あらすじ
日本という天国に危機が迫っている。もはや「昭和モデル」や「平成モデル」は通用しない。これからの日本人には「ポスト平成」のキャリア戦略が必要だ。ハングリー&ノーブルな仕事人生を送るためのヒントを、20代、30代、40代以降の年代別に提案する。
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Posted by ブクログ
「ポスト平成」の日本では生涯一社が通用しなくなり、「個として働けるか」が問われるようになる。本書では「ハングリー&ノーブル」なリーダーにフォーカスを当て、20代、30代、40代でそれぞれどのようなキャリアを積むべきかについて説明している。世界の中での日本の課題を元にリーダー論が展開されるため、キャリア観において非常に視座が高まったように感じる。
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オーディブルで拝聴。最近Youtubeで見始めたPivotの佐々木さんと塩野誠さんの対談本。
コーチャブルな人間かどうか。この本を自ら手に取るような人の中にもそういう人とそうでない人がいるのだろうか。
身近に「こうなりたい」と思える人がいて、その人が何をしているかを知って真似するところから少しずつ世の中が変わるのかな。テレビの中の「こうはなれない」が当たり前だった時代がどうすれば変わるか。時間はかかりそう。
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#ハングリー&ノーブル
一つのことに固執せず、変化への耐性ができると人生楽しめるようになるの感じた。
高潔さに下支えされた意思決定が他者を巻き込み自分を高めてくれる。まずはやってみる。失敗することができれば成功もできる。チャレンジしなくては何もなし得ない。まずはやってみる。40代の自分は人脈を活かし年齢を忘れ教養を高めていこうと思う。
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【印象に残った点】
・戦後から復興し、高度経済成長してきた時代では、日系企業を作り上げてきた剛腕の経営者の海外を食いつぶさんとばかりの熱い競争心が日本の成長の原動力となっていた。
・近年そうした経営者が少なくなってしまった要因の一つに、日本が「まったり期」に突入したからである。
・20代のうちにチャレンジと失敗を積み上げておく。
・次の5~10年間が、日本がまだ先進国でいられる最後のチャンス。この間に、リスクの低い国内で積極的にチャレンジしてから、海外への展開へとつなげることを意識して行動すべき。
【所感】
経営者として大成する、グローバルに存在する問題の解決へつながるスキームを開発するといったことは、大多数の人にとってはあまり関係ないのかもしれない。
実際、どんな国でも資本家の方が労働者より圧倒的に少ないのだから。
ただし、少しでも多くの労働者が資本家になるビジョンをもって行動することが、国力を引き上げるように感じる。仮に、最終的に経営者や資本家になることがなくとも、それを目指してチャレンジする経験を積み上げていくことが、労働者の立場から企業や国全体の経済を好転させることにつながるような気もする。
ただ、満ち足りている今の日本でそのようなハングリー精神を持つことが難しいのも事実。僕もそうだけど、チャレンジして失敗するのは怖い。「失敗しても大丈夫」と言う人が責任を取ってくれるわけでもない。そういった不安をうまく払拭できるシステム(たとえばベーシックインカム)があると、より多くの人がチャレンジしやすくなるのかな、と思う。
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2017年、新元号が決まる前の対話書き下ろし。
ハングリー&ノーブルであれ。そのための20代、30代、40代のそれぞれの過ごし方について章立てして書かれている。執筆された当時、塩野氏は40代前半、佐々木氏は30代後半で、佐々木氏が塩野氏に、目指す方向性を聞いていくスタイル。
考え方というか目指すべき人物像の指針みたいなもので、今までにいた良いリーダーからの要素抽出であったり、ハングリー&ノーブルという抽象概念であったり、具体的な一般化はされていない印象(されていたらエリートだらけになり、日本はもっとすごい国になれる)。
とにかく、日本人はチャレンジしなさすぎて隙だらけなので、40代でもハングリーで居続けた者勝ち、でもハングリーさに蝕まれちゃダメよ、ということ。推薦されている本も興味をそそられるものが多く、読んでよかったなと思う。
ただ全体的になんとなくふわっとしていて読後感がガツンと来るものではない。佐々木氏の「いいキーワードですね」という発言がやたら多い(細かいことを言うとフレーズだったりすることもある)のと、太字になっている部分を太字にする必要があったのかがやや気になるところ。
私自身は専門職に就いているが、ニッチすぎるのが将来の不安要素。仕事の大半をコンピュータに任せられるようになったり、そもそもなくなってしまったとして、次どんなことをしたいか、何を深化/進化させるか考えることをやめないようにしたい。
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カタカナや難しい熟語が当たり前のように飛び交い、歴史・経済・政治など自分の苦手分野のトピックスが満載。たった一冊の本で、自分の無知さ・日々の鍛錬不足を痛感させられる。
歴史も経済も政治も、苦手と言ってる場合ではないと思わされ、これを機に本を読まねばという危機感が一気に高まった。
著者の講演も聴講したが、筋が通っていて、質問にも誠実に回答されていて有意義な会だった。
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「ビジネス書、もうこれでいいじゃん」というキャッチコピーは伊達じゃなかった。多彩かつ振れ幅の大きなキャリアを持つ塩野氏とNewsPicks編集長の佐々木氏が、これからの日本でビジネスパーソンはどのような生き方を目指すべきか真摯に語り尽くす対談形式の一冊。多岐に渡るテーマに触れているが、塩野氏の造詣の深さとバランス感覚がとにかく凄いという感想。日頃から自分のキャリアプランを意識している人にとっては、どのようなマインドセットで日々の仕事に向き合うべきか、その有益なヒントがぎっしり詰まった良書だと思う。
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今の日本の問題について、耳の痛くなるような対談(読書でこの表現は間違ってるか)。
こういうのをただただ、大きな話をしてるな~と思って読んでいる自分に喝。年代ごとのキャリア戦略を見ていると、まだ自分は遅くない、と思った。
不安が湧いてくるが、燃える思いも湧いた。
Posted by ブクログ
ハングリー&ノーブルを目指す、そのために20代、30代、40代の各年代で何をすべきか、といったことについて対談形式で述べられている。
早い時期(20代)にリスクをとって生まれ変わること、30代はリーダー経験をすること、というのは確かになぁという感じ。うまく波に乗れても、全能感に飲み込まれてノーブルを失ってはいけないという部分も納得でした。
個人的には、章末におすすめの本を載せてあるのは、発展的に勉強できるのでいいなと思いました。
個人的には、学歴はあてにならないという文脈での東大批判が目立つことはちょっと残念だったかなと思います。東大出身でも革新的な発想の人はいるし、慶應出身でも保守的な人はいるわけで、あんまりフェアな見方じゃないなぁと思わないでもない。そういうことも含めて「学歴じゃない」ってことなのかな、と思います。
Posted by ブクログ
ローカルの世界で活躍したい人よりも、グローバルの世界で活躍し、「日本を背負って戦うぞ」くらい思ってる人が読むと面白いかと。
学びメモとしては、
⑴日本が地獄に変わる前に、挑戦・失敗をし、プライドを削られ、度胸をつけること。痛みに対しての耐性をつけること
⑵⑴のようなハングリーさだけだと、悪事を働く可能性がある。だから、ノーブルさ。公のために自分の仕事ができるかといった自分の仕事への価値観を忘れないこと。
⑶⑴と⑵を同時にバランスよく育てること。
⑷そして、自分の成し遂げたいことのために、準備を周到に行うこと。他人を気にせず、自分と向き合いじっくり準備すること。
内容とは関係ないが、本の中で対談する二人が、
あの本とかあの映画とかいうだけで、話が通じるのは、
普段から二人のインプット量が凄まじいことを物語っている。
Posted by ブクログ
多彩な経験を持つ塩野氏の論考は、実務家として示唆に富み、自分も参考になることが多い。
本書は、塩野氏があとがきで述べているよう、佐々木氏との思考のぶつかり合いなので、想定よりもメッセージがまとまっていないように感じたが、思考プロセスを追えるという点では有難い。
Posted by ブクログ
【平成時代が終わった後の働き方】
ハングリー&ノーブルな生き方をすることこそ偉大な生き方ができる。これが王道であるというのは納得できた。
個人的には危機感を持って、自分ごととして捉えて最後まで責任を持ってやり抜く人こそ、仕事ができる人だと思っているので、その点はほんの随所から肯定されていたし、ハングリーな部分に繋がると思う。ノーブルという境地はなかなか難しいが、余裕というものが大事なんだと思う。
Posted by ブクログ
今後の人生のキャリアについて考えるべく読書
メモ
・ハングリー&ノーブル
・自分のミッションを見つけられるかが勝負。
探索、孤独、修行が必要
・日本と世界のリーダーの大きな差は教養、国家観、天明感、ミッションにある。
・リーダーが仕事を任せるときに人を見極めるポイントは能力ではなく、任せたらやりきってくれるかというやりきる感。
・コーチャビリティ 指導可能であること
・40代でやるべきこと。理念を説けること。部下に対して100%嫉妬心なく育てようという気持ちになれること。
・自己愛マネジメントは重要。
Posted by ブクログ
今必要な人材は事業を創れる人
→言われた事だけをやってるようではダメ
当事者意識を持って仕事をする
若いうちは自己投資にしろ
小さな事の積み重ねが大きるなることがある
英語の勉強など
大人になって勉強しない人が多いため勉強すると他の人と差ができる
若いうちにエージェントやヘッドハンターに会って自分の市場価値を確かめる
人を雇う時は
粘り強い人と好奇心が強い人を取るべし
自分てきには新しい環境で頑張った経験がある人は強いと思う
リーダー的ポジションについた時の考え方がまだ浅いところがある 経験不足