藤子・F・不二雄のレビュー一覧

  • 大長編ドラえもん14 のび太と夢幻三剣士

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    また大長編ドラえもん。今回は夢の世界で冒険する「のび太と夢幻三剣士」。
    未来の道具「気ままに夢見る機」はカセットを交換することで物語性のある夢を見ることができる機械。新発売の夢カセット「夢幻三剣士」の中でのみ冒険する話。このカセットを入手する過程で不気味な鳥人間が出てきたり、現実と夢世界が入れ替わるかも知れないなどの伏線で期待は膨らむものの、鳥人間が妖霊大帝の命令で後に白銀の剣士となるのび太に接触したことは判ったが、どのようにカセットの世界から現実へやってきたのかは判然としない。後半になって「夢見る機械」に隠しボタンがあり、夢と現実を入れ替えることができるという設定が急遽登場したが、長時間夢世

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    2009年10月04日
  • 大長編ドラえもん12 のび太と雲の王国

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    『大長編ドラえもん のび太と雲の王国』を読む。昔から洋の東西を問わず雲の上には天上界があると説くのび太に衛星画像などを見せてそんなものはないと一笑に付すドラえもん。拗ねるのび太に未来の道具を出し、雲上に王国をつくることになる。しずか、ジャイアン、スネ夫のいつものメンバーを揃えて建設が続く。一方では謎の円盤による動植物の吸い上げが行われていた。円盤の正体はのび太が信じていた天上人の物であったが、はたしてその目的は…。天上界の国は地上よりもテクノロジーが発達しているにも関わらず未来から来たドラえもんはその存在を知らなかった。
    必要以上にエコロジーが前面に出てちょっと説教臭い。しかし白眉は一部でファ

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    2009年10月04日
  • 大長編ドラえもん11 のび太のドラビアンナイト

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    久しぶりに『大長編ドラえもん』を読む。シリーズ十一作目今回の『大長編ドラえもん のび太のドラビアンナイト』だ。
    藤子不二雄は大好きなのだが、ドラえもんは数が多いので既刊のものでも全て読んだわけではない。とはいえ『コロコロコミック』を読んでいたのでてんとう虫コミックス収録作品はほとんど読んでいるのだと思う。最初の『大長編ドラえもん』は短編であった「のび太の恐竜」の続きを描くという新しい試みで、小学生時代にわくわくして連載に目を通していた。タイムパトロールのかっこいいこと。それはそれとして好きなのは第二弾の『のび太の宇宙開拓史』だ。遠い宇宙の星とのび太の部屋がつながってしまうという設定。これは未来

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    2009年10月04日
  • 映画ドラえもん のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出

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    結婚前夜のしずかちゃんのお父さんの台詞には映画館で涙したことも・・・(^^;。おばあちゃんの思い出は初めて知った作品。ともに感動的な話なのですが、それを子供のコミック置き場じゃなくて、普通にお勧めのコーナーに置いた本屋に脱帽です。

    本来なら満点評価したいところですが、映画館で見る話と、こうして日常的にマンガで読むのとは、感動の種類が違うみたいです。やっぱり映画館がいいかな。

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    2009年10月04日
  • 映画ドラえもん のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出

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    ドラえもん。
    みんなの大好きなドラえもんです。

    その中でも一番の傑作はコレだと自負しています。

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    2009年10月04日
  • 藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>4 未来ドロボウ 4

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    「カンビュセスの籤」が何といっても素晴らしい。ほんの数十ページの短編だけれども、何千ページもの文学作品にも匹敵する大作だと思う。

    そしていまやあたしたちは有史以前から地球上に発生したあらゆる生命体の代表なのよ。
    一人でいいの。一人生き延びれば充分なの。
    だから一日でも永く生きる責任が・・(p.41)

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    2019年03月15日
  • 藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>2  定年退食 2

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    SF短編集が出版された、1970前後の頃、売れ行きはさっぱりだったそうである。ドラえもんは売れ行きが伸びているのに、時間をかけてリサーチして作っているSFはまるで売れない。しかし、名作は永い年月の間にもしっかりと残るものなのだと思う。今こうして、全112話のSF短編は装丁を変えて新たに世に出され、読者に感動を与えている。物語の作り手としてこれ以上の喜びはないのではないかと思う。

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    2019年03月15日
  • ドラえもん巻頭まんが作品集 上

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    唐突にドラえもんを読みたくなった時に購入しました。全巻揃える程じゃないけどドラえもん読みたいな、という方にお勧めかもしれません。

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    2009年10月04日
  • ドラえもん 45

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    ドラえもんの最終巻。
    自分は結果が気になって一番最初にこの45巻を買ってみたけど・・・
    終わり方が少し気に入らなかったかなぁ(笑)

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    2009年10月04日
  • ドラえもん 41

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    ドラえもんの出す道具はほとんどの場合。教訓めいていてどうにかのび太の将来に役に立つようできている。だが。「時限バカ弾」はちょっとちがう。タイマーをセットして相手につけるだけでその相手はまさかの「オッペケ!ペッポーー!」とバカになる。例によって。出来杉としずちゃんの会話が弾んでいる。のび太は出来杉にタイマーを仕掛けたがしずちゃんが気づいてしまい。それを手にとってしまった。のび太はあわててそれを取り戻そうと。そこでまさかの時限バカ弾爆発。のび太は、ナンジャラ。モンジャラ。ポニャラカ。ピーー!!☆と踊り出す。THE ENDのび太のいったい何に役立ったのかそこを考えるともう一回笑いの波が押し寄せる。

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    2011年09月15日
  • ドラえもん 44

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    ドラえもんの漫画には。ときどきさらりと癒される。「虫よせボード」はたった3ページ。例によって。スネ夫の家の庭で捕れたでっかいカブトムシを自慢され狭い野比家でもなんとか沢山の昆虫が捕れやしないかとドラえもんにせびる。虫よせボードには花木の絵が一枚一枚描かれている。甘い汁の香りに誘われていろんな昆虫がやってくる。めでたしめでたし。。。とは いかない。例によって。ジャイアンは強引にそれを奪い昆虫採集に興じるがみつばちの大群に襲撃され虫よせボードを空き地に投げ捨ててしまう。二ヶ月ほどたって。空き地でしずちゃんたちとボール遊びをしているとジャイアンが捨てた虫よせボードが見つかる。その絵にはアゲハがたまご

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    2011年09月15日
  • ドラえもん深読みガイド~てんコミ探偵団~

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    「統計によるジャイアン被害の実態」だの、「ジャイ子の漫画履歴」だの、一見素通りしそうなところを真剣に調べ上げているのが素敵。データに裏づけされているためか妙な説得力がある。

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    2009年10月04日
  • ドラえもん 45

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    表紙でドラえもんが何かを持っている。タイトルは「ボトルシップ大作戦」例によって。のび太はパパの友人のおじさんが趣味で作っているボトルシップに大変興味を覚える。例によって。スネ夫がそれよりすごいボトルシップをひけらかす。例によって。のび太はドラえもんの道具をせびる。例によって。スネ夫はドラえもんたちが居ないすきを狙ってのび太の部屋に忍び込む。例によって。スネ夫は道具を誤作動させてボトルシップの大群が割れて大洪水になって8時ダヨ全員集合みたくすべてオジャンとなる。例によって。自業自得ナリ。最近は。ドラえもんをカバンに入れておく。

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    2011年09月15日
  • ドラえもん プラス 1

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    この本は普通の単行本には載っていない話を集めた本で見たことない話が読めて楽しいです。特においかけテレビっていう話の時のドラえもんが今と少し違ってて面白いです。

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    2009年10月04日
  • ドラえもん 42

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    あの人気の漫画、ドラえもんの第42巻。スピーディな話の展開に、面白い内容で、一つ一つの話に色んなドラマがある。のび太がジャイアンにやられて、ドラえもんに助けを借りるというパターンが多いのだが、毎回色んな秘密道具でやっつけるという展開。この本では『コノ道トーリャンセチャート』や『断ち物願かけ神社』などの秘密道具が登場する。幅広い年代に人気。

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    2009年10月04日
  • ドラえもん 19

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    この巻のドラえもんは秀逸です。
    アスレチックハウスにすんでみたい!あとスターウォーズのステキパクリ作品が・・・アッカンベーダーって(笑)

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    2009年10月04日
  • ドラえもんカラー作品集 6

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     ドラえもんの単行本未収録のカラー作品を集めた作品集の最終巻。
     かつて低年齢向けに書かれた作品ばかりですので大変読みやすいです。
     カラー作品集の5巻は爆笑ものの作品が入っていて楽しめましたが、今回は、比較的のんびりゆったりとした作品が多く、前巻とは楽しさが質がすこし違うかなと思います。

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    2009年10月04日
  • ド・ラ・カルト ドラえもん通の本

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    謎本ブームが起きる中、満を持して発行された、ドラえもんルームによる公式本。オーソドックスな謎に答えます。

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    2009年10月04日
  • ド・ラ・カルト ドラえもん通の本

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    ドラえもんが大好きすぎて、自称ドラえもんマニアな人は必ずこの本を読みましょう(笑)45巻すべて読んだだけじゃ分からない小話もあり。きちんと系統だてて分析してあり、ドラえもん学を志すにあたっては必須の一冊。ドラえもんが少し好き、程度の人には全然おもしろくないかも(笑)

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    2009年10月04日
  • ドラえもん プラス 1

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    何を隠そうドラえもんのてんとう虫コミックスは全巻持っている。プラスシリーズはてんとう虫コミックスに未収録だった作品を集めたもの。知らない話が読めるのは素直にうれしい。時系列に収録していないので、70年のものから80年代後半までいろいろな時代の話がランダムに出てくる。絵柄やキャラの性格まで違っていて面白い。

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    2009年10月04日