白身魚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ番外編最終巻。短編4本を収録しています。
「お兄ちゃんの友達チェック」は、太一の家にやってきた文研部員たちを、彼の妹の莉奈がチェックする話。
「カップルバトルロイヤル」は、藤島麻衣子の提案により、学園全体を巻き込んだ一大イベントが開催されます。千尋と志乃がコンビを組んで、太一・姫子コンビにポーカーの勝負を挑んだり、本編では実現されなかった唯と千夏の空手対決がおこなわれたりしつつ、渡瀬が藤島さんへの想いを彼女に打ち明けるストーリーです。
「新入生よ、大志を抱け」は、3年生の太一たちが引退して千尋と志乃が勧誘する文研部を、加藤拓海(かとう・たくみ)という男子生徒が訪れる話です。
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Posted by ブクログ
同作者の『扉の外』でも同じ密室空間ネタをやっていたが、こちらでは心理ゲームというよりトリック性を重視したゲームになっている気がする。特に後半のインタレストゲームは数字との戦いというお題を判り易く表していると思う。
しかし、前作と同じく主要人物とその他大勢という壁を明確にしすぎている気がする。流石にクラスメイトに対して『由紀の後ろの女子生徒』とか『クラス委員長の男子生徒』という呼び名は正直如何なものかと思った。
ボリュームとしては後半のインタレストゲームがほとんどを占めているような作品なのでストーリーに関する評価が難しいが、それでもゲームの展開は面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結局買ってしまった土橋真二郎の最新作。女の子にとって高校時代の恋愛はゲーム、と定義し結構えげつないことも書いてあるが、真実の一端だったりするので侮れない。記憶をなくした女子生徒のデートを再現し本物の恋人を見つける試みは頭脳派な感じが楽しかったが、そのあとの主人公が反省していくのに合わせたゲーム展開は好みじゃなかった。結局夕凪の何に主人公は感化されて何に目覚めたのか分からない。主人公の性格はそのままに、もっと頭脳でのし上がるところが見たかった。散発的にゲームが行われるが、どこを答えとして持って行きたいかよく分からなかったのでそんなに楽しめなかった。純粋にえげつないゲームにした方が良かったんじゃな
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