藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「バケルくん」は、子どもの頃、ものすごく好きだった記憶があるんですよ。
でも、バケルくん自体がけっこうマイナーで、その後、読み返す機会ってなかったのです。
で、今回、読み返していて、けっこう、お金で解決することが多くて、ちょっと、ビックリしました。
でも、そういえば、
「ドラえもんのポケットより、バケルくんのパパの財布が欲しい……」
ってなことを言っていたような記憶があるような、ないような。なんちゅう、子どもだ(笑)
まあでも、お金があれば、あんなことも、こんなこともできるのにというのは、子ども時代は、けっこう考えていたんだと思います。そのあたり、子ども心をものすごくくすぐるマンガなんだったんでしょう。
……今も、そういう想像は、しないわけではないですけどね。
バケルくんは、その能力の不自由さが、なんともおもしろいです。
これも、発表順の編集の方がよかったです。
というか、「ドラえもん」以外は、この編集、しなくていいのでは?? -
Posted by ブクログ
未収録分に加えて新たに『別冊コロコロコミック』に掲載された新しいシリーズも加えられてすべてが一冊にまとまった。面白い設定(宇宙人からもらった大量の人形、鼻を押すと心が人形に移動して大きくなり動けるようになる。一方で自分の体は人形になってしまう。)なのでもっとたくさんのエピソードを読みたいのだがこれがすべてである。
基本的にはバケルくん、ユメ代(姉)、父、母、犬のバケ田一家の人形を利用する。賢く俊敏なバケル、美人で頭のいいユメ代、財布からいくらでも現金をとり出すことができる父(現金の謎はエピソードで語られるが、この設定はいささか問題あり)、掃除と料理は母(特筆すべき能力はないという問題)、昼寝するときと臭いを追跡するときは犬(普通の犬である)という具合である。その他にもホームズやターザン、透明人間、フランケン、魔法使い、サンタ、宇宙人、円盤、パンダ、熊、恐竜、クジラ、鳥などさまざまな人形に変身することができて楽しい。
『パーマン』でもそうだったように、読み切りだが新しい技などを習得するパターンも面白い。バケ田一家以外の人形を大量に発見したり、最初は一対一であった変身も人形を五体並べて同時に押すことで同時に行動できることを覚えたりする。複数の人形に変死にした場合は同じ動きになってしまうのだが、訓練によって別々の行動をできるようになる様が描かれるなど、読み手も同時に体験しているような感覚を覚える。
いまいち人気が出なかったのは主人公のカワルのつまらなさが問題なのではないか。のび太ほど駄目でもないし、キテレツのように熱心でもなく、行き当たりばったりで生活するいたって凡庸な少年。自分が変身するバケルに嫉妬する駄目さは最後のエピソードで爆発する。
追加された『別コロ』版は総じて面白くない。最初のシリーズが面白過ぎるだけに残念である。
重複になっても構わないので『ドラえもん』とのコラボ作品「ぼく桃太郎のなんなのさ」も加えて欲しかった。 -
Posted by ブクログ
「エスパー魔美」も、けっこう、色っぽいお話として、ドキドキしながら読んでいた記憶があります。
だから、アニメになったときは、ビックリしました。今よりも、おおらかな時代だったんだろうなぁ。まあ、今は、許されるとなるとなんでもやっちゃう人が多すぎて、世知辛い世の中になっちゃった部分もあると思います。
今回、カラーで掲載されている回がけっこう多いことに気がつきました。人気あったんだと思います。
ちょっと大人の雰囲気の藤子・F・不二雄の作品が好きでした。
多分、こういう作品があったから、自分としては、ずーーっと、藤子・F・不二雄を読み続けてきて、「ドラえもん」とかの再評価ができたのだと思います。 -
Posted by ブクログ
ドラえもん2巻目。
知らないのも、けっこうあるなぁ。今回、コミックス初収録というのもあるみたいです。
てんとう虫コミックスの「ドラえもん」をそのまま全集として持ってこなかったのは、英断だったなあと思います。その分、多少、違和感のあるところもあったりするのですが。*1
ドラミちゃんも、最初はそれほど優秀なロボットではなかったようです。
ドラえもんといえは、時折ある「いいお話」が印象に残ったりしていますが、普通のテンションのギャグマンガのなかに、ふっとそういう話がバランス良く入っているので、一層、印象深かったみたいです。
逆に、人情話ばかりだと、疲れちゃうと思います。
そして、けっこう、いいお話だけでなく、ギャグマンガのなかに、今の自分に繋がる、残っているものがあったりして、ビックリします。