飛び出して行こうとする力。おもしろいことへの挑戦
凝縮性 自らの考えを固めようとする力。明確な価値観。
受容性 無条件に受け入れる力。
弁別性 白黒はっきりさせる力。合理的につごうよくわりきれる。
・じぎょうづくりのメッセージ
得意分野に集中すること
徹底したリサーチ
自分や誰か一人が徹底的に欲しいものをつくる