白身魚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ第5回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。イラストが白身魚さん。買うには理由充分ですね。
あとがきないのに早速面食らいます。
ボケと突っ込みが読んでて心地いい前半戦。20Pぐらい読んだところで友人にメールするほど引きこまれた前半の雰囲気のまま/苦労性の先生含めた学園ラブコメで最後まで突っ切ってたら星5つ。
一気にシリアス後半戦。シリアスすぎてちょっと引いた感はある。どこかで選択肢間違っちゃったような苦さがどうも…。
ゲームのシナリオの数多あるルートのひとつって感じかな。
そもそもあれだけの排他行動に走った人達を、なんの落とし前も無しに「許した」らしい。神さまかお前は。 -
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Posted by ブクログ
【内容】
今回のゲームは、囚われた姫を救出するリアルRPG。
現実世界(ゲーム上では精霊界)に福原、現実世界と完全リンクした仮想空間(ゲーム上では人間界)にオリビアを配したコンビは吉と出るか凶と出るか?
パルス能力の限界をかけたゲーム再び。
【感想】
三度目もやっぱりスゴイ!
よくこういう込み入ったゲームルール考えられるなぁ。込み入ったといっても、読んでるうちにすんなり理解できてるからまたビックリ。
特にラストスパートかかってからの福原たちの痛みは、伝染してきてちょっと苦しく切なかった。そんで、調子よかった福原がカッコ良く見えるという。
読み応え十分でラノベを見直した作品。 -
Posted by ブクログ
前作主人公が転じ、高橋を主とした時間軸で引き続きシェルター内部の疑心が悪化した二作目。今にも壊れそうな秩序の上にどろりと聳え立つ人間関係の壁。閉鎖空間に並ぶ優劣社会。信じるか裏切るか、それはゲームのようで最も現実的な駆け引きが行われる非安息の地。時折混じる黒川との格闘に物語のスピードを感じつつも低迷を走る生徒の警戒が物語の変動を引き止めています。恋は思考を麻痺させ、ストレスは人間味の代償に爆発的な負のスパイラルへ陥る最中、鳥篭の意外な終息にページをめくる手は止まることを忘れていました。最後の最後に思考を殺さなかった高橋はほんの少しだけ情けなくて、いつもの何倍も男前にみえるあの感覚は完全な土橋ワ
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Posted by ブクログ
【内容】
建物の全体像がまったく分からない状態からの脱出ゲーム。
キングとクイーンがペアとなり、協力して出口を捜していくシステム。
しかし、この暗中模索のペアが複数いる時、ゲームはそう簡単には終わらない……。
【感想】
心理戦、頭脳戦、肉弾戦。男と女。人と金。
人間世界の縮図を見るようなゲームだった。すべてのバランスが微妙に変化しながら保たれてこそ、生きていけるという。
この作品、読んでいると心地よい疲労を感じて、結構ハマる。
自分で状況を想像できるようになると、どんどん読める。
今回、前巻で抱いた福原のイメージとはまた違う部分が見えたりして、結果的には私の中で男前度UP。