綺月陣のレビュー一覧
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可愛すぎる二人!
高校時代の初々しさ爆裂の二人。とにかく倫たん可愛らしい過ぎ!そして真崎が冷静な優等生から、一筋縄ではいかない狡猾さを身につけるきっかけを描いています。ああ!これから十年かっと感慨深いものがあります。真崎の一途さ、恐るべし。血の通わない少年が、キラキラ光を纏う天使に出会って人間になる様子に感動します。笑いながらですが。
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あなたは真崎を許せるか?
真崎、ビッグになる!の巻!真崎に振りまわされると倫たんは言っているけど、この巻はその極みでしょう。真崎を理解するのは難しいけれど、許せれば付き合っていける。ラスト間際でまたえー???となるけれど、何をやらかしても真崎は倫たんを愛しておる。その一点で許すしかない。
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痴話げんかが派手
人目憚らず、よくやるわね!と思わずびっくり。激情に任せて愛が迸るのでしょう。キャラクターが濃いめ。真崎、弁が立つを通り越して、このシチュエーションでよくこんなにしゃべるね!で、倫たんはストーカー行為に走る。
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真崎の愛の深さよ・・・
真崎。どんなに性格が俺様でも、愛に対しての覚悟ゆえに彼を認めます。人生をどのように送ることになろうとも、この愛だけは貫くと決めている人間の深謀遠慮は、なかなかに思い人にさえも理解して貰えない。倫たんはぐらつきすぎに見えますが、恋人になったばかりだから仕方ないといえば仕方ない。脇を固める人々が個性的で楽しい。さて、続きを読んできます。
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待ってた!新作ほんとにありがとうございます。
廉ちゃんが長髪でしっとりイイ大人になってた。そして颯太くんも大きくなってました。この2人のじゃれ合い?廉ちゃんが颯太の勢いに押され気味で楽しかったです。まさかのモデルとか押し倒されるとか…(笑)なんか微笑ましい。そしてカレー!カレーを3杯も食べる九堂が見られるとは思いませんでした。濃ゆいカレーパーティー…。
今までの3冊とちょっと趣が違っててエロもケダモノっぷりも少なかったけど、やっぱり893でした。龍竜との絡み、おもしろかったです!
あとがきで書いてみたい世界がある、と言われてますがぜひ読みたいです。 -
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ネタバレ「亭主元気で留守が超いい!」派です!
だってBL出しっぱなしで読みふけれるもの!
10年の思いをやっと通じ合わせたのに、真崎にまさかの転勤話が!!男としたら海外出向ご栄転、次へのステップアップで万々歳なとこだけど。真崎が早めに伝えなかったことで、また倫章くんがぐるんぐるんしはじめちゃったよ!ドキドキハラハラ一気読み。
すごく一途だけどわかりにくいオレ様真崎と超にぶちん倫章くん。周りを巻き込みながら結局濃厚ラブラブに納まる2人。頼子さんにも幸せになって欲しいなぁ…。モスラさんも、そのポジションで二人をいじり続けて欲しいなぁ…。
3巻目ももうすぐ発売日です!今度は何が勃発するのかしら、どんなイラ -
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驚くほどツボった
始めは正直イラスト買いだった。のに、作者の書きたい事がはっきり伝わってくる良作で、エコだエコだと言うヤクザのしっかりヤクザらしい部分も読めるという、実に当たりの作品だった。言葉を丁寧に選んでいるから、話に引き込まれる。続編があれば読んでみたい。
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“病み”、というよりは、“こわっ”でした。なかなかの力作揃いで、今回はどの作品も優劣つけ難かったです。メリーバッドエンドって初めてききました。心が壊れちゃってるから、不幸なのに嬉しいっ幸せっっ!て感じること??
表紙もですが、全編血生臭かったような。
SHOOWAセンセの話はセリフ一切無しで、一見ポップでファンキーなんだけど怖かった~!ものすごく実話風。これこそヤンデレ愛かも。
綺月陣センセ原作の山本小鉄子センセ作画「アネモネ」もよかったです。このコラボすごくいい。健全系画風の山本センセが綺月センセの世界観を描いてるのが意外性あって楽しめました。
麻生ミツ晃センセ「青いカルテ」は、高校生 -
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綺月センセの作品の中では、痛くなくて胸キュンもある893もの。
すべては、弟颯太のため。
竜城は、昼のカフェのバイトだけでは幼い颯太との生活がままならず、夜はホストクラブで働く20歳。
ホストという職業柄、華やかな世界を感じさせますが、そこは愛憎と欲望が渦巻いていて、竜城は酷い嫌がらせを受けながらも生活費を稼ごうと踏みとどまるのです。
そのホストクラブで、竜城はカフェの常連客であるマイカップのエコ893が、市ノ瀬組幹部の石神龍一郎だと知ることに。
竜城は、ただ颯太との平穏な生活を望んでいただけなのに、そのために何度も人生の選択を迫られることになります。
ホストの仕事も、石神との関わりもそうで -
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信じられない。
後書を読んで直ぐこれを書いています。。。
魅力的な作品を多々生み出した作家である
綺月先生が筆を折る?お休みする?
小説家に戻るか分からない?
激しく動揺してストーリーが飛びました。
龍と竜。
大好きな作品です。
執着と鬼気迫る暴力があってもいつも温かい愛情が見えるから
安心して読めました。
この巻が完結なのは寂しいですけれど先生の次作がもう読めないか
も知れないと思うと頭が真っ白になりました。
颯太が竜城に「龍と別れたいと思った事ある?」
との質問に答えて学生時代の竜城のお話が始まります。
しかも竜城が浮気をしたという告白に龍一郎の制裁を想像すれば -
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まさに狂気の坩堝と化している重くて痛い下巻。
これを読んで、何も感じない人はいないのではないかと思います。いい意味でも悪い意味でも衝撃的です。
自分を受胎させようとしている黒崎の愛が信じられなくなる和巳。都合のいい実験台だと思い込み、失望しますが、結局黒崎の切実な思いに気づき立ち直ります。肝心の黒崎は精神を病むことに。
彰や黒崎の不幸は、約束された形がなければ愛情を信じることができない弱さにあるような気がします。愛の証とか、愛の結晶的なものがあれば、安堵し寂しくなくなると思い込んでいます。
で、たどり着いた答えが妊娠です。
種を守り繋いでいくことを考えれば、確かに男同士の愛は不毛だとバッサ