藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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購入済み
久しぶりに
漫画感覚でよみました。久しぶりのこの絵のタッチは懐かしく親しみを感じました。
どらえもんの出す道具は、創造性も養えて楽しめます。実際にこんな道具があったらこんなことするなって夢も広がり、楽しい本でした。 -
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Posted by ブクログ
大長編ドラえもんの7作目・のび太と鉄人兵団。
人間を支配しようと地球へ攻め込んでくるのは、遠い宇宙で発達したロボットの軍団。進化し過ぎた技術が起こす危機のお話。
ロボットのリルルとしずかちゃんの交流が世界を救う。友達になれたかもしれない。そう思ったから、友達のために自分たちの世界をやり直すことを選ぶ。
「違った出会いをしていれば、友達になれたか」とはよく使われるセリフだけど、そのまま別れにつながることが多いです。救われないパターン。
リルルもそうかと思わせといて…がいいですね。
あのシ-ン、のび太と初めて出会うところと似た展開なのが。またいいです。余韻があっていいんですよ。 -
Posted by ブクログ
大長編ドラえもんの17作目・のび太のねじ巻き都市冒険記。
おもちゃの星を作ったのび太たちの冒険。
まさか、下ネタで解決するとは。
「火星からの隕石に生命の痕跡のようなものが発見されたとNASAが発表してた」とはスネ夫の台詞。
そこから「種を蒔くもの」の設定で、この物語を作ったんでしょう。
大長編ドラえもんの元ネタというか、アイデアの出発点がSFやオカルトだったりするところが、とても好きです。
そこから興味が湧いて、新たな知識を得たりするのがたまらなかったですよ。
海底鬼岩城のバミューダトライアングルとか、竜の騎士の恐竜隕石絶滅説とか。
わくわくする子供心のつぼわかってらっしゃる。
「な -
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Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄の中年スーパーマンマンガといえば、有名なのは「カイケツ小池さん」と「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」だろう。
主人公が暴走する先の2作品と比べると、この物語の主人公・左江内氏は、スーパーマンの力におぼれることなく、あくまで小心者で気のいいおっさんだ。
スーパーマンのパワーもときには悪用するが、せいぜい通勤に使ったり、若い女の子を助けたときに思わず透視しちゃったりという程度。なんちゅうか、いい意味でやることがみみっちい。
困った人が近くにいると感応してしまい「迷惑だ!」とか言いつつも放っておけないという描写や、主人公の欲のなさは、むしろ「おっさん版エスパー魔美」に近いとい