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Posted by ブクログ
【印象に残った点】
・戦後から復興し、高度経済成長してきた時代では、日系企業を作り上げてきた剛腕の経営者の海外を食いつぶさんとばかりの熱い競争心が日本の成長の原動力となっていた。
・近年そうした経営者が少なくなってしまった要因の一つに、日本が「まったり期」に突入したからである。
・20代のうちにチャレンジと失敗を積み上げておく。
・次の5~10年間が、日本がまだ先進国でいられる最後のチャンス。この間に、リスクの低い国内で積極的にチャレンジしてから、海外への展開へとつなげることを意識して行動すべき。
【所感】
経営者として大成する、グローバルに存在する問題の解決へつながるスキームを開発するといったことは、大多数の人にとってはあまり関係ないのかもしれない。
実際、どんな国でも資本家の方が労働者より圧倒的に少ないのだから。
ただし、少しでも多くの労働者が資本家になるビジョンをもって行動することが、国力を引き上げるように感じる。仮に、最終的に経営者や資本家になることがなくとも、それを目指してチャレンジする経験を積み上げていくことが、労働者の立場から企業や国全体の経済を好転させることにつながるような気もする。
ただ、満ち足りている今の日本でそのようなハングリー精神を持つことが難しいのも事実。僕もそうだけど、チャレンジして失敗するのは怖い。「失敗しても大丈夫」と言う人が責任を取ってくれるわけでもない。そういった不安をうまく払拭できるシステム(たとえばベーシックインカム)があると、より多くの人がチャレンジしやすくなるのかな、と思う。
Posted by ブクログ
2017年、新元号が決まる前の対話書き下ろし。
ハングリー&ノーブルであれ。そのための20代、30代、40代のそれぞれの過ごし方について章立てして書かれている。執筆された当時、塩野氏は40代前半、佐々木氏は30代後半で、佐々木氏が塩野氏に、目指す方向性を聞いていくスタイル。
考え方というか目指すべき人物像の指針みたいなもので、今までにいた良いリーダーからの要素抽出であったり、ハングリー&ノーブルという抽象概念であったり、具体的な一般化はされていない印象(されていたらエリートだらけになり、日本はもっとすごい国になれる)。
とにかく、日本人はチャレンジしなさすぎて隙だらけなので、40代でもハングリーで居続けた者勝ち、でもハングリーさに蝕まれちゃダメよ、ということ。推薦されている本も興味をそそられるものが多く、読んでよかったなと思う。
ただ全体的になんとなくふわっとしていて読後感がガツンと来るものではない。佐々木氏の「いいキーワードですね」という発言がやたら多い(細かいことを言うとフレーズだったりすることもある)のと、太字になっている部分を太字にする必要があったのかがやや気になるところ。
私自身は専門職に就いているが、ニッチすぎるのが将来の不安要素。仕事の大半をコンピュータに任せられるようになったり、そもそもなくなってしまったとして、次どんなことをしたいか、何を深化/進化させるか考えることをやめないようにしたい。
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ビジネス・実用
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