綺月陣のレビュー一覧
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ネタバレ面白かった!
晏司のとにかくめちゃくちゃなヤクザな行動、発言が馬鹿なのか?と思える程に凄まじく。
でもちゃんと芯を持った漢気あるれる男で。
仲間3人と共にカチコミ中に魔法の国ドラゴルン王国が戦う戦場へ転移してしまい普通なら戸惑ったりするだろうにオラオラと敵?を倒していく晏司。
そんな晏司を国の龍神と思い力を貸して欲しいと言う第2王子のトワ。
トワの真っ直ぐで王族として皆の前では神経を張りつめ素顔を見せる事がないけど晏司の前向きで破天荒さにどんどん惹かれていく過程がとにかく良かったです。
弟のチルの存在が重きを置いていて、兄、叔父王の裏切りからのもうダメかと絶体絶命の場面で真の龍王が現れて、か -
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最終回
ついに長い二人の物語も終わりました
ただ片思いを拗らせていた、少しずつ気持ちを伝え、偽装結婚
遠距離夫婦生活、両親への報告、跡継ぎとしての意気込み
知らない間に子供が出来て、子育てを二つの家族で
壮大なストーリーでした -
購入済み
やられた
最後は体外受精で子供まで産まれたよ
そりゃ倫さんにして見れば受け入れるまでの葛藤はあるよね
本当の理由の一つは隠したままだからこそ
育てていくうちに「家族」になっていくものだから
どちらの家にも「孫」が出来て、二つの家族を結びつけた「章彦くん」 -
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ジェット・トラベル企画開発部一のデキる男、大蔵将吾はある日、眉目秀麗のライバルの速水利紀が営業部長とイタしている現場に遭遇。
潔癖に見える速水のあられもない姿に、大蔵はムラムラと本能の赴くままに速水を無理やり…。
大蔵がとにかく前向きというのか大雑把というのかノリが明るく笑えてしまい何とも。
それに対して速水は過去のトラウマからとかあり初めての相手である部長への想いが重くて辛かった。
速水は出会ってから大蔵の事を意識していて、だからこそ避け、大蔵は気に食わないと意識していたけど結局お互いに惹かれあっていたんだろうなと。
大蔵が部長へ啖呵を切った時はスッキリしました。
書き下ろしの「この -
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【・・・・・・イく瞬間のヒナの顔、見たかったんだ、ずっと(一城)】
エロス度★★★
一城と日向太が紡ぐ恋物語♡
一城が日向太のことを〝ヒナ〟と特別な呼び方をしたり、雛鳥のように食べたせて貰っているのがごっつ尊い・・・。
また、俳優としてはめちゃくちゃカッコいいのに日向太の前だとべったり甘えたり距離感が近いのも可愛くてヤバいです。
2人の恋がとても糖度が高めで、同居生活で日向太が一城の演技の練習台にされて色々とイチャイチャしているのが素晴らしい⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
みずかねりょう先生の挿絵の眼福さ、テンションの温度差がある一城と日向太のやりとりも面白くてたまらなかったです♡ -
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弁当店でアルバイトしている日向太はグルメ番組の取材をきっかけに、高校の同級生で人気俳優の東郷一城と再会する。
一城にハウスキーパーを頼まれ同居する事となるが…。
楽しかった!
日向太(ヒナ)と一城のやり取りが軽快で。
一城の「演技」どこまでか?とヒナ同様ドキドキしていました。
2人の、2人にしか分からない「ベーシックホーム」が上手に使われていて。
一城の片思いか?と思いきや実は、と驚きの甘い素敵な展開があり、さすが先生!と嬉しくなりました。
ヒナの作る唐揚げがとても美味しそうで、それを食べる一城は幸せいっぱいで。
お互いに恋して、これから色々あるだろうけどもっともっと甘い生活を送るんだろ -
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「獣」シリーズ(「東の双龍、西の唐獅子」シリーズ)完結。
「東の清廉、西の逆賊」で決して犯してはならない罪を犯した敦志の廉への態度、そして敦志の廉への執着からとうとう久堂、洋平が極道としてしてはならない事を決意。そして…。
何故廉は敦志に対してそこまで、という洋平の心が辛かった。
憎むべき相手であるはずなのにと。
久堂にしてみてもそれは同じで。
読んでいてそこは私も久堂と洋平の気持ちに同調し、廉の事が理解出来なかった。
けれどラストに向かい廉のとった行動、そして久堂への想いを久堂に告白した所でようやく分かり廉にとって久堂だけが、という気持ちが愛しいと思いました。
敦志の血を舐め身体の一部 -
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シリーズ最終巻。
大藪会系列、関西岩城組組長の廉。
廉には魂の番である若頭の久堂がいる。
大藪会の総裁が逝去しその新総裁に任命された廉。
想定外の事態の中で廉と久堂は対立する事となり…。
廉と久堂、お互いどんな存在であるのか、そして2人の絆の強さ(言葉では現せられないもっともっと奥深い繋がり)がズンっと心に響きました。
久堂の下克上の真意、疑う気持ちが生まれてもやはりそこは、と。
悩み苦しみ、そして颯太の決意にて東(颯太)と共に歩む道を選んだ廉。
その過程での廉への想いに暴走してしまった敦志の行動が、母への想いとリンクしてしまい切なかった。
でも許される事ではなく久堂が廉に「そこまで -
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シリーズ2巻目。
関西の狂犬集団の岩城組三代目組長の廉には極悪非道な若頭の九堂という伴侶がいる。
前巻で関東の市ノ瀬組から献上された女が逃げたと分かり…。
廉の受けた身体と心の傷は簡単に癒えるものではない事が胸に刺さる程に痛かった。
そしてそれを支える久堂に惚れ惚れしてしまう廉の告白がなんと表現して良いのか分からない、「愛」の深さが凄くて。
おチャラけな関西のノリの廉と極道の組長である廉がバランスよく描かれていて竜城と颯太にとって、特に颯太にとって目の当たりにしてしまった時の衝撃は読んでいて辛かった。
でもやはり颯太にとって廉は大切な「友」には変わりなく。
廉には久堂、颯太には次郎 -
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市ノ瀬組組長の高科次郎と30以上も年が離れてるけど、今では恋仲になり溺愛されてる大学生の颯太。
初の個展に現れた着流しの青年、廉と意気投合。
モデルを頼む事になり…。
「龍と竜」の颯太と「獣」の廉が出会います。
颯太と廉の根に同じものを持っていて、そして言葉のやり取りが軽快で読んでいて凄く引き込まれていきました。
廉が東京に現れた「理由」が次郎にとっての大仕事と関係していて、しかもそれを揺るがす事が起きて、とハラハラさせられました。
久堂と次郎のやりとりでは久堂の方が荒くて。
もうダメかとなった時に現れた龍一郎がカッコよかった。
そしてラストに廉の登場で場が一気に雰囲気が変わり、颯太 -
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志方廉は関西岩城組二代目組長の妾腹ながら組とは無関係に生きてた。
しかし組長跡目だった腹違いの弟を殺めた償いだと、若頭の九堂了司に三代目組長として身代わりに閉じ込められてしまう。
そして…。
これ程までに狂気の孕んだ「愛」の話を読んだ事がなく読み終えた後はしばらく言葉が出てきませんでした。
久堂の廉への愛情はまさに「獣」で臓物までも喰らう事を望むと恐怖でしかない。
廉はそんな久堂から逃げようと試みるけれどとうとう囚われてしまい「番」となってと。
3話あり、2話目は読んでいてあまりの壮絶さに手が震えてしまいました。
レビュー等読ませて頂いて確かにこれは苦手な人が多そうな内容でしたが私はここま -
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「スレイブ・ゲーム」で強烈な役回りだったトーマが主人公。
何故トーマがこのようになったのかが描かれています。
前作でも大梧と理久の感関係に切なくなったけれど今回は読み始めから予想以上に切なく、泣きました!
トーマの斑鳩への想い、ちーちゃんと過ごした日々がたまらないです。
裏切られた気持ちから心と反対の言葉を発してしまうトーマがあまりにも悲しくて。
自分でもわかっているのに止められない。
十三年の時を経て、今は大梧と理久がそばにいるおかげで前に進む事が出来たトーマと斑鳩。
辛く長い時間があったけれど想いが通じ合って、これからは大梧と理久の2人とバカップルで幸せなこれからをと願います。
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文具メーカーの営業マンの理久は初恋の相手の大梧に会えるのではとメンズ・バーに足を踏み入れた。
そして再会。
大梧と仲良くしていた弁護士のトーマに困り事を相談すると引き受けてくれることに。
しかし後日、その報酬に理久の体を要求されて…。
理久があまりにも優柔不断で自信がなく相手に流されやすいと読んでいて「しっかりして!」と心の中で叫びながら読んでいました。
純すぎて可愛くてだからこそトーマに被虐心をそそられ蟻地獄に落とされてと。
大梧が行動派で強気で全力で理久を助けた所、カッコよかった。
トーマも悪い奴ではないけどいかんせん変態すぎてそこはもうね。
恋人同士になれた大梧と理久。
バカップ -
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更なる続編を読みたいです。
サラリーマンもの
恋をわすれられない
そこから逃げてきた先に恋してくれていた人がいた
自分の辛い体験も経験も誰かの身代わりも全て受け止めてくれた
新しい恋もすぐそこまで来ている
取って繋ぐ手を間違わないでね