藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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頭に毛が3本しかないあのオバケですよ。でも、デビュー当時は、実は10本ぐらい毛があったというのは、有名な話。わたしは、今回、はじめて確認したのかも。
あと、Qちゃんのすみかが、地下にあるとか、知らん設定がいっぱいでした。
ところどころ、赤塚 不二雄のキャラや、石ノ森 章太?のキャラも出てきています。
ストーリーの展開の仕方が、「ドラえもん」とか、「パーマン」以上におおらかです。ちょっと、人情話っぽい話が中心。
そういえば、1人っ子が多い気がする藤子・F・不二雄マンガの主人公ですが、正太郎は、お兄ちゃんがいます。
そういう部分でも、試行錯誤しながらつくられていったすごく原型的なマンガなんだろうなぁと思います。 -
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久々にキテレツを読んだ。ざっくり表層的にとらえると日常に不思議な道具が登場するということで『ドラえもん』と同じである。主人公キテレツが眼鏡をかけているのものび太と似ているし、相棒のコロ助は丸い頭に縦線(これは白黒原稿に限るが)という点ではドラえもんに似ている。大きく違うのは不思議な道具は未来からやってくるのではなく江戸時代からきているのだ。またその道具は既製品ではなく、先祖が残した書物をたよりに主人公が作製する。江戸時代の学研の科学みたいな物だが、それで作り出される道具は木製の潜水艦「亀甲船」、「からくり人間(コロ助)」、タイムマシン「航時機」、水を粘土のようにこねられる「粘土水」(「ドラえもん」の道具ネンドロンと同じ)などなど。中には「蜃気楼鏡」という新スタートレックで登場したホロデッキの携帯版みたいな道具もある。ああ面白い。とはいえ、二巻で終わりというのは寂しい。解説は、歴代アシスタント(しのだひでお、方倉陽二など)の中で最も藤子・F・不二雄の絵に近かったので、ひそかに「藤子T不二雄」と呼んでいた田中道明。『新キテレツ大百科』を描いていたとのこと。
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2009.09.04よみ終わったよ
大長編ドラえもんシリーズ弟9作目
しかられるのがいやで、母ちゃんにこき使われるのがいやで、勉強がいやで、ピアノの練習がいやで、ハムスターがいやで
原始時代に家出をする5人(4人と1匹・・・?1体?)
部長から預かるハムスターがどうみても大きすぎだしどうみてもネズミです本当に(ry
この世界のこどもたちって、みょうに現実主義だ
こどもが、じゃなくて、この世界全体が かな
ふとした台詞や言動が「ドラえもんが出す道具を使った楽しい世界」から覚めさせる
こわいわ
大人って理不尽なのに、もう気づいていていつも文句をいうのに、あきらめてるこどもたちがうすきみ悪い
それと
エアコンスーツを着るのにいちいち草陰にかくれるしずちゃんエロス(へωへ)
あともうひとつだけ!!!
小さいペガサスを抱えるP.47ののび太テラカワユス(へωへ) -
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以下の謎をひとつでも知りたくなったドラえもん好きは、是非読むといいよ。
・なぜドラえもんが青いのか?→ネズミに耳をかじられたから、というのは有名な話。だがなぜわざわざドラえもんの色を青に設定したのか?
・コミック版には収録されていない、幻のお助けロボット●●の存在。のび太もだらしないし、ドラえもんもちょっと便りない。セワシが送り込んだ●●…ドラえもんファンは数多いけれど、このロボットの存在を知る人は1%もいないのでは?!
・「安雄」と「はる夫」→すぐに誰か思い浮かぶ?この二人の顔が思い浮かんだら、かなりのマニアだね。
・ドラえもんといえば秘密道具。だが道具の出てこないお話も存在するのだ。道具なしでも素敵なお話になるって登場人物がみんな個性豊かなあらわれだよね!さぁ、いくつ浮かぶかな?
ほかにものび太の成長っぷりや、のび太としずかちゃんの愛の物語の考察なども読んでいて面白い。
主要登場人物のあんな顔やこんな顔も…。
清楚なしずかちゃんのグダグダっぷり(下着姿でアイスをむさぼっている!)や、スネちゃまの自慢ランキングなどなど、読んでいて飽きない!
改めて「ドラえもん」という漫画の偉大さを感じた1冊。 -
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また大長編ドラえもん。今回は夢の世界で冒険する「のび太と夢幻三剣士」。
未来の道具「気ままに夢見る機」はカセットを交換することで物語性のある夢を見ることができる機械。新発売の夢カセット「夢幻三剣士」の中でのみ冒険する話。このカセットを入手する過程で不気味な鳥人間が出てきたり、現実と夢世界が入れ替わるかも知れないなどの伏線で期待は膨らむものの、鳥人間が妖霊大帝の命令で後に白銀の剣士となるのび太に接触したことは判ったが、どのようにカセットの世界から現実へやってきたのかは判然としない。後半になって「夢見る機械」に隠しボタンがあり、夢と現実を入れ替えることができるという設定が急遽登場したが、長時間夢世界にいられる以上の効果はなかったように思われる。
ジャイアントスネ夫は前半のみの活躍に終わり、逆にしずかちゃんがのび太に好意を寄せるという意外な展開は珍しい。 -
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『大長編ドラえもん のび太と雲の王国』を読む。昔から洋の東西を問わず雲の上には天上界があると説くのび太に衛星画像などを見せてそんなものはないと一笑に付すドラえもん。拗ねるのび太に未来の道具を出し、雲上に王国をつくることになる。しずか、ジャイアン、スネ夫のいつものメンバーを揃えて建設が続く。一方では謎の円盤による動植物の吸い上げが行われていた。円盤の正体はのび太が信じていた天上人の物であったが、はたしてその目的は…。天上界の国は地上よりもテクノロジーが発達しているにも関わらず未来から来たドラえもんはその存在を知らなかった。
必要以上にエコロジーが前面に出てちょっと説教臭い。しかし白眉は一部でファンの多い狂ったドラえもんが登場することだ。かつて狂ったドラえもんはねずみ一匹を退治するのに地球破壊爆弾を用意したことがあるほどだ。今回はそんな暴挙には出なかったが「アップクプーのチンチロリン」「アブアブ」「ゲラゲラゲラ」などと叫ぶ始末。道具を出してくれというのび太に、ぽかんと目をチカチカさせ「ドーグ?」という呆けた表情は素晴らしい。腹が減ったら「ペーコペーコ」と騒ぎ、ご馳走にありついたら「ウマウマ」と言う。狂ったのが治ったあとも鉄扉に激しく頭を打ち付ける姿の激しさにも笑ってしまった。駄目になったドラえもんの手を引いて眼前に広がる広大な湖を前に愕然と立ち尽くすのび太の姿は印象的だ。
水没する東京のシーンや天上界のエネルギー州がドラえもんの道具によって破壊されるシーンなどひどく残酷なのもこの作品の特徴かもしれない。それは環境破壊に対する藤子・F・不二雄の激し過ぎる警鐘として映る。 -
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久しぶりに『大長編ドラえもん』を読む。シリーズ十一作目今回の『大長編ドラえもん のび太のドラビアンナイト』だ。
藤子不二雄は大好きなのだが、ドラえもんは数が多いので既刊のものでも全て読んだわけではない。とはいえ『コロコロコミック』を読んでいたのでてんとう虫コミックス収録作品はほとんど読んでいるのだと思う。最初の『大長編ドラえもん』は短編であった「のび太の恐竜」の続きを描くという新しい試みで、小学生時代にわくわくして連載に目を通していた。タイムパトロールのかっこいいこと。それはそれとして好きなのは第二弾の『のび太の宇宙開拓史』だ。遠い宇宙の星とのび太の部屋がつながってしまうという設定。これは未来の世界とトンネルができてしまう『みきおとミキオ』やパラレル・ワールドとつながってしまう『ふたりぼっち』などと同様の着想だと思う。
『鉄人兵団』くらいまでは読んだ覚えがあるのだが、今回の『ドラビアンナイト』は様子が違う。冒頭でも退屈な夏休みをドラえもんに何とかしてもらおうと話すスネ夫とジャイアンが、さんざん冒険したから行くとこがないなどとぼやく楽屋落ち的シーンがあり、藤子・F・不二雄の毎年の苦労がうかがえる。全体を通したトーンものんびりしており、ドラえもんの道具の活躍はあまりない。反面、『TPぼん』のように古き良き(?)アラビア世界を紹介してくれるという楽しみがある。
最終的に未来の道具(?)をシンドバッドに与えた者の正体が明かされなかったのが残念だ。もう三十ページほどあればそこら辺も絡められたのかもしれないが紙数が尽きたか。 -
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ドラえもんの出す道具はほとんどの場合。教訓めいていてどうにかのび太の将来に役に立つようできている。だが。「時限バカ弾」はちょっとちがう。タイマーをセットして相手につけるだけでその相手はまさかの「オッペケ!ペッポーー!」とバカになる。例によって。出来杉としずちゃんの会話が弾んでいる。のび太は出来杉にタイマーを仕掛けたがしずちゃんが気づいてしまい。それを手にとってしまった。のび太はあわててそれを取り戻そうと。そこでまさかの時限バカ弾爆発。のび太は、ナンジャラ。モンジャラ。ポニャラカ。ピーー!!☆と踊り出す。THE ENDのび太のいったい何に役立ったのかそこを考えるともう一回笑いの波が押し寄せる。
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ドラえもんの漫画には。ときどきさらりと癒される。「虫よせボード」はたった3ページ。例によって。スネ夫の家の庭で捕れたでっかいカブトムシを自慢され狭い野比家でもなんとか沢山の昆虫が捕れやしないかとドラえもんにせびる。虫よせボードには花木の絵が一枚一枚描かれている。甘い汁の香りに誘われていろんな昆虫がやってくる。めでたしめでたし。。。とは いかない。例によって。ジャイアンは強引にそれを奪い昆虫採集に興じるがみつばちの大群に襲撃され虫よせボードを空き地に投げ捨ててしまう。二ヶ月ほどたって。空き地でしずちゃんたちとボール遊びをしているとジャイアンが捨てた虫よせボードが見つかる。その絵にはアゲハがたまごを生んでサナギとなっていまにも誕生しそうな瞬間だった。やがて虫よせボートから一匹の蝶が大空に高く舞った。のび太は「無事に育ってよかったね!」と声をかけてしずちゃんとドラえもんは大きく手を振る。たった3ページ。子どもたちにも見せてあげたい漫画。